ヘアカラー、白髪染めで髪がギシギシ…その原因と対処法
2024/09/09こんにちは。弱酸性カラーが得意な美容院ENORE(エノア)です。
ヘアカラーの繰り返しで髪がギシギシ…
引っかかってクシも通らない…
私もギシギシになってしまった経験があります。そんなギシギシの髪の毛になってしまった方、またはそうならないように対策を知りたい方、ケアや対処法について知りたい方に向けて
ENOREがお伝えさせて頂きます。
目次
髪がギシギシになる原因は?
①毛先までのカラーの繰り返し
カラーをする際、根本だけ染めるのか、毛先まで全部染めるのか。それによって髪の負担は変わってきます。
薬をつけるぶん毛先まで染める方が負担がありますし、髪のきしみが出やすくなっていきます。
根本のカラーと毛先までのカラーを必要に応じて使い分けると負担を減らす事が出来ます。
②アルカリカラーを使う
アルカリカラーは髪を明るくするのに必要なものではあるのですが、暗くしたい場合は弱酸性カラーを使うことで負担を軽減する事が出来ます。
明るくする必要性がない場合はアルカリカラーを
使わずに施術する方がギシギシになる原因は避ける事が出来ます。
③セルフカラー
セルフカラーは市販のカラー剤の事ですが、一般的にどなたが染めても綺麗に染まるように薬剤は強い設定になっています。
また、自分で染める場合場所によって塗り分けることや薬を変える事が出来ないため必要以上のダメージをかけてしまうことになります。
ダメージが気になる方はセルフカラーは絶対にひていけないですし、次回美容室で施術する際も色ムラやパーマなどでの事故にも繋がりかねないのでオススメ出来ません。
④摩擦ダメージ
ブラッシングや過度に髪を引っ張るなども髪がギシギシになる原因になります。
髪をとかすときは毛先から優しく丁寧に、髪ゴムを外す時なども強く引っ張ってしまうと切れ毛の原因になってきます。
髪は死滅細胞、痛んだりダメージした髪は元には戻らないので極力負担をかけないようにしていきましょう。
⑤熱ダメージ
アイロンやコテを使う際に髪への負担が大きくなり、髪がギシギシになってしまうことはよくあります。
温度の高いアイロンやコテを使っていると熱ヤケと言われる髪が焼けてしまった状態や、日々の熱と摩擦によって髪が損傷してキューティクルも剥がれ傷つきギシギシした髪になってしまいます。
極力アイロンやコテの温度は低く(120度〜160度)使用し、少ない回数で使用してあげる事で綺麗な状態をキープしやすくなります。
⑥初めてのカラー後
髪を明るくすると必ずダメージがあります。
それまで黒髪で指通りの良かった髪も一回のカラーで引っかかりが出るなどダメージを感じる事はあります。
毛質によっては髪がギシギシとしてしまう事も考えられるのです。
カラー前と後では髪の状態が違うので適切なヘアケアが必要になってきます。
私もカラーを繰り返し、ヘアセットでアイロンを使って髪がギシギシと傷んだ経験があります。いろんな髪色をしてみたかったのもありますが、経験や知識も浅くヘアケアをしっかり行っていなかったのも良くなかったですね。
日々のヘアケアも大切
カラーを繰り返せば当然髪は傷んできます。
そしてさらに熱ダメージ、摩擦ダメージなど様々な要因が重なり、より髪はギシギシになっていってしまいます。そうした髪に対して「適切なヘアケアがどれだけ出来るか?」がギシギシを解消していくことにとても重要!
そこでヘアケア商品は「ダメージレス」「ダメージケア」が同時に出来、健やかな髪を維持していきましょう。
髪のギシギシが気になる「シャンプーの選び方」
まず、髪がギシギシしない様にしたいなら
・洗浄力がマイルドで髪に優しい(洗浄成分)
・保湿力が高い
・毛髪補修力が高い
この3つに注目してみてください。シャンプーの時点で髪の過乾燥を防ぎ、カラーなどで受けてしまったダメージ部分を補修するとトリートメントの仕上がりもアップ!髪の状態の違いをしっかり感じていただきやすいです!
ちなみにエノアではこちらの「エイジングケアシャンプー」をおすすめしています!
特にエイジングケアシャンプーは、細毛やダメージを受けやすい髪の方におすすめです。
ヘマチンなど、髪にハリコシをアップさせる成分がバランス良く配合されています。
シャンプーは髪にあったものを選び、色持ちの良い髪づくりをしましょう!
ヘアケアで一番大切なのはまずシャンプーです。
毛先のギシギシが気になる方はまずシャンプーを見直してみてください。
髪のギシギシが気になる「洗い流すトリートメント」
効果をより高めていくには、まずはシャンプーと同じシリーズのトリートメントを使ってあげるのがおすすめ。シャンプーとトリートメントはセットで髪への効果を計算されて商品作りされているので、相乗効果が狙えます。
また注意して欲しいのが集中ケアトリートメント。市販の集中ケアトリートメントはコーティング力が高いものが多く、説明書きに書かれている頻度以上にトリートメントしてしまうと、髪を逆に傷めてしまう場合があります。トリートメントはやればやるだけ良い訳でもありませんので、使用頻度はしっかり守って使ってあげましょう!!
