ダブルカラーとは？通常カラーやブリーチとの違いを画像で徹底解説
2025/12/29
こんにちは！ケアブリーチが得意な美容院ENORE（エノア）東京店店長の佐々木です。
透明感カラーや外国人風カラーに染めるのに欠かせない「ダブルカラー」。
聞いたことはあるけれど、
「普通のカラーと何が違う？」
「ブリーチじゃないの？」
「どんな色に染められるの？」
と、実際にはよくわからない人が多いでしょう。
そこでこの記事では、
- ダブルカラーとは
- ダブルカラーと通常のカラー・ブリーチとの違い
- ダブルカラーのブリーチあり・ブリーチなしの染め方
- ダブルカラーのメリット・デメリット
- ダブルカラーでできる色・できない色
- ダブルカラーのおすすめカラー
などについて紹介します。
ENORE東京店では、髪を傷めにくい上質な薬剤を使用するので、つるんとなめらかな髪に仕上がります！
▼ご新規様向けにダブルカラーのクーポンがありますので、この機会にお試しください。
目次
ダブルカラーとは
ダブルカラーとは、2回に分けておこなうカラーのことです。
1回目：ブリーチなどで髪を明るくする
2回目：理想の色を入れる
先に髪を明るくしてから色を入れることで、きれいに発色します。
たとえると、画用紙に絵の具で色を塗るイメージです。
黒い画用紙に色を塗っても思ったように発色しませんが、白い画用紙に色を塗ると鮮やかに発色します。
髪も同じで、明るくしてから色を入れると、鮮やかに発色します。
画像で見る！ダブルカラーと他カラーの違い
ダブルカラーは、通常のカラーやブリーチと何が違うのでしょうか。
画像で比較してみましょう。
通常のカラー（ワンカラー）との違い
通常のカラーは、1回で色を入れます。（これをワンカラーと言います。）
ダブルカラーは、2回に分けて染めています。
▼以下のように、同じアッシュミルクティーに染めても、通常のカラーとダブルカラーでは色合いが異なるんです。
【左】ダブルカラー：ベースの髪に明るさが出ることで、透明感のあるやわらかな髪色に
【右】通常カラー（ワンカラー）：髪に色素が残るため、ブラウンっぽさのある濃厚な髪色に
ブリーチとの違い
ダブルカラーとブリーチは、染め方や仕上がりの色が異なります。
ブリーチは、髪の色素を抜いて明るくします。
このとき、色は入れないため金髪のような色になります。
ダブルカラーは、ブリーチなどで髪を明るくした後に色を入れます。
ダブルカラーなら明るさだけでなく、好みの色や透明感を出せるんです。
ダブルカラーは「ブリーチあり」「ブリーチなし」の染め方がある
ダブルカラーには、ブリーチあり・ブリーチなしで染める方法があります。
それぞれ詳しく紹介します。
ブリーチありのダブルカラーとは
ブリーチありのダブルカラーは、ブリーチで髪を明るくした後に色を入れる方法です。
ダブルカラーの中でも、一番よく使われる染め方です。
元の髪色にもよりますが、ブリーチをすると14～16トーン程度まで明るくなります。
発色がきれいで、透明感のあるカラーに染まります。
ブリーチなしのダブルカラーとは
ブリーチなしのダブルカラーは、カラー剤で髪を明るくした後に色を入れる方法です。
このとき使用するのが、脱色専用のカラー剤「ライトナー」です。
ライトナーを使用することで、ブリーチなしでも明るくなりますが、仕上がりは13～14トーン程度になります。
ブリーチほどの明るさには届きませんが、髪への負担を抑えられます。
ダブルカラーの3つのメリット
ダブルカラーのメリットは以下の通りです。
- 明るめカラーにできる
- 透明感や鮮やかさが出る
- 流行りのデザインカラーに染められる
詳しく紹介します。
1.明るめカラーにできる
ダブルカラーをすると、かなり明るいカラーに染められます。
通常のカラーは12トーン程度までしか明るくできませんが、ダブルカラーをすると13トーン以上明るくできるんです。
現在の髪が暗い人や、髪が太く明るくなりにくい人でも、明るめカラーに挑戦できます。
2.透明感や鮮やかさが出る
ダブルカラーは、透明感や鮮やかさが出るのが大きな魅力です。
