【美容師監修】ブルーのヘアカラー２６選！ブリーチなし・ありで髪色はどれだけ変わる？
2024/09/29
こんにちは！髪質改善と弱酸性カラーが得意な美容院ENORE（エノア）です。
ここ最近人気爆発中のブルー系カラー。鮮やかな色みでも落ち着いた仕上がりになるので、派手派手すぎるのが苦手だったり、ブリーチ初心者の方にもチャレンジしやすい髪色です。
そこで今回はブルー系カラーの色見本だけではなく、色落ちや頼み方、色持ちを良くするポイントなどについてもご紹介していきます！是非この記事でお気に入りのブルー系カラーを見つけてくださいね。
目次
〜ブルー系カラーの魅力〜
ブルー系カラーはここ数年で一気に人気の出てきた旬な髪色！おしゃれさん達の中にはもう染めている方もいらっしゃるのではないでしょうか？そしてブルー系カラーの人気と共に、少し暗めのネイビーブルーなど色の種類もどんどん豊富になってきました。
そんなブルー系のカラーは
神秘的でアンニュイな雰囲気になれる
髪色に涼しげがプラスされ透明感が出る
色味をしっかり感じられるのに派手すぎず大人っぽい仕上がりになる
など魅力がギュッと詰まっている髪色になります！
ブルー系カラーにする為にブリーチは必要？
明るい鮮やかな色にする時はもちろんブリーチが必要になることもありますが、ブルー系カラーは表現したい色合いによってはブリーチなしで染められるものもあります。今回はその辺もしっかりと明記しながら髪色のご紹介をしていきますね！
ブルー系カラーは何日で色落ちするの？
染めるブルー系カラーの明るさや色の濃さ、髪のダメージレベルや髪質によって変化しますが、ブリーチありの場合は早い方だと１〜２週間ほどで落ちてしまいます。逆にブリーチなしで濃いめの暗い色合いにすると１〜２ヶ月しっかり持つ方も。
元々ブルーなどの寒色系の色合いは暖色系に比べて色素の粒が大きく、髪の奥まで浸透しにくいので髪の表面の方で染まる性質があります。その為、紫外線やキューティクルダメージなどの影響も受けやすく色落ちしやすいんです。なので最後の方でもご紹介しますが色落ちしないようにしっかりと対策するのが大切になるんです。
色落ちするとどんな色になるのか
色落ちも染める色合いによりますがブリーチなしの場合は染める前の髪に近い色に。ブリーチした場合はベージュやシルバーっぽくなったりします。また染める色合いや染める前の髪色によっては、緑っぽくなる時もあるので、色落ちした後の髪色が気になる方は美容師さんに相談してみてくださいね。
理想のブルー系カラーにする頼み方は？
ブルー系カラーと言ってもたくさんの髪色があります。なので美容院に行く前に事前にSNSやネットなどでお気に入りの髪色画像を何枚か保存しておき、カウンセリングの時に美容師さんに見せながら相談するのがおすすめです。そうすると美容師さんにも自分の好みが伝わりやすく、理想の髪色になる確率がアップします！
また市販のカラー剤でのセルフカラーはおすすめしません。思ったような色にならなかったり、髪が大きくダメージしてしまう事がほとんどなので「色合いにこだわりたい」「髪のダメージが心配」な方はセルフカラーは止めましょう。
ブルー系のヘアカラーが似合う人は？
ブルー系ヘアカラーが特に似合うのはブルーベースの肌色の方！
パーソナルカラーだと「夏」「冬」の方ですね。
夏の方は涼やかで優しい「ブルーアッシュ」など
冬の方はビビッドでクールな「ネイビーブルー」など
が特におすすめです。ですがブルー系カラーは色の種類が豊富ですから、ブレンドする色合いによってはイエローベース「春」「秋」の方に似合う色合いもありますので是非取り入れてもらえたら嬉しいです！
２０２４年人気のおすすめブルー系カラー
ブルーアッシュ
ブルーの青みとアッシュのくすみ感による綺麗な透明感がとってもおしゃれな色合いでブルー系カラーの中でも特に人気のお色です。
明るめ（ブリーチあり）
(↑ブリーチする事でしっかりとアッシュのくすみ感。ブルーの神秘的な色合いを楽しむ事が出来ます。)
明るめ（ブリーチなし）
(↑ブリーチなしだと、髪のベースカラーの影響でブラウンみがプラスされおしゃれ！)
暗め（ブリーチあり）
(↑暗めにするとブルーの色素が濃くなり、鮮やかでより深みのある印象に。)
暗め（ブリーチなし）
(↑暗髪にすると地毛ぽくない、黄みと赤みが抑えられた外人さん風の髪色に。)
ブルーバイオレット
ブルーバイオレットは紫色で色合いに深みが出て、さらにしっとりとした艶感がしっかり出る美髪カラー。髪のダメージやパサつきが気になり、髪を綺麗に見せたい方におすすめです。
