カラーで痛まないためには?弱酸性カラーと髪のための3つのポイント
2021/07/15
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「カラーの色持ちが良くない。しかもカラーを続けてきたせいか髪がパサパサになってる。。」
こんなことを思ったことがある方も少なくないのではないでしょうか。
カラーをするたび髪の毛が傷んでいるような気がする、そんな方に向けて記事を書きます。
これを読めば確実に髪の傷みを減らし、色持ちをよくして長く髪色を楽しめるようになります。
ぜひ、最後まで読んでいただけると幸いです。
はじめに、カラーの種類は大きく分けて2つあります。
どんな薬剤を使っているのかというのは、髪を傷めないため、つまりダメージレスなカラーリングには最も重要なポイントです。
カラーの種類を知らずに美容院に行っているという方も多いと思いますが、使う薬剤を知るだけで髪のダメージが変わってきます。
知っておいて損はない、それぞれのカラーの特徴をご紹介します。
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一般的に普及している“アルカリカラー”は髪が傷みやすい!?
通常サロンで使われているカラー剤やドラックストアで売られているヘアカラーのほとんどがこのアルカリカラーの薬剤です。
髪の毛に色を入れるために、アルカリが含まれたカラー剤のことで、脱色をして色を入れていきます。
アルカリ度が高いほど髪のキューティクルが開きやすく色が入る、つまり発色が良いというメリットがありますが髪への深刻なダメージ、傷みが出てしまいます。
匂いが強く揮発性も高いのでアレルギーの方はオススメできません。妊娠されている方は特にやめておいた方がいいでしょう。
半年くらいはアルカリカラーを使ってもそこまで傷みが気にならないかもしれませんが、1年ほど続けると少しずつの蓄積ダメージが大きくなり傷みが酷くなります。
発色が良い反面、デメリットも多いのがアルカリカラーです。
おすすめ!傷みを抑え、ツヤ&コシが出る“弱酸性カラー”
アルカリカラーが髪のキューティクルを開き、髪の内部から脱色しカラーリング剤を内部に浸透させていくのに対し、酸性カラーはキューティクルを開くことはせずに、表面を色でコーティングすることができます。
なので髪の傷み、ダメージがかなり少なく、施術によってツヤやコシを出すこともできます。
とにかくダメージを抑えてカラーリングをしたいという方は弱酸性カラーがおすすめなんです。
カラーの周期はどのくらい??
アルカリカラーの場合…
髪の傷みが出やすいので、何度か繰り返してダメージを受けている場合はどうしても色持ちが悪くなってしまいます。続けるほどに傷みがでて、色持ちも悪くなっていきます。
周期は20日ほどで、ほとんど色が抜けます。色が抜けきると髪色が汚く見えてしまいがちですが、カラー周期を早く設定しすぎると傷みが酷くなってしまうので1ヶ月以上は開けた方が良いです。
弱酸性カラーの場合…
弱酸性カラーは、もともとの髪の成分と近いカラー剤なので傷みが少なく綺麗に染まるのが特徴です。
続けるほどに色持ちも良くなり発色もグングン上がります。
色持ちも良いので弱酸性カラーの周期は45日ほどを目安と考えてください。もちろんカラーの一回一回の傷みが少ないので気分で色味を変えたいとき、何か特別な予定があるときには周期を早めても全然問題ないというのも良いところです。
アルカリカラー、弱酸性カラー、どちらがおすすめ??
カラー剤によって色持ちは大きく左右されます。そして、薬剤により傷み、見た目も変わってきます。
私は弱酸性カラーをおすすめします。長い目で見たとき、メリットが大きいのはやはり弱酸性カラー。
美容室が多い今の時代、その美容室はどんなカラーを使っているのかをしっかりリサーチして美容室に行くことが色持ちを良くすることや傷みを減らすのに大切なポイントです。
ダメージレス&カラーの持ちをよくするための3つのこと
よく聞くのが「私の髪って色がすぐ抜けちゃうんです…。」という声。
そういう方はきっと多いはず。
これって、髪の傷み&ヘアケアが原因なんです。
どんなカラー剤でも色持ちを良くする、悪くするも貴方次第!!
色が抜けるのを抑えるためには髪の傷みを最小限にして、ヘアケアをしっかり行っていくことが大切です。
カラーをするうえで押さえておくと良い3つのことをお伝えします。
1.シャンプー時に1番色が落ちやすい
髪の毛が傷みを受けると、髪が濡れていない状態でもキューティクルが開きやすくなります。そのため、日常的にしっかりとヘアケアを行うことが大切です。例えばスタイリング剤のつけすぎは、毛髪に傷み色落ちだけではなく頭皮にもダメージを与えてしまいますので注意が必要です。スタイリング剤をつけすぎると、綺麗に落とすために洗髪する時間が長くなってしまいます。
特に市販のシャンプー剤は洗浄力が特に高いため、色を落としやすくなり髪もパサパサになってしまい、結果色持ちが悪くなってしまうという悪循環になります。
色持ちを良くするにはカラーで傷ませないということも大切ですが、シャンプー剤にもこだわり自分に合うものを使うことでさらに色持ちが良くなります。
自分に合うシャンプーがわからないって方は担当の美容師さんに聞きオススメのシャンプー剤を使うと良いです。
2.お風呂に浸かるときは髪をまとめる
お風呂に入る際に髪をお湯の中に入れていませんか??やっている方は今すぐやめましょう。それも色持ちが悪くなってしまう要因の1つです。
理由は髪の毛はたんぱく質で出来ているので湯船につけてしまうことでたんぱく質が流れ落ちパサついた絡まりやすい髪の毛になります。結果色持ちが悪くなります。
お風呂に入る際は髪をまとめてお湯にはつけないようにしましょう。
3.濡れた毛髪はNG!ドライヤーでしっかり乾かす
毛髪を濡れた状態にしておいてはひとつもいいことはありません。濡れていると毛髪は無防備になり髪が傷みやすくなります。理由としては髪のキューティクルが開いてしまうからです。そうすると髪色が抜けやすくなりますのでしっかりと乾かし、カラーの色持ちを良くしていきましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか??
色持ちを良くするにはカラー剤で傷ませないようにしていく事が必要なのです。また、カラー剤だけに、こだわっていてもホームケアの仕方が間違っていては本末転倒です。
この記事を見て少しでも多くの方が髪の傷みを減らし色持ちがよくなり美髪の髪で気持ちよく毎日過ごしていただける方が増えることを願っています。