ハイライトで白髪をおしゃれに!染める前に知っておきたい情報を徹底解説

2025/04/27
ハイライトで白髪をおしゃれに!染める前に知っておきたい情報を徹底解説

こんにちは!デザインカラーと弱酸性カラーが得意な美容院ENORE(エノア)東京店スタイリストの高橋です。

白髪を上手に活かしながら、おしゃれを楽しみたい!

そんな人におすすめなのが「ハイライトで白髪をぼかす」方法です。

「やってみたい」と思いつつ、初めての染め方で失敗しないか心配な人もいるでしょう。

事前にデメリットや、向いていない人を知っておけば、自分に合うカラーなのか判断できるので安心です。

この記事では、

  • ハイライトを白髪に入れたときの効果
  • ハイライトの白髪ぼかしと白髪染めの違い
  • ハイライトの白髪ぼかしのメリット・デメリット
  • ハイライトの白髪ぼかしが向いている人・向かない人
  • ハイライトの白髪ぼかしを入れたときの料金

などをわかりやすく紹介します。

▼ENORE東京店では「ハイライトの白髪ぼかし」をお得に体験できるクーポンをご用意しています。

この機会に自分にぴったりなカラーを見つけてくださいね。

目次

ハイライトを白髪に入れるとどうなる?白髪隠しができる?

白髪が気になる髪に細かくハイライトを入れると、白髪がぼやけて目立たなくなります

これを「白髪ぼかしハイライト」と言います。

全体よりも明るいカラーで筋状に染めることで、白髪と全体の明度の差が少なくなり、白髪
がわかりにくくなる
んです。

ただし、白髪を完全に隠すわけではありません。

白髪にほんのりと色をつけて、全体の髪とカモフラージュさせます。

白髪を「隠す」のではなく、うまく「活かす」染め方です。

ハイライトの白髪ぼかしと白髪染めの違い

ハイライトの白髪ぼかしと白髪染めは、使用するカラー剤が異なります。

白髪染めは、白髪をしっかりと染めるために、白髪染め専用のカラー剤を使用。

ハイライトの白髪ぼかしは、白髪のように明るい髪色に部分的に染めるので、ブリーチ剤とおしゃれ染めなどのカラー剤を使用します。

そのため、ハイライトの白髪ぼかしは「脱白髪染め」とも呼ばれています。

白髪を暗く染めたい人は、白髪染めがよいでしょう。

ハイライトの白髪ぼかしと普通のハイライトの違い

ハイライトの白髪ぼかしと普通のハイライトは、デザインの仕方が異なります。

普通のハイライトは、立体感や動きをつけるために入れます。

筋状を強調するような明るさや色味を選び、髪型に合わせてデザインをするんです。

ハイライトの白髪ぼかしは、白髪をわかりにくくするため、白髪と調和しやすい色味を選び、白髪が生えている部分に合わせてデザインをします。

【スタイル別】ハイライトの白髪ぼかし

ENOREで実際に、ハイライトの白髪ぼかしを入れたスタイルを見てみましょう。

ショートにハイライトの白髪ぼかし

白髪染めを繰り返しおこない、染料の蓄積でオレンジっぽさのある髪になっていたお客様。

「白髪をカバーしながらおしゃれな髪色に染めたい」と、ハイライトの白髪ぼかしを入れました。

ショートヘアにふんわりとした立体感と、透明感がグッと出て洗練された雰囲気に!

ボブにハイライトの白髪ぼかし

ハイライトをたっぷりと入れたボブの白髪ぼかしは、筋状と陰影のバランスを計算しつくしたスタイル。

白髪をしっかりと目立たなくしながら、髪に自然なツヤ感を足してくれます。

ベースカラーのダークブラウンが髪型を引き締めてくれるので、髪が広がりやすいボブの人にもおすすめです。

ロングにハイライトの白髪ぼかし

ロングにハイライトの白髪ぼかしをするときは、髪がきれいに見えるよう全体をダークカラーに染めてみましょう。

ハイライトでほどよい明るさは残しつつ、ダークカラーをベースにすることで髪に深みが加わり、ツヤ感を引き立てます。

メンズミディアムにハイライトの白髪ぼかし

ハイライトの白髪ぼかしは、白髪が気になるメンズにも試していただきたいカラー。

白髪をわかりにくくするだけでなく、ボリューム感や毛流れをプラスしてくれます。

ワックスでのスタイリングが苦手な人でも、髪色できちんと感やおしゃれさを出せるので、ビジネスシーンでも好感を持たれるでしょう。

【年代別】似合うハイライトの白髪ぼかし

どんなハイライトの白髪ぼかしに染めようか迷う人は、年代に合ったデザインにしてみませんか?

