【色見本&色落ちの対処法】緑のハイライト完全ガイド
2025/08/02
こんにちは!ケアブリーチと弱酸性カラーが得意な美容院ENORE(エノア)東京店スタイリストの高橋です。
「人とかぶらないカラーに染めたい」
「気分が上がる髪色に染めたい」
そんな方におすすめなのが、緑のハイライトです。
緑は髪の赤みを抑えながら透明感を引き出せる、他とはひと味違う個性的なカラー。
くすみ感のある「マット」や肌なじみのよい「カーキ」など、バリエーションが豊富なのも魅力です。
この記事では、
- 緑のハイライトがおすすめな理由
- 緑の種類と特徴
- 緑のハイライトヘアカラー見本
- 緑のハイライトの色落ち
- 緑のハイライトを長持ちさせる方法
について紹介します。
また、ハイライトが色落ちして緑になった人向けに、その原因と対処法を解説しますので、ぜひ参考にしてください。
ENORE東京店では、髪にやさしい薬剤を使用するため、ブリーチをしてもなめらかな質感を保てます!
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目次
ハイライトとは
ハイライトとは、全体よりも明るい色で筋状に染めるデザインカラーのことです。
髪に立体感や陰影がプラスされて、おしゃれなヘアカラーに仕上がります。
緑のハイライトがおすすめな3つの理由
緑のハイライトがおすすめな理由を紹介します。
1.赤みを抑えられる

日本人の髪には赤いメラニン色素が多く含まれています。
そのため、髪を染めても赤みが残りやすい傾向があります。
緑には赤みを打ち消す効果があるため、やわらかな色に仕上げたい人にぴったりです。
2.透明感が出る

緑のハイライトを入れると、髪にふんわりとした透明感が出ます。
部分的にブリーチをして緑に染めることで、ほどよいくすみ感が加わるからです。
髪に光が当たるたびやわらかな質感に見え、外国人風な髪色にも仕上げることも可能です。
3.個性を出せる

緑のハイライトは、周りと差がつくおしゃれなカラーです。
ベーシックなブラウンやアッシュとはひと味違う、さりげない個性とセンスのよさを出せます。
鮮やかさや深み、透明感など、好みの緑に染めて自分らしさを表現できるのもポイントです。
どんな緑のハイライトに染める?緑の種類と特徴
ひと口に緑と言っても、色のバリエーションが豊富にあります。
緑の中でも、
- グリーン
- マット
- カーキ
- オリーブ
がどのような色味なのか紹介します。
グリーン

グリーンは鮮やかな緑で、赤みをしっかりと抑えられるカラー。
人目を引くようなはっきりとした色味が特徴です。
ハイライトで染めるとアクセントとなり、個性的でおしゃれな印象に仕上がります。
マット

マットは緑にブラウン系を混ぜた、くすみ感のあるカラーのこと。
ツヤを抑えたふんわりと軽やかな色合いが魅力です。
緑に染めたいけれど、派手すぎるのは避けたい人におすすめです。
カーキ

カーキは色彩学では黄みよりの茶色ですが、ヘアカラーではそこへ暗い緑が混ざった色合いになります。
淡くまろやかな色合いで、やわらかな印象に仕上がります。
オリーブ

オリーブはその名のとおりオリーブの実のような、暗い緑っぽさのある黄色のことです。
似たような色にオリーブグリーンがありますが、これは暗い灰色っぽさのある黄緑のことを言います。
どちらも深みのあるにごった色合いで、近年人気が出ています。
緑のハイライト見本11選
ここでは、緑のハイライトをたっぷりと紹介します。
マットな質感がかっこいい緑のハイライト

スモーキーでマットな質感が目を引く緑のハイライトです。
落ち着きのある色合いで大人っぽさと、個性をプラスできます。
カジュアルにもモードにもなじむヘアカラーです。
ビビットな緑で個性的なハイライトに

鮮やかな緑で周囲の視線を惹きつけるハイライトスタイルです。
黒髪ベースに染めているため、コントラストで緑がぐっと際立ちます。
メンズライクなファッションにもよく似合います。
透明感たっぷりの緑ハイライトで存在感のあるスタイルに

