”弱酸性カラー”の全てを徹底解説!「髪が傷まないって本当?」
2024/01/23こんにちは!髪質改善と弱酸性カラーが得意な美容院ENORE(エノア)です!
トリートメントで髪をツヤツヤ綺麗にするのも1つのヘアケアですが、
「ヘアカラーで髪にダメージを与えないようにして本来の美しさを保つこと。」
これが美髪にとって凄く大切なポイントです!
そこで大活躍なのが「弱酸性カラー」
髪本来の美しさを保もてると、美容に敏感な方々が今注目しているヘアカラーなのですが
本当に髪にとって良いのでしょうか?
ということで本日はエノアでも人気の「弱酸性カラー」についてお話していきたいと思います。
「弱酸性カラーってなんで髪に良いの?」
「具体的な効果は?」
「デメリットはないの?」
そんな疑問にどんどん答えていく内容になってますので、是非ご覧ください!
*お時間のない方は気になる目次をクリックすると見たいところだけ読むことが出来ますよ(*^-^*)
目次
弱酸性カラーとは?
では、早速「弱酸性カラー」についてお話を、、!!!
と言いたいところですが、弱酸性カラーの特徴や良さを知っていただくには
まず髪のダメージについて理解していただけるととっても分かりやすいので、
先に
「髪がどうダメージしていくのか」「美髪になるにはどうすればいいのか」
簡単に解説していきますね!
髪の美しさは、どんどん引き算されていく。
髪はまず「死んだ細胞」で出来ています。なので一度傷んでしまうと復活する力がありません。
つまり、「お肌のようにケガをしても時間が経つと治る」ということが出来ないんですね。
だから、髪の毛は根元の生えたてホヤホヤの何も手を付けていない時が
「100点満点の一番元気で傷みのない綺麗な状態」
そしてヘアカラーやシャンプー、トリートメントなどでダメージを受ける程
髪の体力が引かれていき元気が無くなっていきます、、。
だから毛先が最もダメージを受けていてパサつきやすく、色落ちしやすいんです。
ここで勘違いしやすいのが、トリートメントで髪が治ると思ってしまうこと。
トリートメントはあくまでも
「ダメージ部分を補修、補強して髪を綺麗にこれ以上傷まないように補強する」
ヘアケアですから、言葉は悪いですがあくまでも「綺麗な髪に”見せている”」だけ、
髪のダメージが無くなっている訳ではないんです。
「髪をいかに傷めないでヘアカラーするか」が美髪への近道
ということで、「髪をいかにダメージさせずヘアカラー」が出来るかどうかで
髪の状態は大きく変わります。
つまりダメージを最小限に抑えて、髪の体力をしっかり残しながら毎回ヘアカラーが出来れば
必然的に髪の根元~毛先まで綺麗な状態を保てる!
なので髪をダメージさせず本来の美しさを保つ事こそが美髪への本当の近道であり、
その近道のひとつが
「髪を傷めないようにヘアカラーすること」
つまり
「『弱酸性カラー』でヘアカラーをすること」
なんです!
ヘアカラーによるダメージの原因
では「なぜ弱酸性カラーが髪に良いのでしょうか?」ついに本題をお話していきますね!
もともと一般的なカラー剤はアルカリを沢山含んでいて「アルカリ性」です。
そして、このアルカリが髪表面にあるキューティクルを開くことで薬剤が浸透し、脱色・染色をして髪を染めていきます。ですがこの時、キューティクルが開くことで髪の毛の中の栄養分も一緒に流れ出てしまいます。それにより、髪の中はスカスカな状態、キューティクルも荒れてしまい大きなダメージに繋がってしまっていたんです。
しかも、健康な髪や頭皮は元々「弱酸性」の状態です。
なのにアルカリ性のカラーを使ってしまうと、髪の「弱酸性」が乱れてしまいダメージしやすい髪になってしまいます。そのためヘアカラーをして時間が経つにつれどんどん髪は傷み、広がったり切れ毛になったりと髪が傷んでいってしまうんですね。
髪や頭皮と同じ”弱酸性”のカラー剤が「弱酸性カラー」
そこで開発されたのが「弱酸性カラー」!!
