分かりやすい！美容師が教える『ブリーチカラーとは』ヘアカラーとどっちがいいの？
2024/07/24
こんにちは！ケアブリーチと弱酸性カラーが得意な美容院ENORE（エノア）です。
皆さん聞いた事のある「ブリーチ」
何となく髪が明るくなるイメージはするけど「普通のヘアカラーと何が違うのか？」「ダブルカラーとブリーチカラーって一緒なのか？」結構分からない事多いのではないでしょうか？
言葉の意味やカラーとの違いが分からないと綺麗な髪色にしたいと思っていても、、、「自分はどれで染めて良いのか？」「美容院を予約する時どうしたら良いのか？」分からなくて不安だと思います。そこで今回はエノアがお困りの皆さんの疑問を解決できる様に分かりやすく解説！
もちろん。メニューの予約が分からなくても。実際にきてメニューが変わったとしても美容師としては何の問題もありません。ですがお客様側からしたら不安だし、予算の検討もつきにくくなって困りますよね。
困っている方や不安な方がこの記事を読んで少しでも安心して美容院に足を運んでもらえたら嬉しいです！では早速お話ししていきますね！
目次
ブリーチとは
「ブリーチ」とは髪の毛の中にある色素を抜く事。
髪にある色素を抜くことで「黒→茶色→オレンジ色→黄色」というふうに髪の色を明るくすることが出来るんです。
ブリーチとカラーの違い
普通のカラー剤は髪を明るくする「ブリーチ効果」と髪を明るくした後に髪に色素を浸透させ発色する「染色効果」がどちらもある為、１回ヘアカラーをしただけで髪が別の色に染める事が出来ます。それに比べ「ブリーチ剤」は髪の色素を抜く事に特化した薬剤。染色効果はありません。髪を他の色に染める事は出来ませんが、その分しっかりと色を抜いて髪を明るくしてくれるんです。
ブリーチ１回でどこまで明るくなるの？
ブリーチ１回で一般的には「１４〜１６トーン」くらい明るくなると言われています。ただ実際にどこまで明るくなるかどうかは個人差が結構あります。ブリーチ前の髪色が黒髪の方より、カラー履歴のある明るい髪の方が明るく仕上がりますし↓
髪質的にキューティクルがしっかりしている太毛さんは明るくなりづらいです。また過去に黒染めや白髪染めの履歴がある場合はブリーチを使っても、あまり明るくならない事もあります。人それぞれブリーチ１回でどこまで明るくなるかは変わってきますので、気になる方は担当の美容師さんに聞いてみてくださいね！
「ダブルカラー」や「トリプルカラー」って何？
ダブルカラーやトリプルカラーはその名の通り
ダブルカラー→「２回カラーをする（ブリーチ＋カラー）」
トリプルカラー「３回カラーをする（ブリーチ＋ブリーチ＋カラー）」
メニュー名になります。ブリーチは髪の色を抜く専用の薬剤なので、最後にカラーをして色素を入れてあげないと髪の色を抜いただけのキンキンの状態になってしまいます。なのでほとんどの場合、ブリーチで髪の色をしっかり抜いた後、仕上げにヘアカラーで染色していく事になります。
ブリーチなしのダブルカラーもあります！
ブリーチなしのダブルカラーやトリプルカラーもあります。
カラー剤の中でも「ライトナー」と呼ばれる髪の色素を抜く専用のカラー剤があります。それを使用する事でブリーチなしのダブルカラー・トリプルカラーも可能なんです！
ただブリーチと比べるとライトナーは髪を明るくする力が弱いです。なのでブリーチかライトナーにするかは美容師さんとまずは話し合って決める様にしましょう。
※ブリーチは「脱色効果（髪の色素を抜く）」＋「脱染効果（過去のカラーの色素を抜く）」２つの効果がありますが、ライトナーは「脱色効果」のみしかありません。しかも脱色の効果自体もブリーチより劣るので髪の明るくなり具合に差が出てくるんです。
