ブリーチで傷んだパサパサ髪をサラサラにする方法!自宅ケアの極意をプロが伝授!
2024/03/01
こんにちは!弱酸性カラーと髪質改善が得意な美容院ENORE(エノア)です!
ブリーチをすると鮮やかなヘアカラーを楽しむことが出来ますが、その一方でどうしても髪の毛が傷みパサパサになるのが悲しいところ、、。
髪がパサパサだとせっかくの髪色も汚く見えてしまいますし出来るだけ髪を綺麗に見せたいはず!ということで本日はブリーチして傷んだ髪を自宅のケアでサラサラ綺麗に見せる方法をご紹介していきます!
(読む時間がない方は、気になる目次をクリックすると簡単に読みたいところだけ読むことができますよ!)
ブリーチで傷んだ髪を自宅でケアしてサラサラにするポイント
傷んだ髪はとりあえずケアをすればサラサラになる!というわけではありません。
しっかりと髪の状態に合わせてケアしてあげないと上手いこと効果が出てくれませんし、何よりもお金と時間の無駄になってしまいます、、。そんなもったいない事だけは、この記事を読んでくださっている皆さんにはして欲しくないので、まずは
「ブリーチで傷んだ髪をケアする上でおさえて欲しいポイント」
をご紹介していきますね!
①しっかりとタンパク質(アミノ酸)&脂質を髪に補給
(↑こちらの方は中間から毛先がブリーチ毛でパサパサでしたが、シャンプーと洗い流すトリートメントを見直したところ、1ヶ月後毛先がしっとりまとまる様になってます!使用したシャンプー、トリートメントはこの後おすすめ商品としてご紹介してますよ!)
ブリーチをすると髪の中の栄養分(アミノ酸や脂質)が大量に流出し、髪の中がスカスカになってしまいます。だから髪がパサつき、広がり、ボサボサになってしまうんです。なので、髪の中に足りなくなった栄養分の代わりに毛髪補修成分をしっかりと補給することが大切!補給すると髪の中に浸透し髪がもっちりとサラサラになるんですね。また、髪がスカスカな状態のままだと髪のダメージはどんどんひどくなってしまいます。髪に毛髪補修成分を補給をすることで、ダメージの進行を抑えることにも繋がるんです!
*ヘアケアで補給した毛髪補修成分は髪の中に長時間滞在する事は出来ません。どうしてもすぐに流れてしまうので、毎日しっかりとヘアケアで補給をする必要があるのは忘れずに!
②ダメージレスを意識して!
ブリーチでダメージしてしまっている髪はかなり傷みやすく繊細な状態。だから、これ以上髪をダメージさせないように気をつけないといけません。ホームケアは髪を元気にしてくれるイメージがありますが、
・間違ったケア方法
・髪に負担のあるヘアケア商品の使用
をしてしまうと、髪に負担がかかりホームケアでもダメージにつながります。なので、サラサラな髪にしたいなら「ダメージレスなヘアケア商品」を「正しい使い方」で使ってあげる事が大切なんです。
③過度なトリートメントはNG
髪がダメージしてパサパサするとみなさんトリートメントを徹底的にやりたくなると思いますが、トリートメントもやりすぎは髪のダメージになってしまいます。
筆者自身も過度なトリートメントで大失敗したうちの1人なのですが、トリートメントに書いてある使用方法を無視して
・(数日に1回と書いてあるトリートメントなのに)毎日使用する
・何十分もトリートメントをつけ置きする
・1回につける量がめちゃくちゃ多い
・いろんな種類のトリートメントを使用する(洗い流すトリートメントを1回に3種類使う etc)
などをしてしまうと、髪はどんどんボロボロになっていくので、最初効果があったトリートメントが回数を重ねるごとに全く効かなくなって、何をしても髪がまとまらなくなるんです、、。(筆者体験)
もともとトリートメント、中でも集中ケア系のトリートメントは髪への負担が大きい商品が多い傾向にあります。ですが、元々髪が傷んでいると扱いづらいですから、負担があってもトリートメントをすると髪がツルサラになり効果が感じられるわけです!でも、やりすぎてしまうと本当に髪はパサパサボロボロになってトリートメントの意味がなくなってしまうんです。
だから、トリートメントは自分の髪の状態に合わせて必要最低限をする様にするようにしましょう。髪の綺麗をゲットするためには「無駄な事をせず、必要なケアだけを必要な分する」というのも大切ですよ!
では、早速本題の「ブリーチでパサパサな髪をサラサラにするホームケア」について注意するポイントやおすすめ商品をご紹介していきますね!
ブリーチでパサパサな髪を「サラサラ」にするホームケア方法
①シャンプー
シャンプーは髪の状態に合っているものを正しく使わないと、髪にかなりダメージを与えてしまいます。ホームケアの中で最も「髪の状態を左右」するヘアケアになりますので、髪をサラサラにしたいと思った方はまずシャンプーにこだわりましょう。しっかりとシャンプーでケアが出来れば、髪の広がりを抑えて指通りも良くなりますし、トリートメントの効果も高まりますよ!