弱酸性カラーは髪と同じ「弱酸性」でキューティクルを開かずにお薬が髪に浸透していきます。
そのため、髪内部の栄養分の流出を最小限に抑え、ダメージレスに髪を染めることが出来ます!さらに健康な髪の「弱酸性」の状態を乱さずに染めることが出来ますから、ヘアカラーをして時間が経ってもダメージしにくく良い状態を保つことが出来るんです!
弱酸性カラーのメリット・デメリット
ではここから具体的に弱酸性カラーについて解説していきますね!
弱酸性カラー7つのメリットと効果
〜ダメージを最小限におさえられる〜
髪へのダメージを最小限に抑えることが出来るため、ヘアカラーをする度どんどん髪がダメージするお悩みを改善することが可能!特に現代人の髪の毛は度重なるカラーやパーマなどで、薬剤ダメージにとても弱い髪になっています。なので薬剤ダメージを最小限に抑えることのできる弱酸性カラーは現代人の髪と特に相性が良いんです!
〜縮毛やパーマと同時に施術してもらう事も可能〜
普通のカラーはアルカリ性。なので同じアルカリ性である縮毛矯正やパーマと同時に行うことは薬事法で禁止されています。ですが、弱酸性のヘアカラーなら大丈夫!同じ日に縮毛矯正やパーマが出来るので何度も美容院にいく手間も省けます!
〜艶とまとまりが出る〜
髪の栄養分の流出を抑えてカラーリングが出来るので、髪のありのままの美しさを保つことが可能!ヘアカラーをした後も綺麗なツヤとまとまりをしっかり出すことが出来ます。ヘアカラーをするとパサパサ。髪が綺麗に見えなくなった、、。そんなお悩みとはおさらばです!
〜保湿力が高く「しっとり」「もっちり」と柔らかな髪に〜
普通のカラー剤だとアルカリが強い分キューテイクルをしっかり開くため、トリートメント成分を入れても髪の栄養成分(脂質やタンパク質)と一緒に出て行ってしまい、トリートメント効果が薄くなってしまいます。ですが弱酸性カラーならキューテイクルを開かずに染めていけるので、髪の中に浸透したトリートメント成分を髪内部に定着させ
「しっとり」「もっちり」「柔らかく」弾力のある仕上がりに。
髪の乾燥も予防してダメージを防いでくれます。
〜時間が経っても髪の調子が良い〜
・カラーリングによるキューティクルの荒れを抑える
・髪の「弱酸性」を保つことが出来る
ので弱酸性カラーをして時間が経った時も髪の良い状態を保つことが出来ます。1か月後も2か月後も綺麗な髪質を維持したい方にぴったりです!
〜色持ちアップ〜
(↑色持ちが良いので毎回根元のみ弱酸性カラーで染めている白髪染めのお客様)
元々の髪質によっても多少左右はされますが、 色持ちも良いのが弱酸性カラーの特徴!髪はダメージしてるほど、色持ちが悪くすぐに色落ちしてしまいます。ですが、ダメージレスな弱酸性カラーでしたら色持ちもアップ!続けるほどに髪もダメージの少ない良い状態をキープできますから、さらに効果を感じていただけるようになります。
弱酸性カラーのデメリット
どんなに良い商品、良い薬剤もデメリットは必ずあります。なので、デメリットもしっかり理解していただいたうえで、弱酸性カラー挑戦したいと思ったら是非チャレンジしていただけると嬉しいです!
ダメージが「0」になるわけではない!
冒頭でもお話ししましたが、髪は手を加えていない生えたての時が最も健康的でダメージのない状態です。なので、弱酸性カラーでも髪に手を加えるのに変わりはないですから、少なくてもダメージは与えてしまいます。
あくまでもダメージ「レス」
「0」になるわけではありません。
ですが、髪に与えるダメージが最小限になることで髪の状態はかなり良くなっていきますよ!
髪を明るくするのが苦手
普通ヘアカラーは
髪の中の色素を「脱色」→カラー剤の色素で「染色」
して髪色を変えていきます。ですが弱酸性カラーは薬剤の反応が穏やかな分「脱色」するのが苦手な特徴があります。つまり髪を明るくしていくのが苦手!なので弱酸性カラーは基本的に毛先の退色して明るくなった部分に使い、根元の染めたことのない部分は別のカラー剤を使用することになります。
(白髪染めなど6トーン以下の暗い色なら根元も対応可能!)