ヘアカラーとブリーチどっちがいい？
ヘアカラーだけでいくか。ブリーチをするか。はたまたブリーチなしのダブルカラーをするのか、、かなり悩みどころだと思います。では「自分には具体的にどちらが良いのか？」判断したいときは、まずブリーチのメリット・デメリットを見てみましょう！
ブリーチのメリット・デメリット
『メリット』
・カラー剤だけでは出来ない透明感のある明るいヘアカラーが表現出来る
・カラーの幅が広がる
『デメリット』
・髪や頭皮へのダメージが大きい
・色落ちがとても早くなる
・パーマや縮毛矯正をかけるのが難しくなるor無理になる
ブリーチ向きの人は？
・縮毛矯正やパーマをしない人
・何よりも髪色を優先したい人
・ダメージは気にしない人
・マメに（数週間〜月に１回）美容院に行ける人
・ヘアケアやスタイリングをじっくりする時間が取れる人
ヘアカラー向きの人は？
・髪をあまりダメージさせたくない人
・縮毛矯正やパーマをする人
・スタイリングやヘアケアの手間はあまりかけたくない人
・美容院に行く時間をなかなか取れない人
・お肌が弱い人
・髪がすでにかなり傷んでいる人
美容師さんに相談して決めましょう！
ブリーチをするかどうかはしっかりとまず、美容師さんとお話しして決める様にしましょう。
なりたい髪色によってはブリーチが必要ない事もありますし、他のお悩みや今後のヘアケアを考えてブリーチなしのダブルカラーなどを選択される方もいらっしゃいます。もちろん。いろんなお話をした上でブリーチに挑戦する方もいらっしゃいますし、自分一人では分からないことを美容師さんとお話しすることで見えてくることが沢山あります。
ブリーチはダメージリスクの高いメニュー。その分、染めた後に後悔は絶対したくないですよね、、。だから慎重にブリーチは自分に合ったカラー方法なのか美容師さんと一緒に判断していきましょう！
「ブリーチはしたい！」だけど髪をあまり傷ませたくない時は、、
「ブリーチしたいけど出来る限り傷ませたくない。」
そんな時はどうすればいいのでしょうか？ブリーチで髪が傷む事が分かっていても、ダメージさせたくない気持ちは誰もが持っているはずです。そこでおすすめのブリーチがあるんです！
シュワルツコフの「ファイバープレックス」がおすすめ！
それがシュワルツコフというメーカーの『ファイバープレックス』というケアブリーチです。
一般的なケアブリーチは普通のブリーチ剤にトリートメントサプリを混ぜた物。ダメージした部分のケアは出来ても、髪に与えるダメージは普通のブリーチと変わりません。髪は死滅細胞で出来ているので、お肌のようにダメージした部分が復活する事はなくどんどん蓄積されてしまうんです。
ですが！このファイバープレックスは
・ブリーチ自体が髪に与えるダメージを軽減
・ダメージを受けにくい様に毛髪補強してくれる
・毛髪補修成分と潤い成分を補給できる
特徴がある！つまりダメージケアだけではなく、ダメージレスにブリーチする事が出来るんです。その為ブリーチによる枝毛・切れ毛を「９８％カット」
エノアスタイリストでも試してみましたが、こんなに仕上がりに差が出てきます↓
（ドライのみ。ブローはしていない状態です。）
ブリーチをしたい方におすすめのブリーチ剤ですので、是非ファイバープレックスを使用している美容室さんを探してみてくださいね！もちろん。エノアでもブリーチはファイバープレックスを使用していますので、是非ご相談・ご予約ください！
エノアのブリーチカラーお客様の仕上がり
ブリーチ１回で出来る人気の髪色
※髪の状態・髪質によっては２回以上のブリーチが必要になる事もあります。