↓おすすめトリートメントはこちら
エノアでは髪の状態、髪質に合わせて3種類のオリジナルシャンプー&トリートメントがございます。お客様によっては別のシリーズの方が髪と相性がいい事もありますので、気になる方はお気軽にエノアスタイリストまでご相談くださいませ。
髪の毛がギシギシ「おすすめのヘアオイル」
ギシギシする髪の場合、髪の油分不足の影響も大きいので、ヘアオイルでケア。油分補給をしてあげるのがおすすめです。
・お風呂から上がった後やドライヤー前など『毛髪補修メイン』のヘアオイル
・日中の乾燥や紫外線ダメージ予防の効果が期待出来る『スタイリング用』のヘアオイル
2種類のヘアオイルを活用して徹底ケアしてあげましょう!
またオイル不足と同時に髪の中の栄養分が抜けているので毛髪補修成分をしっかり補給出来る様に、毛髪補修メインのヘアオイルと一緒にミルクやエマルジョンタイプの洗い流さないトリートメントも一緒に使うとよりGOOD!
↓おすすめのヘアオイル&トリートメントはこちら!
髪がギシギシになるのを避ける方法まとめ
・毎回毛先まで染めない
・リタッチを上手く活用
・弱酸性カラーを使う
・トリートメント、ホームケアを変える、しっかり行う
・美容室でも適切なケアをする
・セルフカラーをやめる
・カラーの中でも弱酸性カラーを使う
カラーをしながらダメージを抑えるには弱酸性カラーがオススメです。
弱酸性カラーを扱うお店は限られています。
明るくするには向かないですが、ダメージを避けながら色を入れる事は可能です。
ダメージを抑えてカラーをしたい方、縮毛矯正やパーマなど他の施術も行っている方は弱酸性カラーが一回一回の髪への負担を抑えられてオススメです。
弱酸性カラー Before after
毛先のブリーチが残りツヤが出ないお客様
8ヶ月ぶりのカラー、毛先はハイライトの名残りでブリーチが入っている状態。
オーダーは赤み、黄色みを抑えたい。
アッシュブラウンをベースに毛先はバイオレットを加えて赤み黄色みを抑えた自然な髪色に。
色を落ち着かせることでツヤ感もアップし、弱酸性カラーで手触り、質感も良くなりました。
ピンクブラウンでツヤと柔らかさを出したお客様
3ヶ月ぶりのカラー、ピンクブラウンをベースにほどよい柔らかさを出すためオリーブベージュをブレンド。
ピンク系の色みを使う事でツヤ感もアップ。弱酸性カラーで手触り、質感も良くなり、まとまりやすくなりました。
黄色みをしっかり抑えてブリーチなしでキレイなピンク系にしたいお客様
比較的髪の毛が細く、明るくすると黄色っぽくなりやすいお客様。ピンク系にしてもオレンジに偏りやすいため、発色の良い濃いピンクとレッドバイオレットをブレンド。ブリーチなしでも色味をしっかり感じさせるカラーに。弱酸性カラーを使うことで手触りとツヤもアップ。
8トーンのナチュラルブラウンで退色後も自然な色みを持続させたいお客様
8トーンのナチュラルブラウンでツヤを出し、褪色後も自然な色みを持続させたいお客様。
8トーン以下のブラウン系カラーは、根本が伸びてきた所も目立ちにくく、明るくしたいけどカラー周期をあまり短くしたくない方にオススメです。ボブスタイルも重く見えないようにカットとカラーでバランスをとっています。
3ヶ月周期、自然なブラウンで白髪を馴染ませる
3ヶ月周期、褪色後も自然な発色で馴染むブラウンカラーでメンテナンス。
色もちもよく肌馴染みも良いカラーになります。
赤味を抑えたグリーン系カラー
赤味、オレンジ味が出やすい方にグリーン系カラーで赤味を抑えていきます。
弱酸性カラーでダメージを抑えながら褪色後もキレイな状態をキープしてくれます。
白髪染め Before after
質感を良くしながら弱酸性カラーで白髪染めのお客様
白髪はしっかり染めつつ、明るく、毛先も弱酸性カラーでツヤを出しながらダメージを抑えながら染めさせて頂いております。
ヘアカラーをさせて頂いた お客様からの口コミ
弱酸性カラーでダメージを抑えながら施術させて頂き、美容師としてもとても嬉しい口コミを頂きました。
弱酸性カラーでご満足頂けて大変光栄です。
スタッフへのお言葉も頂き誠にありがとうございます。
艶が戻ってきたとのお言葉、大変嬉しく思います。弱酸性カラーで髪への負担を軽減しながらケアを続けていき、今後も状態を良くしていけると良いですね。
まとめ
キレイな髪を持続するには施術のやり方や使う物を厳選、普段のお手入れ、自宅でのホームケア、もとても大切になってきます。
分からないことがあれば是非ご相談ください。