使いこなすには美容師さんの高い技術が必要
一般的なカラー剤とは違いますし、弱酸性カラーを使いこなすにはより高度な技術と知識が必要です。なので、ただ弱酸性カラーを使えば髪が綺麗になるしダメージレスが出来るわけではありません。ちゃんと使いこなす美容師さんが使わないと弱酸性カラーの効果が発揮されないので注意が必要です。
薬剤代が高いのでメニュー金額もお高め
弱酸性カラーは高級なカラー剤です。なので仕入価格が高く、その分メニューの金額も高くなってしまいます。
取り扱っている美容室がかなり少ない
- 使いこなすには高度な技術と知識が必要
- 薬剤代が高い
この2つの理由から、取り扱っている美容室が少なく「やりたい!」と思ってもお家の近くで出来ない可能性が高いのもデメリットのひとつ。定期的にカラーはしますからお家の近くで出来ると便利なんですけどね( ;∀;)
また、そもそも「弱酸性カラー」を知らない美容師さんも結構いるのが現状です、、。
エノアオリジナル「弱酸性カラー」5つの特徴
ここまでは弱酸性カラーのメリットとデメリットをご紹介させていただきました。
ですが弱酸性カラーと言っても美容院によって取り扱っているメーカーも違いますし、
染め方も多少変わってきます。なので
次はエノアの弱酸性カラーの特徴についてお話ししていきますね!
弱酸性カラーの効果をしっかりと発揮し、さらに上質な仕上がりをお客様に提供するため、
エノアでは弱酸性カラー以外にもこだわって施術を行っています。
美容院選びの参考に是非ご確認ください!
①明るくしたい部分には髪への負担を抑えるカラー剤を使用
先ほど弱酸性カラーのデメリットで紹介しましたが、弱酸性カラーは髪を明るくするのが苦手なので髪を明るくしたい部分には別のカラー剤を使用することになります。
そこでエノアでは髪を明るくする部分に
「ケラチンPPT」
「大豆リン脂質」
「ローズマリーエキス」
など髪や頭皮ケアの成分がたっぷり含んでいる髪への負担を抑えたカラー剤を使用!
さらに、、
↑出来る限り髪への負担を無くすため一般的なカラー剤よりもpHの低い「弱アルカリ」性にして髪の負担を抑えながら、明るくしつつ綺麗な発色が出るようにしています!
②髪の補修力と質感アップのため処理剤(栄養補給剤)で髪に2回補給していく
髪の補修力・保湿力と質感をさらに良くするために、カラー前とシャンプー後に
髪の健康に必要不可欠な栄養成分
・CMC:髪を補強ししっかり保湿!髪の調子を良くしてダメージから髪を保護するベース作り
・シルクタンパク、セラミド:髪の原料にもなるタンパク質を補給&セラミドで優しく保湿し潤いを!
髪の栄養分たっぷりの処理剤を髪に使用していきます。
ダメージしている部分をしっかりと補修&補強!スペシャルケアを施していきます。
③エノアエイジングケアシャンプー&トリートメントで髪を優しく洗います
髪に優しい成分で出来ているエノアエイジングケアシャンプー&トリートメントはカラー直後の繊細な髪を優しく洗いながら同時に髪に必要な毛髪補修成分「13種のアミノ酸」をしっかり補給!
さらにシャンプー、トリートメントに含まれている「ヘマチン」は
・髪が育つベースを整えエイジングケアやダメージケアが期待出来る
・カラー剤の色素の定着を手助けして色持ちを良くする
などの効果があると言われていて、カラーしている髪にぴったり!こちらで髪を洗いケアしていきます。
↓エノアエイジングケアシャンプー&トリートメントについて詳しくはこちら
④パーマ・縮毛矯正でも「弱酸性」のオリジナル薬剤を使っています!
弱酸性カラーでダメージを抑えても、パーマや縮毛矯正で髪あが大きく傷んでしまったら意味がないですよね。
ですがエノアではパーマ、縮毛矯正でも弱酸性の髪に優しいオリジナルの薬剤を使っていますので、トータルでしっかりとダメージを抑えることが出来、カラーと同時に行うことも可能!髪の綺麗も保ちながら時間を節約できるのも大きな魅力の1つです!