明るめ（ブリーチあり）
(↑濃くしっとりとしたパッと目を引く鮮やかカラー！ブリーチをしているからこそ出来る派手めな色合いです。バイオレットがブレンドされているので、色落ち過程で黄ばみが出にくいのもおすすめポイント！)
明るめ（ブリーチなし）
(↑こちらのインナーカラーはネイビーブルー（ブリーチあり）です。表面はブリーチなしブルーバイオレットアッシュ！)
暗め（ブリーチあり）
(↑暗めにしっかり色素を入れるとブルー感が強くなります！ダークカラーのファッションと相性抜群！)
暗め（ブリーチなし）
（↑ブリーチありと比べると、地毛の色素が残っているので赤みが感じられるバイオレット寄りの色合いに。光が当たるとバイオレットのふんわりとした色合いが、光が当たらず陰になるとブルーの神威的な色合いが楽しめます。）
ネイビーブルー
ネイビーブルーは紺色に近い髪色の事。しっかりと濃い色素を浸透させていくので暗めの仕上がりになります。ブリーチをする場合は目を引く鮮やかな色合いに、ブリーチなしだとくすみ感が出て深海のように深い色合いになります。
暗め（ブリーチあり）
(↑ブリーチをするとネイビーブルーの色みがはっきりと出てくれます！)
暗め（ブリーチなし）
(↑ネイビーブルーは他の色に比べ、ブリーチありとなしの髪色が大きく変わりませんが、ブリーチをしない場合元の髪色の赤みやオレンジみが加わるので、くすんで柔らかい印象になります。)
ブルージュ
ブルージュとはブルーとベージュを合わせた色の事。ブルーで髪の赤みや黄みを抑え、ベージュのふんわりと柔らかな色の中にしっとりとした艶と深みを出してくれます。ベージュは黄みがあり毛先がパサついて見えやすいデメリットがあるので、それをカバーするためにブルーを混ぜてあげるのもおすすめなんです！
明るめ（ブリーチあり）
(↑ベージュは元々黄みのあるナチュラルカラー。ブリーチをして髪のベースが黄色っぽくなっているのもあって、少し緑っぽくくすむのが特徴！)
明るめ（ブリーチなし）
（↑こちらの方は元の髪色が１０トーンくらいの明るめでしたので、暗い髪色で染める場合はもう少しブラウンみが出てきます。）
暗め（ブリーチあり）
(↑ブリーチありの暗めブルージュも、マットに少し寄った色合いに。黒髪に近い暗いトーンで染めても透け感のある軽やかな髪色になります。)
暗め（ブリーチなし）
(↑ブリーチなしの方がブラウンみが出ます！)
マットブルー
マットとブルーの相乗効果で髪の赤みをしっかり抑えてくれるのが人気の理由！ブリーチなしで染めると髪の色素を活かしながら、いつもと違う！とろけるように滑らかな髪色になります。
明るめ（ブリーチあり）
(↑マットブルーはthe寒色系の色合いという事もあり、明るく染めても実際に染めたトーンより暗めに見える！)
明るめ（ブリーチなし）
(↑ブリーチをしていないと、髪の赤みや黄みがしっかり抑えられているのが分かりやすいですね！外人さんみたいな素敵なブラウン髪になれます！)
暗め（ブリーチあり）
(↑派手髪なんだけど、チカチカ悪目立ちしない。アンニュイな色合いがとっても素敵！)
暗め（ブリーチなし）
(↑奥深いしっとりとツヤツヤな仕上がり)
ビビットブルー
「THE 青」が良い方はブリーチしてビビットブルーを選びましょう。この時濃いめの色で染めるのがポイント。薄く明るい色を入れてしまうと色落ちが早くなってしまいますが、濃いめでしたらブリーチ毛でもできるだけ長い間髪色を楽しめます。
ブルーシルバー
ブルーシルバーはブリーチ必須の個性派カラー。シルバー単一よりも色合いが深くなるので、艶やかに見えるのが特徴です。
（↑ブルーシルバーとブルーアッシュハイライトのデザインカラー）
ネイビーグレー・ブルーグレー
ネイビーグレーやブルーグレーは灰色みが強い髪色です。ブルーアッシュにも似た色ですがアッシュ系は柔らかく優しい色合い、グレー系は無彩色でメタリックな硬い色合いがカッコいいのが特徴です。
暗め（ブリーチあり）
（↑メタリックな質感がとってもかっこいい！クールな色合い。グレー単品で染めるよりも、髪の黄みを抑えてくれるので綺麗に発色してくれます。）
暗め（ブリーチなし）
(↑ブリーチ無しでも重厚感のあるかっこいい仕上がりに！)
ターコイズブルー
ターコイズブルーは緑が混ざっているので、パーソナルカラーだとイエベ秋さんに似合いやすい色合いです。鮮やかな色を出すためにブリーチ必須の髪色になります。ダメージが心配な方は美容師さんに相談してくださいね！
ブルーブラウン
