「縮毛矯正とカラーはどっちが先?」「同時に出来る?」美容師があなたの疑問に答えます!
2023/06/20こんにちは!弱酸性カラーが得意な美容院ENORE(エノア)です。
くせ毛に悩む方にとって欠かせないのが「縮毛矯正」
最近の縮毛矯正は昔と比べて、本当に自然に伸ばせるようになりました。そして定期的な縮毛矯正が可能になったので、それに伴い
「ヘアカラーもついでにしたい!」というご要望や
「縮毛矯正とヘアカラーどっちもして平気なのか不安」
とご相談いただくことがかなり多くなっています。
そこで今回はそんなお客様の疑問や不安に対する答えをブログ上でお話ししていけたらなと思います!
・縮毛矯正した髪はカラーが綺麗に染まらないのか?
・縮毛矯正とヘアカラーどっちを先にしたらいいのか?
・ダメージレスに縮毛矯正とヘアカラーを同時に出来ないのか?
・縮毛矯正した髪におすすめの髪色は?
とお客様からよくご質問いただく4つの内容についてお話ししていきますね。
縮毛矯正とカラーをどっちもしたい方は是非ご覧ください!
目次
Q1「縮毛矯正した髪はカラーが綺麗に染まらない?」
縮毛矯正とカラーをどちらもしたい方に注意していただきたいトラブルがあります。それは、、
「カラーが綺麗に染まらない」問題
実際に街中を歩いていると
カラーがムラになって染まっている人
毛先が暗くなり根元が明るい人
が結構いらっしゃいます。縮毛矯正している髪以外でも起こる事はありますが、縮毛矯正した髪を染めるとかなり起きやすくなるトラブルです。何故こんなことになってしまうのでしょうか?
理由①「カラー剤が浸透しにくい」
まず髪の毛は80〜85%ほどがタンパク質で出来ています。
このほとんどタンパク質で出来ている髪を毎日アイロンをしたり、縮毛矯正をすると髪の中で「タンパク変性」が起きてしまいます。タンパク変性とは生卵が目玉焼きになるのと一緒で
髪に「熱」が通す事でタンパク質が固まってしまう現象の事です。
生卵(縮毛前の髪)の状態の時は醤油(カラー剤)と混ぜやすいですが
目玉焼き(縮毛後の髪)に醤油(カラー剤)をかけると弾いてしまいますよね。
つまり縮毛矯正した髪はカラー剤が浸透しにくく反応が悪いんです。
理由②「ムラになりやすい」
縮毛矯正した髪はタンパク変性だけではなく大きくダメージします。
しかもダメージレベルは部分的に変わります。
根元は比較的生えてから時間が経ってないので元気な状態
毛先は生えてから時間が経っていてその分ダメージを抱えてヘロヘロ
と状態に差があります。
そして髪はダメージすると中の栄養分が流出しスカスカになり、スポンジのようになっていきます。そしてダメージすればするほどスポンジの穴がたくさん空いている訳です。
つまりダメージしている部分ほどカラーを沢山吸ってしまい、暗く沈んだ仕上がりになってしまう、、。しかも根元と毛先で状態が変わってくるので、髪を均一に綺麗に染めるのが難しいんです。
縮毛矯正とカラーどちらも行っている髪は部分によってよりダメージレベルが大きく変わってくるので、難易度がさらに高くムラになりやすいんです。
なので縮毛矯正をした髪を綺麗に染める為には、美容師さんにしっかりとした縮毛矯正とカラーの経験が必要になるんです。
Q2「縮毛矯正とヘアカラーどっちが先?」
くせ毛も気になるけど、カラーもしたい。そんな時はどっちを先にやったらいいのでしょうか?迷いどころだと思います。でもこの時何となくやりたい方からやってしまい、順番を間違えると失敗やトラブルの原因になってしまう事があるんです。
縮毛矯正を先にやるのがおすすめ!
縮毛矯正とヘアカラーを別日に行う場合はまず「縮毛矯正から先」にやるのがおすすめです!
何故なら「ヘアカラー→縮毛矯正」の順番でやってしまうと色落ちしてしまい、せっかくの髪色が台無しになってしまうからです!