グレーベージュ
（こちらの髪色はブリーチをする事でグレーの無機質な色合いが綺麗に出ます。元々髪が明るくなっている方はブリーチなしでも表現出来ることも！）
ニュアンスカラー
ミントアッシュ
ピンクベージュ
（こちらは毛先を１回だけブリーチしてグラデーションカラーになっています。）
パープルブラック
値段
ダブルカラー（ブリーチ１回＋カラー）２万２０００円（税込）
→エノアHPネット予約ご新規様限定『２万円（税込）』
※ロング料金「鎖骨から胸まで＋2,200円（税込）」「胸下＋4,400円（税込）」
※履歴や目標により30～60分程施術時間が伸びる場合がございます。
ブリーチ２回で出来る人気の髪色
※髪の状態・髪質によっては３回以上のブリーチが必要になる事もあります。
ベビーピンク
ホワイトピンク
ミルクティーアッシュ
グレージュ
ブルーグレージュ
値段
ダブルカラー（ブリーチ１回＋カラー）２万７５００円（税込）
→エノアHPネット予約ご新規様限定『２万５０００円（税込）』
※ロング料金「鎖骨から胸まで＋2,200円（税込）」「胸下＋4,400円（税込）」
※履歴や目標により30～60分程施術時間が伸びる場合がございます。
ブリーチ毛のケアはどうすればいい？
ブリーチ毛のケアで大切なのは
「傷んだ部分をしっかり毛髪補修する事」
「髪に優しいヘアケアアイテムを使う事」
「乾燥や摩擦などのダメージから髪を守る事」
この３つをしっかりヘアケアで意識してあげましょう。
①ブリーチした後美容院トリートメントで毛髪環境を整える
ダメージした分の毛髪補修だけではなく、ブリーチの際に発生する髪のダメージや老化の原因「活性酸素」「残留オキシ」「残留アルカリ」を除去したり、アルカリ性に傾いてしまった髪を「弱酸性」の性質に整えることが大切です。美容院によって出来るかどうかは変わってきますが、毛髪補修と同時に毛髪環境を整えるトリートメントメニューがあれば必ず一緒にやってあげるのがおすすめです。ブリーチ後の髪の状態アップや色持ちアップ効果が見込めます。
↓エノアでは「髪質改善トリートメント」で出来ます！
②ホームケアでは「ダメージケア」「ダメージレス」をしっかり行う
ダメージした分のダメージケアも大切ですが、ブリーチした髪はとっても繊細で些細な刺激でもダメージしてしまいます。なので「ダメージレス」を意識して髪への負担を出来るだけ抑えてあげる様にしましょう。シャワーの温度や、髪に負担の少ないシャンプーを使用する、汗をかいたらすぐに拭く。など意識してあげてくださいね。
↓ヘアケアの方法についてはこちらをご覧ください。
③色落ちが気になる方はカラーシャンプーやカラートリートメントを活用
ブリーチをすると色落ちはどうしても早くなってしまいます。出来るだけ色持ちを良くしたい方はヘアケアを気をつけるのにプラスして「カラーシャンプー」や「カラートリートメント」で数日に１回髪に色素を浸透させてあげるのも１つの方法です。ただ！あくまでも色素の補充が目的の商品ですので、いつものシャンプーやトリートメントの代わりになる物ではありませんのでご注意ください。
ブリーチに挑戦するかお悩みの方はエノアスタイリストにご相談ください。
「ブリーチで理想の髪色にしたい！」と思っても、髪へのダメージやブリーチ後のヘアケアなど不安や疑問はつきものだと思います。そんな思いがあれば是非エノアスタイリストまでご相談ください。あなたのご希望やお悩みに合わせて、髪のダメージを考えつつ最適なメニューや今後のケアをご紹介・施術させていただきます！些細な事でも構いませんのでお気軽にお話ししてくださいね！
最後までご覧いただきありがとうございます！
