【髪質改善サロンが解説する】「弱酸性カラーとヘアマニキュアの違い」について
2023/09/05こんにちは。髪質改善と弱酸性カラーが得意な美容院ENORE(エノア)です。
「白髪染めなど定期的にカラーはしたいけど髪への負担が気になる、、。」そう思った事ありませんか?そんな方からの注目度が高いのが
「酸性カラー」いわゆる「ヘアマニキュア」
髪へのダメージを抑えて染められる!「友達も染めてる人がいるし染めてみよっかな〜。」なんて調べてたら、、。「弱酸性カラー」なんて初めて聞いたカラーがあった!!
「弱酸性カラー」ってヘアマニキュアと何が違うの?一緒なのかな?
そんな疑問にお答えする記事を今回は書かせていただきました。かなり分かりやすく説明させていただきましたので、是非参考にご覧くださいね!
↓エノアってどんな髪質改善サロンなの?
目次
まず最初にヘアマニキュアとヘアカラーの違いについて!
弱酸性カラーとヘアマニキュアの違いを説明をわかりやすくする為に、まずは普通のヘアカラーとヘアマニキュアの違いについて少しお話ししますね!普通のカラー剤とへアマニキュアは
「ヘアカラー」→「酸化染毛剤(アルカリカラー)」
アルカリ性の薬品で髪内部に浸透し、「脱色(髪の色素を抜く)」→「カラー剤の色素の発色」をする事で髪をしっかり染めていく。
「ヘアマニキュア」→「酸性染毛料(酸性カラー)」
酸性色素がキューティクル付近(髪の表面)でイオン結合して(くっつくようなイメージ)着色する。
それぞれこの様に髪の染め方に大きな違いがあります。
分かりやすく言うと、ヘアカラーは髪内部にも浸透し発色するのでしっかりと染まり色持ちが良いですが、その分髪への負担が大きい染め方。対してヘアマニキュアは髪の表面にくっつく様な感じで着色するので、1回分の髪の負担は少ないですが色落ちがとても早く何回も同じ部分を染めないといけなくなるんです。
弱酸性カラーは2つの特徴を持ったカラー剤
では「弱酸性カラー」ってなんなのか?
と言いますと一応部類としては「ヘアカラー(酸性染毛剤)」の仲間になります。
ですが大きな違いとしてヘアカラーはアルカリ性の薬剤を使うので髪の「弱酸性」を乱し大きな負担を与えてしまいますが、弱酸性カラーは髪や頭皮と同じ「弱酸性」のカラー剤なので髪の弱酸性を守りながら染めることが出来ます。つまり、、
・ヘアカラーの髪をしっかりと染める能力
・ヘアマニキュアのように「酸性域」でダメージレスに髪を染める能力
この2つの特徴をどちらも持っている!良いとこどりをしている優秀なカラー剤が弱酸性カラーなんです!
弱酸性カラーとヘアマニキュアのメリット・デメリット
では次に「弱酸性カラーとヘアマニキュアはそれぞれどんな特徴があるのか?」メリット・デメリットをご紹介します。より詳しく解説した記事も一緒に載せておきますので、気になる方はそちらもチェックしてみてくださいね!
弱酸性カラーのメリット・デメリット
【メリット】
・普通のヘアカラーと同じようにしっかり染められる。
・ヘアカラーなのにダメージを最小限に抑えられる。
・保湿力が高く「しっとり」毛先がまとまりやすくなる。
・色落ちの原因の1つ。ダメージを抑えられるので色持ちがいい。
・数ヶ月経っても髪の調子を保ちやすく、お手入れもしやすい。
・普通のヘアカラーと同じ様に繊細な色合いの調合が出来る。
【デメリット】
・ダメージが0になる訳ではない。あくまでもダメージ「レス」
・髪を明るくするのが苦手。
・使いこなすには美容師さんの高い技術力が必要。
・取り扱っている美容院がかなり少ない。
・弱酸性カラーのカラー剤が高いので料金も平均より高くなる。
ヘアマニキュアのメリット・デメリット
【メリット】
・1回分のダメージはヘアカラーに比べて少ない。
・髪をコーティングして染めていくので湿気などで髪が広がりにくくなる。
・アレルギーでヘアカラーが出来ない方も染められることが多い。
【デメリット】
・色持ちが悪い。
・コーティングが剥がれる時(色落ちする時)に髪がダメージする。
・同じ部分を何回も染めないといけない。白髪はすぐに目立ってきてしまう。
・髪を今よりも明るく出来ない。
・再現出来る色の種類が少ない。
ヘアマニキュアと弱酸性カラーならどっちがいい?