圧倒的な存在感のある緑のハイライト。
光に当たると、明るめの緑が透きとおるように輝きます。
動きや立体感も加わるので、どの角度から見ても魅力的なスタイルに仕上がります。
センスが光る!青緑のハイライトグラデーション

青緑のハイライトが毛先に向けてグラデーションカラーに変化するスタイルです。
根元は暗め、毛先は明るめなので、髪に奥行きと軽やかさが生まれます。
クールな色味の中に遊び心を感じる、個性派さんにぴったりのデザインです。
切りっぱなし&緑のハイライトで他と差がつくデザイン

直線的なシルエットと深みのある緑が絶妙にマッチしたヘアカラーです。
シンプルなのに印象に残りやすいカラーがとっても魅力的。
おしゃれ上級者さんにおすすめの髪色です。
蛍光緑で魅せる!唯一無二のハイライト

インパクトのあるカラーに染めたい方は、蛍光緑がぴったりです。
どこから見ても存在感を放つ色味で自分らしさを出せます。
ハイライトに毛束感を付けるよう、ワックスでスタイリングしましょう。
青緑のハイライトでミステリアスな雰囲気に

大人の余裕を感じさせる青緑のハイライトです。
長めの前髪には太めのハイライトを入れることで、周囲の視線を集めるアクセントに。
赤いリップを合わせれば、ミステリアスな雰囲気をまとえます。
落ち着きのある緑のハイライトでこなれ感のあるスタイル

ナチュラルで深みのある緑が髪にほどよいスパイスを与えてくれるヘアカラーです。
さりげなく髪に動きや立体感が出ることで、こなれた印象に仕上がります。
初めて緑に染める方にもおすすめです。
髪にニュアンスを与える緑のハイライト

シンプルな切りっぱなしボブが一気に洒落た印象になる緑のハイライトです。
細かい筋感をたっぷり入れることで、繊細なニュアンスをプラスできます。
さりげなく個性が光る、洗練されたスタイルです。
シンプルボブに緑のハイライトでおしゃれ度アップ

髪全体に緑を溶け込ませるように染めたハイライト。
筋感を強調させず、ぼかすように染めることで、やわらかな髪色に仕上がります。
自然体でありながらも、おしゃれ感を出せるヘアカラーです。
輝きのある緑のハイライトで垢抜けた印象に

輝きのある緑のハイライトは、ツヤ感と透明感を同時に引き出せるヘアカラーです。
根元は暗めに染めているので、ほどよい抜け感も出せます。
ナチュラルな中にさりげない個性を感じさせるカラーです。
緑のハイライトを入れるにはブリーチが何回必要?

ブリーチの回数は、どのような緑に染めるかによって変わります。
濃く深みのある緑に染めたい場合は、ブリーチ1回で染まります。
鮮やかな緑や淡い緑は、ブリーチが2~3回程度必要です。
ただし、染める前の髪色が明るい人や、髪が細く色が抜けやすい人は、ブリーチの回数が少なく済むこともあります。
そのため、美容師に染めたい緑のハイライト画像を見せて、ブリーチが何回必要か確認するとよいでしょう。
緑のハイライトの色落ち
緑のハイライトはブリーチが必要なカラーなので、1~2週間程度で色が抜けていきます。

染める緑の色味にもよりますが、色落ちするとくすみ感のあるブラウンやベージュ系になります。
他のブリーチカラーと異なり、色落ちしても髪がギラつきにくいのが特徴です。
染めたては個性的な色、色落ち過程でやわらかな色になる変化も楽しめます!
緑のハイライトを長持ちさせる3つの方法
きれいな緑のハイライトを保つには、染め方と染めた後のケアが大切です。
長持ちさせる方法を確認しておきましょう。
1.髪にやさしいケアブリーチを使う
傷んでいる髪はキューティクルがめくれたり、内部が空洞化したりしています。
そんな髪にヘアカラーをすると、色が定着しにくいので色落ちが早まります。
そのため、染めるときに髪をなるべく傷めないことが重要。
ハイライトを入れるときには、髪に負担が掛かりにくいケアブリーチを使用するのがおすすめです!
ENOREでは「ファイバープレックス」というケアブリーチを使用しています。
▼髪の左側は普通のブリーチ、右側は普通のファイバープレックスを使用した実験結果はこちら。