ブラウン系カラーはブリーチなしでも綺麗に発色します！ブルーをブレンドする事で髪の余計な赤み・黄みを落ち着かせナチュラルな仕上がりですが外国人風の垢抜けた色合いになりますよ！イエローベースの肌馴染みも良いのも大きなメリットです！
明るめ（ブリーチなし）
(↑いつもブラウンカラーで染めてるけど、ちょっぴりイメチェンしたいな。って時に試したいしっとり仕上がるブルーブラウン。明るめにしても髪の黄みが抑えられるので、パサついて見えにくいのも嬉しいポイントです。)
暗め（ブリーチなし）
(↑暗くしたいけど、真っ黒は嫌。でも地毛に近い色にする必要がある。そんな時におすすめ！ブルーは元のトーンより暗めに見えるので、少しだけトーンを明るめに設定したブラウンにブレンドするだけで暗く見えてくれます。ガッツリ黒染めしちゃうと明るくする時大変になりますから、少しでも工夫して明るくしやすい様に染めてあげる。そんな時にも大活躍です！)
ブルーブラック
ブルーブラックはブリーチなしの暗めカラーですが、ブルーカラーの効果でおしゃれなくすみ感と透明感がプラスされるのが魅力の髪色です。地毛の赤みが強い日本人の黒髪とは全然違う色なので、会社などで髪の明るさの規定がある中でも楽しめますよ！
メンズに一押し！ブルーカラー３選
メンズにもクールで落ち着いた色合いのブルー系カラーはおすすめ！特に落ち着いた暗めの色は髪をツヤツヤに見せ清潔感が出るのでメンズ人気が高い一押しカラーです！
「ブルーアッシュ」
透き通る透明感が魅力のブルーアッシュ。光が当たった時にブルーが綺麗に発色してくれます。
「ネイビーブルー」
深みのある洗練された色合いでクールな印象に。モノトーンファッションなど綺麗めな洋服との相性抜群です。
「ブルーブラック」
黒髪ですがブルーをブレンドする事で、地毛にはない透き通るような透明感が生まれ黒髪なのに重たくならない。おしゃれで垢抜けた髪色になります。
色落ちしやすい。ブルーカラー色持ちの秘訣は〇〇！！
色落ちしやすいブルー系カラーの色持ちを良くするには美容院でのカラーやお家でのヘアケアで
①髪を出来るだけダメージさせないこと
②ダメージ部分はしっかりと毎日ケアしてあげること
が物凄く大切な秘訣になります。なので
美容院で
・ダメージレスで保湿効果の高い「弱酸性カラー」で染める
・ダメージがかなりある髪には「髪質改善トリートメント」で集中ケア
お家では
・髪に優しく栄養たっぷりの「アミノ酸シャンプー」を使う
・髪を洗ったらすぐに乾かす
・トリートメントを上手に活用して紫外線や摩擦、乾燥ダメージから髪を守る
などに気をつけてあげてくださいね！
↓詳しくはこちらの記事をご覧ください！
質問集
Q「初めてのカラーで黒髪から青髪にしたいです。ブリーチなしでも出来ますか？」
ブリーチなしだと最初は「寒色系ブラウン」くらいの色合いになり、思った様な色味にはならないと思います。ですが、毎回ブルー系のカラーで染めていると、髪の中の元々の色素が削られ、段々発色が良くなってきますので是非諦めず続けてみてください。
ブリーチありだと１回の美容院でもしっかりと発色しますが、その分髪も大きく傷んでしまいます。なので、まずはブリーチなしでブルー系カラーに挑戦してみて。
「やっぱりブリーチしてでも鮮やかなブルーカラーにしたい」
と思ってからブリーチありのブルーカラーにチャレンジしてみてください！ブリーチはカラー初心者の方が思っている以上に髪が傷んでしまいます。なのでヘアカラーにある程度慣れてからの方が後悔しにくいと思いますよ！
Q「ブリーチありでブルーカラーにすると色落ちはどうなりますか？」
ブレンドする色によっても変わりますが、ブルーカラーは
「ブルー→青が強い緑→黄みが強い緑→少し緑っぽいベージュ」
の感じで色落ちしていきます。結構色落ちの際に色みが大きく変わり、緑っぽくなるのでブリーチありのブルーカラーにしたい方は緑色も好きな人がおすすめ。またブルーカラーは色落ちが早く、数日で色が変わってきます。もし出来るだけ色落ちを抑えたい場合は数日に１度アッシュシャンプーやブルーシャンプーを使って髪に青の色素を補充してあげるのがおすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
ブルー系カラーは神秘的でクールな色合いが魅力的な髪色です！またいろんな髪色があるのでブルーベースの肌色の方にはもちろん。イエローベースの肌色の方にも似合う色はありますので、是非気になる方は美容師さんに相談してお気に入りのブルー系カラーで染めてみてください！