色を入れる前のベースの髪を明るくすることで、きれいに発色します。
ミルクティーやグレージュなどのやわらかなカラーや、ピンクやブルーなどの華やかなカラーにも染められます。
3.流行りのデザインカラーに染められる
ダブルカラーをすれば、トレンドのデザインカラーにも染められます。
ハイライトやインナーカラー、グラデーションカラーは、髪色にコントラストをつけるため、ダブルカラーが必要になります。
まわりとはひと味違うおしゃれなカラーに染めたい人にぴったりです。
ダブルカラーの3つのデメリット
ダブルカラーのデメリットは以下の通りです。
- 髪が傷みやすい
- 色落ちが早め
- 縮毛矯正やパーマをかけられなくなる
対処法も含めて確認しておきましょう。
1.髪が傷みやすい
ダブルカラーをすると、髪が傷んでパサつきやすくなります。
使用するブリーチやライトナーは、通常のカラーよりもパワーが強いからです。
ダメージを抑えるためにも「ケアブリーチ」を使用するのがおすすめです。
ケアブリーチは、ブリーチに髪のケアができるサプリを混ぜて染めるため、髪への負担を抑えられます。
ENOREでは、毛髪強化ができる「ファイバープレックス」というケアブリーチを使用しています！
ブリーチ剤自体に髪の強度を上げる薬剤が含まれているので、もっちりまとまる髪でいられるんです。
▼ENOREで通常のブリーチと、ファイバープレックスの仕上がりを比較しました。
ドライヤーで乾かすだけで、サラッと髪がまとまります。
▼「ファイバープレックス」について詳しくはこちら。
2.色落ちが早め
ダブルカラーは通常のカラーに比べると、色落ちが早くなります。
ブリーチやライトナーで髪が傷むことで、色味が定着しにくくなるからです。
染める色にもよりますが、
- ブリーチありのダブルカラーは、1～2週間程度
- ブリーチなしのダブルカラーは、2～3週間程度
で色落ちすることが多いです。
色落ちを防ぐためには、自宅でのケアが欠かせません。
ぬるま湯で髪を濡らしたり、カラーシャンプーを使用したりして、色落ち対策をしましょう。
▼「ダブルカラーの色落ち対策」について詳しくはこちら。
3.縮毛矯正やパーマをかけられなくなる
ダブルカラーをすると、縮毛矯正やパーマをかけられなくなる可能性が高くなります。
ダブルカラーは髪にダメージがかかるため、その後に使用する薬剤が作用しにくくなるからです。
そのため、ダブルカラーと縮毛矯正・パーマのどちらをやりたいか、よく考えて決めましょう。
どうしても両方やりたい人は、ダメージレスな薬剤を使用しているENOREにご相談ください。
ダブルカラーでできる色＆できない色
ダブルカラーはできる色が豊富にありますが、中にはできない色もあります。
ダブルカラーでできるのは、グレージュやピンクベージュ、ミルクティーなど、ほどよい透け感や鮮やかさのある色です。
ダブルカラーでできないのは、ホワイトブロンドやシルバー、ペールカラーなど、白に近い淡い色やメタリックな色です。
髪をさらに明るくしないと、きれいに発色しません。
このような色に染めたい人は、ブリーチを2回してから、色を入れる「トリプルカラー」で染めましょう。
ブリーチありダブルカラーのおすすめカラー
実際にブリーチありダブルカラーで染めると、どのような色になるのでしょうか。
おすすめカラーを紹介しますので、色選びの参考にしてくださいね。
グレージュのダブルカラー
まろやかな色合いがおしゃれなグレージュは、ダブルカラーで人気の高いカラーです。
グレーとベージュを混ぜたニュアンスカラーで、こなれた雰囲気に見せてくれます。
自然な透明感が欲しい人におすすめです。
アッシュグレージュのダブルカラー（ハイライト×インナーカラー）
アッシュグレージュでハイライトとインナーカラーを入れた、デザイン性の高いスタイルです。
陰影をつけて染めることで、スモーキーな色合いが引き立ちます。
髪に立体感が加わり、ふんわりヘアが叶います。
ベージュブラウンのダブルカラー
大人可愛い雰囲気をめざすならベージュブラウンがおすすめです。
クリーミーな色合いで、やわらかなヘアスタイルに仕上がります。
ふわふわな巻き髪にすれば、やさしい空気感をまとえます。