「シャンプー」のケアポイント
①アミノ酸シャンプーを使う
アミノ酸シャンプーとはアミノ酸系の洗浄成分を使用しているシャンプーの事。
髪を優しく洗い上げてくれるため髪への負担が少なく、高品質な商品になると「3大タンパク(ケラチン、シルク、コラーゲン)」「フェザーケラチン」など髪との相性が良い毛髪補修成分が豊富に含まれているため、シャンプーなのにトリートメントと同じもしくはそれ以上のダメージケアが期待できるものもあります!
どうしても髪が傷むとトリートメントにお金をかけがちですが、まず最初にお金をかけるべきはシャンプーです。そして、シャンプーは値段では選ばず品質で選ぶようにしましょう!
*アミノ酸シャンプーは髪を優しく洗う事が出来る分、泡立ちづらい特徴もあります。ですが、汚れが落ちてくるとしっかり泡立ってくれますので、泡立たなかった場合は1度流してもう1度シャンプーをしてみてくださいね!
②シャンプー選びに最も大切なのは配合バランス
シャンプーにとって配合されている成分は大事です。しっかり何が含まれているのかチェックする事で、そのシャンプーがどういう狙いや効果があるのか分かります。でも、それ以上に大切なのが
「内容成分の配合バランス」です!
実は良い成分がたくさん含まれていても、それが良い仕上がりになるとは限りません。洗い上がりや手触り、髪への負担は全てバランス次第。特にブリーチ毛はバランスがちゃんと取れているシャンプーを使わないと、「洗浄力がちょっとでも強いと髪がダメージしパサパサに」「毛髪補修成分(タンパク質など)の種類や配合量で髪の手触りが大きく変わる」など色々シャンプーの影響が出やすいです。
残念ながら成分表示には何%何が入っているのかまでは分かりませんが、
・洗浄成分
・毛髪補修成分(タンパク質)
・保湿成分
など配合成分を全て見て、バランスよく良いものを使っているかチェック!最終的な判断は使ってみた仕上がりで決めましょう。
それとは逆に、どれか1〜3種類くらいの成分だけ「良い成分ですよ」と激推ししているシャンプーは怪しいので注意しましょう!
③髪を洗うときはマッサージ洗いで
髪をゴシゴシと洗ってしまうと髪同士の摩擦で髪がダメージしてしまったり、頭皮が傷ついて炎症が起きてしまう原因になってしまう事があります。なので、シャンプーで髪を洗うときは
頭皮をマッサージするようにシャンプーしましょう↓
これだけでも汚れや余分な皮脂はしっかり落ちますし、頭皮の血流も良くなり元気な髪が生えやすい頭皮環境作りが出来ます。どんなに良いシャンプーを使っても正しい洗い方が出来てないと髪はダメージしてしまいますから是非気をつけてくださいね!
↓こちらのブログで詳しくご紹介していますので、良かったら是非のぞいてみてください!
↓おすすめ!エノアのオリジナル「アミノ酸シャンプー」商品
②洗い流すトリートメント
洗い流すトリートメントって実は髪が傷んでない方には不要なホームケア。でも、ブリーチ毛にとっては神的効果を発揮します!
・髪の絡まりを無くしたり
・手触りを良くしたり
・しっかりとダメージケア出来たり
良い事づくし。でも、先ほどご紹介したように「やりすぎ」は髪への負担にしかなりませんので、商品選びや使い方はこれからご紹介する注意ポイントに気をつけてくださいね!
「洗い流すトリートメント」のケアポイント
①保湿成分は髪に優しいものを使っている
トリートメントで髪がダメージしてしまう大きな原因は、保湿をしたり手触りを良くしようと髪表面をがっつりコーティングをするタイプのトリートメントを使ってしまう事。髪表面をしっかりコーティングしてしまうと、一時的に手触りが良くなってもコーティングが剥がれる際、キューティクルを傷めてダメージしやすい髪にしてしまうんです。
なので、保湿成分は髪表面に残りづらく、髪に優しいものが含まれているものを選びましょう。
髪に優しい保湿成分(例)
ポリグルタミン酸、リピジュア、水溶性シリコン、揮発性シリコンなど
*シリコンは頭皮につけなければ優秀な成分です。ただ、髪に残りにくい水溶性と揮発性のもの限定!
②シャンプーと一緒に買う
洗い流すトリートメントの効果はシャンプーでどれだけ髪の土台作りが出来るかにかかっています。また、全く別物のシャンプーやトリートメントを使ってしまうとお互いの効果が上手く噛み合わない事がありますので、トリートメントを選ぶときは
同じシリーズのシャンプー・トリートメント2つの効果を、商品ごとに比べて選ぶのがおすすめです。
③トリートメントをつけたら目の荒いクシで優しく髪をとかす
トリートメントをつけた後
↑このように目の荒いクシを使って優しく髪をとかしましょう。
そうすると、髪に均一にトリートメントが付くので仕上がりが良くなります!
ただ、濡れている時髪は乾燥している時よりも傷みやすいですから、毛先から優しく丁寧にとかしてくださいね!
↓こちらで詳しく「洗い流すトリートメントの効果的な使い方」をご紹介しています
↓おすすめの「洗い流すトリートメント」商品
(先ほどのシャンプーと同シリーズのトリートメントです)