どちらか良いか判断するためには
お肌が敏感で「ジアミン」などのアレルギー反応が出てしまうかどうかで決めるのがベスト。
もしアレルギーがあればヘアマニキュアの方が安心ですし、アレルギーではなくダメージレスの観点からヘアマニキュアをお考えの方でしたら弱酸性カラーがお勧めです。
弱酸性カラーは一般的なカラー剤に比べて刺激が少なく、お肌に優しいですが(普通のカラー剤で染めると荒れてしまう方も染められる事が多かったり)いくら優しい薬剤でもアレルギーやお肌に合わない方はもちろんいらっしゃいますので、心配な方はまずパッチテストをしてお肌の反応を見てから使用しましょう。
弱酸性カラーの仕上がり
ではここからは百聞は一見にしかず!実際にエノアオリジナルの弱酸性カラーで髪を染めた方の仕上がりをご覧ください!
お客様からの嬉しい口コミ
是非エノアで弱酸性カラーをお試しください!
取り扱いのあるお店がとても少ない弱酸性カラーですが、エノアでは開店当初(2008年〜)から使い続け、今ではエノアオリジナルの弱酸性カラーを開発&使用しています。ダメージレスだけではなく毛髪補修効果も高い人気メニューとなっていますので是非弱酸性カラーが気になる方は一度お試しくださいね!
エノア弱酸性カラーの料金
エノア弱酸性カラー(シャンプー、ブロー込み)
都内店舗:8250円(税込)
柏店:7150円(税込)
となっています。
ご予約方法
ご予約はエノア公式ホームページよりネット予約がおすすめです。
弱酸性カラーと他メニューとの組み合わせでネット予約ご新規様限定クーポンもございますので、是非ご活用ください。
弱酸性カラー・ヘアマニキュアの質問集
Q1「弱酸性カラーで白髪は染められる?」
弱酸性カラーでしっかりと白髪を染めることは可能です!髪の老化トラブルも感じやすい白髪でお悩みの方には特にお勧め。痛みやすく繊細な白髪を優しく染める事ができるので、ツヤツヤしっとり綺麗な仕上がりになりエノアのお客様にも大変好評です!
Q2「ヘアマニキュアと弱酸性カラーはどちらが傷まない?」
1回分のダメージはヘアマニキュアの方が少ないですが、ヘアマニキュアの場合2週間くらいでほとんど色落ちして気になってしまうのでかなりの高頻度で同じ部分を何度も染めなければなりません。1回分のダメージが少なくてもキューティクルがどんどん傷ついてしまうと、髪内部のダメージにも繋がります。それを考えるとダメージを抑えながら髪をしっかり染められる弱酸性カラーで染めた方がトータルダメージは抑えられますよ!
※弱酸性カラーで染めるお客様は平均で1〜2ヶ月に1回の頻度で染めていらっしゃいます。
Q3「髪色を明るくトーンアップしたい時はどうすればいいの?」
弱酸性カラーもヘアマニキュアも今の髪色より明るくするのは苦手です。その為エノアではオリジナルの弱アルカリカラーを使用していきます。弱アルカリカラーは髪を明るくする力がありますが、一般的なアルカリカラーよりも髪の弱酸性に近い性質を持っているので、その分髪への負担を抑えることが出来ます。エノアの弱酸性カラーと同じように毛髪補修効果が高い成分も同時に補給していきますので、髪色を明るくしたい場合もお気軽にエノアスタイリストまでご相談くださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ヘアマニキュアと弱酸性カラーはどちらも酸性カラーと呼ばれる事もあり混同して分かりづらいですよね。まぁ、弱酸性カラーが開発されたのがヘアカラーとヘアマニキュアが普及して「アルカリカラー=ヘアカラー」「酸性カラー=ヘアマニキュア」みたいなイメージが定着しているしている所に新しく追加されたので、分かりづらいのは仕方ない、、( ; ; )
ですが名前が分かりづらくても、染まり方や特徴は全然違います!
弱酸性カラーもヘアマニキュアも特徴をしっかり理解した上で「自分にはどっちが良いのか?」是非検討してから染めてみてくださいね!美容師としては「ジアミン」などのアレルギー、お肌に合わないなどがなければ『弱酸性カラー』がおすすめです。
最後までご覧いただきありがとうございました!
この記事が皆さんの髪がもっと綺麗になるきっかけになれば嬉しいです!