年代ごとの白髪の量や、髪の状態にフィットするデザインにすることで、お悩みを解消しながら自然な仕上がりになります。

30代・40代・50代に似合うハイライトの白髪ぼかしをチェックしてみましょう。

30代に似合うハイライトの白髪ぼかし

白髪がちらほら見え始める30代は、ナチュラルな仕上がりになるハイライトの白髪ぼかしがおすすめです。

ハイライトを全体カラーとなじむ、ほどよい明るさにすることで、数本混ざるチラホラ白髪がわかりにくくなります。

風で髪がなびいても、白髪が目立たないので安心です。

40代に似合うハイライトの白髪ぼかし

白髪が増え始める40代は、明るめカラーのハイライトで白髪ぼかしをしましょう。

明るいハイライトを全体に散らすことで、白髪が浮かずに自然にぼやけます。

肌がワントーン明るくなり、幸せオーラをまとったような仕上がりになります。

50代に似合うハイライトの白髪ぼかし

白髪がかなり多くなる50代は、寒色系カラーでハイライトの白髪ぼかしをしてみませんか?

寒色系カラーは、アッシュやグレーなどクールな色合いのカラーのこと。

白髪と調和しやすい色なので、白髪が多い人でも自然なカバーができます。

ハイライトの白髪ぼかしでおすすめのカラー

ハイライトの白髪ぼかしでおすすめのカラーを見てみましょう。

グレージュにハイライトの白髪ぼかし

女性から大人気のグレージュは、ハイライトの白髪ぼかしにもぴったりなカラーです。

灰色とベージュをいいとこどりした絶妙な色味は、白髪をさりげなくカバー。

落ち着いた色ですが、透明感やツヤがあり、大人っぽく上品な雰囲気にしてくれます。

ミルクティーにハイライトの白髪ぼかし

一度は「ミルクティーに染めてみたい」と思う人が多いのではないでしょうか?

ほどよいくすみ感と柔らかさのある色合いは、ハイライトの白髪ぼかしにもマッチします。

白髪をふんわりとなじませながら、垢抜けた雰囲気に見せてくれます。

黒髪ベースにハイライトの白髪ぼかし

黒髪ベースにハイライトの白髪ぼかしは、髪色にメリハリがつくスタイル。

色のコントラストが際立つことで、白髪をわかりにくくしつつ、毛流れをきれいに見せてくれます。

巻き髪のカール部分にハイライトが重なれば、よりトレンド感のあるスタイルになります。

ハイライトで白髪ぼかしをするメリット・デメリット

ハイライトの白髪ぼかしには、メリットもあればデメリットもあります。

あらかじめ確認しておきましょう。

ハイライトで白髪ぼかしをするメリット

ハイライトの白髪ぼかしには、魅力がたくさんあります。

  • 根元の白髪が伸びても目立ちにくい
  • 白髪染めよりも明るく染まる
  • 赤みを抑えて透明感のある色に染まる
  • おしゃれな髪色になる
  • 立体感やボリューム感が出て見える

ハイライトを入れて明るく染めることで、伸びてきたときの根元の境目がくっきりと出なくなります。

「染めたばかりなのに」と、根元の白髪を気にしなくていいのが嬉しいポイントです。

ハイライトで白髪ぼかしをするデメリット

ハイライトの白髪ぼかしで後悔しないためにも、デメリットを確認しておきましょう。

  • ハイライト部分にダメージが出やすい
  • 美容師によって仕上がりの差が出やすい
  • ハイライト部分の色落ちが早い
  • 白髪染めよりも施術に時間がかかる

白髪が目立たないようにデザインするので、美容師の豊富な経験やセンスが必要。

ハイライトの白髪ぼかしを入れるお客様が多い美容院へ行くのがおすすめです。

ハイライトの白髪ぼかしが向いている人

ハイライトの白髪ぼかしは、次の人に向いています。

  • 白髪の割合が少ない人
  • 白髪染めをやめたい人
  • 明るく透明感のあるカラーに染めたい人
  • おしゃれな髪色に染めたい人
  • いつもと違うカラーに染めたい人