色落ちの原因①「ヘアカラーの色素の分解」
ヘアカラーは色の元になる成分に酸素がくっつく事で綺麗な色が発色しているのですが、縮毛矯正をしてしまうと色素から酸素を取ってしまいが抜けたようになってしまうんです。
また酸素を失ったカラーの色素は髪の外に流出しやすくなる為、それも色落ちの原因になってしまいます。
色落ちの原因②「アルカリによる褪色」
アルカリ性の縮毛矯正は薬剤を浸透させる時に髪表面にあるキューティクルを開いて、髪の中に浸透していきます。その時にカラーの色素が髪の外に流出してしまい色落ちの原因になってしまうんです。
※ちなみに縮毛矯正を先にやった場合は縮毛矯正はヘアカラーよりも髪の奥で作用する為、基本的に縮毛矯正がカラーで取れることはありません。
別々にする時は縮毛矯正後何日後にカラーすればいい?
縮毛矯正とカラーを別日に行う時は縮毛矯正をしてから「1〜2週間後」に行うのがおすすめです。縮毛矯正後の特に髪が痛みやすい期間は避けてから染めてあげる事で、髪への負担を抑える事が出来ます。
※エノアでは髪へのダメージが最小限に抑えられる「弱酸性カラー」と「弱酸性縮毛矯正」を使用しているので同時施術の方が多いですが、元々
Q3「縮毛矯正とヘアカラーは同時に出来ないの?」
縮毛矯正とヘアカラーは美容師さんの技術力と使用する薬剤によっては同時に施術する事が出来ます!ただダメージを少なく綺麗な仕上がりにするためには、しっかりと縮毛矯正とヘアカラーの経験が豊富な上手な美容師さんにお願いしないと失敗してしまう可能性が高いので、しっかりと美容院選びをしましょう。
エノアでは「弱酸性カラー」と「弱酸性縮毛矯正」でダメージレス&綺麗な仕上がりになる!
世の中には色々なカラー剤や薬剤がありますが、エノアではオリジナルの「弱酸性カラー」と「弱酸性縮毛矯正」でダメージレスで綺麗な仕上がりが叶います。
また保湿力も高く、施術中に髪の補修力が高い「CMC」「シルクタンパク」「セラミド」を補給してダメージケアもしていく為、しっとり柔らかで艶のあるストレートヘアになれるとエノアでも大人気のメニューです。
髪がとても傷んでいる方には髪の状態を見ながら他のアプローチ方法を提案したり、自分の髪に合わせた髪質改善が出来るように他のメニューも充実していますので、是非お悩みの方はお気軽にエノアスタイリストまでご相談くださいね!
料金
〜弱酸性縮毛矯正+弱酸性カラー(シャンプードライ込み)〜
都内店舗:2万5850円(税込)→ネット予約ご新規様限定クーポン「2万1000円(税込)」
柏店:2万3150円(税込)→ネット予約ご新規様限定クーポン「1万9000円(税込)」
↓エノアの弱酸性カラーについて詳しくはこちら
↓エノアの弱酸性縮毛矯正について詳しくはこちら
Q4「縮毛矯正した髪におすすめのカラーは?」
縮毛矯正した髪は先程お話ししたように髪の中でタンパク変性が起きてしまう為、カラーの反応と発色がどの色を使っても悪くなりやすいです。
ただその中でも「暖色系カラー」は日本人の赤みと黄みの強い髪色と相性が良く、縮毛矯正でカラーの反応が悪い状態でもこのように↓
綺麗に発色しやすいのでおすすめです。
また逆に寒色系カラー(マットやアッシュ)やグレージュは発色がかなり悪くなってしまいます。美容師さんの技術力と使用する薬剤次第で、ある程度綺麗な仕上がりにする事も出来ますが表現するのが難しい色なので出来るだけ綺麗な仕上がりにする為に上手な美容師さんにお願いするようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ダメージや色ムラなどのリスクが心配になりますが、
・縮毛矯正とカラーの順番
・使用する薬剤と美容師さんの技術力
次第で縮毛矯正した髪に綺麗にカラーをすることは可能です!
エノアでも縮毛矯正とヘアカラーどっちも髪に施しているお客様がたくさんいらっしゃいますので、是非お気軽にご相談くださいね。