ファイバープレックスを使用した髪は、サラッとなめらかな質感になりました!
ダメージを抑えると、色持ちもぐっとよくなります。
▼「ファイバープレックス」について詳しくはこちら。

2.グリーンシャンプー(カラーシャンプー)で洗う

緑のハイライトを入れた後は、グリーンシャンプーを使用しましょう。
グリーンシャンプーとは、緑の色素が配合されたカラーシャンプーのことです。
ヘアカラーをした髪は、シャンプーの洗浄力によって色が外へ流れ出てしまいます。
そこへグリーンシャンプーを使うと、緑の色素を補充できるため、きれいな色を維持しやすくなります。
髪色の状態を見ながら、3日に1回程度の頻度で使用するとよいでしょう。
3.濡れた髪は早めに乾かす

濡れた髪はタオルでよく拭いてから、すぐにドライヤーで乾かしてください。
濡れている髪はキューティクルが開いているため、色素が抜けやすくなっています。
自然乾燥したり、タオルで髪を包んだままにしたりすると、気がつかない内に色落ちを早めてしまいます。
髪に水分が残りやすい耳周りや襟足まで、しっかりと乾かすようにしましょう。
ハイライトを入れたら色落ちで髪が緑になった?原因は?

「ハイライトを入れたら色落ちで緑になった」というケースがあります。
「緑に染めたかったわけではないのにどうして?」と思うでしょう。
原因はブリーチでハイライトを入れた黄色の髪に、青っぽいカラーで染めたことが考えられます。
絵の具の黄色と青を混ぜると、緑になるようなイメージです。
シャンプーをすると染まった色素が薄くなるので、ベースの黄色と重なり緑に見えるんです。
青に染めたとき以外にも、アッシュ・シルバー・グレーに染めると緑になる場合があります。
そのため、このような色に染める場合は、美容師が染める前の髪色のことも考えてカラーを調合する必要があります。
ハイライトの緑を消す3つの対処法
ハイライトの緑を消すにはどうすればよいのでしょうか?
3つの対処法の中から、自分に合ったものをお試しください。
1.シャンプーで色落ちを早める

一番手軽にできるのが、シャンプーの回数を増やして緑の色落ちを早める方法です。
ヘアカラーはシャンプーをするたびに、色素が外に流れやすくなります。
それを利用して1日に2~3回程度シャンプーをすると、緑が抜けやすくなるんです。
ただし、シャンプーには洗浄成分が含まれているので、髪が乾燥してパサつきやすくなることもあります。
髪を洗った後はトリートメントでしっかりと保湿するようにしましょう。
2.ブリーチで緑の色素を抜く

緑になったハイライト部分をブリーチすると、緑の色素を落とせます。
手っ取り早く緑を落とせる方法ですが、再びブリーチをするので髪が傷みやすくなるのが気になるところです。
美容師に髪の状態を見てもらい、ブリーチをしても問題がないと判断された場合のみ、施術しましょう。
そのときは、ダメージを抑えられるケアブリーチを使用してくださいね。
3.緑を打ち消すカラーで染める
髪にかなりダメージが出ている場合は、ファッションカラーを使用し、緑を打ち消すカラーで染める方法があります。
▼緑と正反対色の赤系で染めることで、緑っぽさを抑えられるんです。(これを補色と言います。)

緑の色味によって、紫や赤紫で染めた方がよい場合もあるので、美容院で染めるようにしましょう。
ENOREは色彩学に精通しているので、髪の状態を見ながらぴったりな色味をご提案できます。

まとめ

緑のハイライトは、自分の世界観を大切にしたい人にぴったりなカラーです。
オリーブやカーキなど色味が豊富なので、好みに合った緑を選んでください。
また、青やシルバー系でハイライトを入れると、色落ちが緑になる人もいます。
気になる人はシャンプーの回数を増やしたり、ケアブリーチで色素を抜いたりして、緑を落としましょう。
ENOREでは、ダメージを抑えられるファイバープレックスを使用するため、髪にやさしいカラーができます!
色彩学に基づいたカラーができるので、あなたにぴったりな髪色に染まります。
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