白髪をしっかりと染めず、明るいカラーでなじませながら染めるので、いろいろなデザインや色味を楽しみたい人にぴったりです。

ハイライトの白髪ぼかしが向かない人

残念ながら、ハイライトの白髪ぼかしに向かない人もいます。

  • 白髪がかなり多い人
  • 白髪を完全に染めたい人
  • 色落ちが気になる人
  • ダメージが気になる人

白髪のように明るいカラーでなじませる染め方をするので、白髪がかなり多い人には向いていないケースも。

そんな人は、白髪に筋状の暗めカラーを入れる「ローライト」という方法もあります。

白髪の状態や、求める仕上がりによっても変わるので、美容師に相談してくださいね。

ハイライトの白髪ぼかしにおすすめのカラー剤

白髪が生える年代になると、髪質の変化が起こります。

きれいな髪を保つためにも、髪へのダメージが少ないカラー剤を選ぶのが大切です。

ここでは、カラー剤選びに徹底的にこだわっているENOREイチオシの「ケアブリーチ」と「弱酸性カラー」を紹介します。

脱色しながらダメージ髪の補修ができる「ケアブリーチ」

ハイライトの白髪ぼかしにマストなのが「ケアブリーチ」です。

ケアブリーチとは、脱色しながら髪のケアができるブリーチのこと。

試していただきたいのは「シュワルツコフ ファイバープレックス」というケアブリーチです。

髪はダメージを受けると、髪内部の繊維が切れそうになります。

「シュワルツコフ ファイバープレックス」は脱色しながら、切れそうな繊維をつなぎ合わせて、髪を補強できるんです!

髪の強度が上がると、私たちENOREスタイリストも感動したブリーチです。

ダメージを抑えたい人は、お試しくださいね。

髪への負担が少なく優しく染まる「弱酸性カラー」

弱酸性カラーとは、健康な髪や頭皮と同じ「弱酸性」の状態のまま染められるカラーです。

髪のキューティクルを無理に開かずに、穏やかに発色するので、髪への負担が少なく済みます

ENOREでは、おしゃれなカラーを楽しみながらも、美しい髪がキープできるよう、オリジナルで開発した「弱酸性カラー」を使用しています。

髪の栄養を残しながら、潤いをたっぷり届けるので、しっとりもっちりした仕上がりに!

髪への優しさや発色のよさが評価され、美容雑誌で特集が組まれたこともあります。

▼ENOREの「弱酸性カラー」について詳しくはこちらをご覧ください。

ハイライトの白髪ぼかしをしたときの料金

ハイライトの白髪ぼかしは、ブリーチでハイライトをしてから色を重ねるので、白髪染めに比べて料金が高くなります。

ENORE東京店でハイライトの白髪ぼかしをすると、料金は22,000円です。

ご新規様限定クーポンのご利用で、18,000円とお得に施術を受けられます。

(鎖骨から胸まで+1,100円。胸下+2,200円。)

※2025年4月時点の料金。すべて税込。

▼こちらからネット予約ができます。

ハイライトが伸びてきたらどうする?染める頻度は?

ハイライトが伸びてきても、毎回ハイライトを入れ直さなくても大丈夫

白髪染めよりも、染めている部分と根元の伸びている部分の境目がはっきり出ないからです。

染めてから期間が経ち、根元が気になり始めたら、おしゃれ染めなどで全体の色を入れましょう

ハイライトと根元の距離が出て、なじまなくなってきたら、ハイライトを入れるときれいな髪色をキープできます。

ハイライトが白髪みたいに見えない?

ハイライトが白髪に見えることは、基本的にはありません

ただし、くせ毛で髪がうねっていたり、チリチリしていたりすると白髪のように見えることも

白髪は髪の構造が変化することで、うねりやすくなっているからです。

くせ毛の人がハイライトの白髪ぼかしをしたときは、髪表面だけでもブローやヘアアイロンをするようにしましょう

もしくは、ハイライトを入れずに白髪ぼかしをする方法もあります。

次の章で詳しく紹介します。

ハイライト以外で白髪をぼかす方法もおすすめ

ハイライト以外に、明るいカラーで白髪をぼかす方法があります。

おしゃれ染めを使い、明るく透明感のある色に染めることで、白髪と調和させる方法です。

ハイライトの白髪ぼかしと同様、白髪は完全に染まらずやんわりと染まる程度ですが、白髪が全体となじみます

▼矢印のところに白髪がありますが、目立っていませんよね。

▼このようにほのかに白髪に色がつきます。

ENOREでも取り入れており、「こんな自然に白髪が目立たなくなるなんて知らなかった」と驚く人も多いです。

ハイライトを入れてみたいけれど、

  • 色落ちが心配な人
  • ダメージをかけたくない人
  • くせ毛の人
  • 料金を抑えたい人

は、ぜひ試してみてくださいね。

まとめ

ハイライトの白髪ぼかしが自分に合っているかどうか、わかりましたか?

ハイライトの白髪ぼかしは、

  • 白髪染めをやめたい人
  • 明るくおしゃれな髪色に染めたい人
  • 染める頻度を少なくしたい人

におすすめのカラーです。

白髪を完全に染めたい人は、白髪染めを選んでくださいね。

また、ハイライトをせずに、おしゃれ染めで明るいカラーに染めて、白髪をなじませる方法もあります。

ENOREでは、髪質や白髪の状態、ご希望のスタイルに合わせて、最適なカラー方法のご提案ができます

ぜひ「今の髪色が一番に似合っている!」と思えるカラーに染めましょう。

▼こちらからのご予約をお待ちしております。

※ネットでご予約いただくと当日別メニューにしたいときに他のクーポンへの変更も可能です!