ミルクティーブラウンのダブルカラー
艶やかな色合いが魅力的なミルクティーブラウン。
とろみのあるまろやかなカラーで、さりげない華やかさをプラスできます。
普通のミルクティーよりも濃厚な色合いで、髪を美しく見せてくれます。
ピンクベージュのダブルカラー
とびきりキュートな髪色に染めるならピンクベージュで決まり。
ダブルカラーならではの透明感で、まわりから褒められること間違いなしです。
色落ち防止のために、ピンクシャンプーを使用しましょう。
ブリーチなしダブルカラーのおすすめカラー
ここでは、ブリーチなしダブルカラーのおすすめカラーを紹介します。
アッシュグレーのダブルカラー
洗練された雰囲気をまとえるアッシュグレーのダブルカラー。
ナチュラルな透け感で、大人っぽい印象に仕上がります。
色落ちとともに少しずつ明るくなる過程も楽しめます。
ミルクティーのダブルカラー
やわらかく濃厚な色合いがおしゃれなミルクティー。
ほどよい明るさで、上品な雰囲気に仕上がります。
韓国ヘアが好きな人にもぴったりです。
ヘーゼルベージュのダブルカラー
ヘーゼルベージュは、ナッツのようなまろやかな髪色です。
ナチュラルさのあるクリアカラーで、潤いのある髪に見せてくれます。
髪がパサついて見える人にもおすすめのカラーです。
ピンクパープルのダブルカラー
しっとりとした色合いのピンクパープルのダブルカラー。
甘さを抑えた上品なトーンが魅力的です。
濃い色に染めているので、色落ちするスピードがゆるやかに感じられます。
ネイビーブルーのダブルカラー
ネイビーブルーは、凛とした知的な雰囲気を感じられるカラーです。
ダブルカラーで染めることで、深みのあるクールな色味をしっかりと出せます。
さりげなく自分らしさを出したい人におすすめです。
ダブルカラーに関するQ＆A
ここでは、ダブルカラーの質問でよくいただく、値段や施術時間についてお答えします。
ダブルカラーの相場の値段はどのくらい？
東京の美容院のダブルカラーは、13,000円～20,000円程度が相場になります。
髪が長い人は、プラスでロング料金がかかる場合もあります。
値段だけではなく、美容院の特長も見比べてみましょう。
口コミやブログ、ヘアカタログを見ると、美容院のこだわりや雰囲気がわかるので、自分に合ったお店を選べます。
ダブルカラーの施術時間はどのくらい？
ダブルカラーの施術は、2時間半～3時間半程度かかります。
ただし、髪質や理想の色によってはさらに時間がかかる場合もあります。
美容院の後は、時間に余裕を持って予定を入れると安心です。
ダメージレスなダブルカラーができる美容院ENOREへ
ダブルカラーは、なるべく髪を傷めないように染めるのが大切です。
ENOREではカラーを楽しみながら、髪本来の美しさを保てるように、ダメージレスな薬剤を豊富に用意しています！
ダブルカラーをするときは、「ファイバープレックス」ケアブリーチで脱色した後、オリジナルで開発した「弱酸性カラー」で染めます。
弱酸性カラーは、キューティクルを開かずに発色するので、なめらかな手触りをキープできるんです。
さらに、カラー前とシャンプー後に栄養分と潤い成分をたっぷりと補充。
髪の内側からあふれるような、美しいツヤのある髪色に仕上がります。
ぜひENOREで、ダメージレスな透明感カラーを体験してくださいね。
まとめ
ダブルカラーは1回目で髪を明るくし、2回目で好みの色を入れるカラー方法です。
通常のカラーよりも染める回数が増え、仕上がりに透明感や鮮やかさを出せます。
また、脱色だけおこなうブリーチと違い、ダブルカラーでは色味をしっかりのせるので、きれいに発色します。
なるべく明るく染めたい人は「ブリーチあり」、傷みを抑えたい人は「ブリーチなし」のダブルカラーを選びましょう。
ENOREでは、ダメージレスな仕上がりをめざすため、ケアブリーチや弱酸性カラーなど、髪が傷みにくい薬剤を豊富に用意しています！
髪の状態に合わせたカラーで、艶やかな髪色を叶えましょう。
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