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⑤髪のダメージが気になる方には髪に優しいトリートメントメニューもあります
もし元々のダメージレベルが高く髪の状態が悪いのが気になる方は
や
(詳しく知りたい方はメニュー名をクリック!)
を活用するのもおすすめです。
髪への負担を抑えて安心してトリートメント出来るだけではなく
・髪のエイジングケア
・傷みにくい髪作りが出来る
・ワンランク上の艶とまとまりが手に入る
などの効果も期待できるトリートメントです!
髪のダメージが気になる方は是非エノアスタッフにトリートメントをやるべきかご相談ください!
エノアで弱酸性カラー!実際の仕上がり!
では実際に弱酸性カラーをお試しいただいた方の仕上がりを是非ご覧ください!
↓弱酸性カラーをお試しいただいたお客様の声
白髪染めにも弱酸性カラーおすすめです!
髪の老化が始まっていて傷みやすく繊細な白髪が気になる髪の毛(エイジング毛)は
髪を傷ませずにカラーをするのが難しく
度重なる白髪染めでさらに髪はボロボロ・バサバサになってしまいます。
そこで弱酸性カラーで白髪染めをするのがかなりおすすめ!
ダメージを抑えて繊細なエイジング毛も優しく染めていくことが出来ますから、
弱酸性カラーを続けることでこんなに若々しい艶髪に!↓
綺麗な髪を維持したい!
若々しい艶髪になりたい!
オトナ女子にぴったりなカラー剤でもあるんです!
↓白髪染めに弱酸性カラーがぴったりな理由はこちらで詳しくご紹介中です!
ホームケアもお忘れなく!
弱酸性カラーでダメージレスなカラーが出来ても、
お家で髪の状態を左右するのはホームケア!皆さん自身です!
ホームケアを怠って髪がボロボロになってしまったら、
弱酸性カラーをした意味がなくなってしまいますから、
是非ホームケアも見直して綺麗な髪を維持してあげてくださいね!
ちなみにホームケアを見直すならまずは「ホームケアで髪が傷む2大要因」と言われている
・シャンプー
・ドライヤー(髪の乾かし方)
から始めてみるのがおすすめですよ!
↓ホームケアで人気の記事はこちらです。
弱酸性カラーの質問集
Q1「アルカリカラーと酸性カラーの違いはなんですか?」
アルカリカラーは「酸化染毛剤」と呼ばれる一般的なカラー剤の事で髪の奥に浸透し発色します。
それに対して
酸性カラーは「酸性染毛料」と呼ばれていて分かりやすい言葉だと『ヘアマニキュア』の事です。ヘアマニキュアは髪の表面付近で着色して髪が染まります。
弱酸性カラーは部類としては、髪の中に浸透し染まるので「酸化染毛剤」の仲間ですが、アルカリ性ではなくお肌や髪と同じ「弱酸性」の性質を持っているカラー剤です。つまりアルカリカラーのように髪に浸透し染まる能力がありつつ、酸性カラーのようにダメージレスな一面を持つカラー剤なんです。
Q2「一般的なアルカリカラーと弱酸性カラーの違いは?」
大きな違いは2つあります。
まず1つは、一般的なアルカリカラーがアルカリ性で髪を大きくダメージさせるのに対し、弱酸性カラーは髪や頭皮と同じ「弱酸性」でダメージが大きく抑えられる点。
もう1つはアルカリカラーに含まれるアルカリが入っていないので、髪へのブリーチ(脱色)効果がないので髪を明るくするのは苦手という点です。
ダメージを大きく抑えられますし髪色も繊細な表現が出来ますが、髪は明るく出来ないのでその場合エノアでは弱アルカリ性のオリジナルのカラー剤を使い、髪を明るくする能力を残しつつダメージを最小限に抑えることの出来るカラー剤で対応していきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ダメージを最小限に抑え、髪本来の美しさを引き出すヘアカラーとして弱酸性カラーはぴったりです!
髪のダメージにお悩みの方
美髪になりたいとお考えの方
は是非お試しください!
何かご質問などありましたらエノアスタイリストにお気軽にご相談くださいね(^ ^)
最後までご覧いただきありがとうございました!