【白髪染めは『ヘナ』が安心?】植物性=良いとは限らない。デメリットも知っておこう!

2023/09/06
【白髪染めは『ヘナ』が安心?】植物性=良いとは限らない。デメリットも知っておこう!

こんにちは。髪質改善と弱酸性カラーが得意な美容院ENORE(エノア)です。

植物性の白髪染めとして注目される「ヘナ」

ヘナ染めのほとんどはジアミンなど化学染料を使っていないので、ジアミンアレルギーや頭皮がピリピリしやすい方は染めていらっしゃる方も多いと思います。

ですがメリットもある反面、デメリットもあるのが事実

そこで今日は「ヘナ」についてメリット、デメリット面を中心に詳しく解説していきたいと思います。またヘナ以外にも低刺激で、髪に優しいヘアカラーがありますので一緒にご紹介していきますね!

「自分はヘナで染めるべきか?」

「今のままヘナで染め続けて良いのか?」

そう思っている方が疑問を解決して、もっとキレイな髪を手に入れるための参考になれば嬉しいです!

ヘナ染めって何?

ヘナとはインドなどで古くからボディペイントなどに使用されてきたハーブの事です。

そのヘナの色素を使って白髪を染めていくのがヘナ染め。草木染めと言われる事もあります。

一般的な白髪染めとは違い髪を明るくは出来ませんが白髪がオレンジっぽく染まるので白髪のままにしておくよりは黒髪に馴染みやすくなるのが特徴です。

ヘナのメリット・デメリット

ヘナのメリット

「頭皮についても安心。」

色素沈着は数日間見られるものの植物性なので頭皮についても安心。特に将来抜け毛や薄毛、白髪が増える1つの原因「活性酸素」の心配もありません。

※研究が進み「活性酸素」除去効果や頭皮ケア効果の高いトリートメントやスカルプケア商品もありますので、普通のカラー剤を使用する方におすすめです↓

『髪の老廃物除去効果のあるトリートメント』

『白髪にアプローチするおすすめスカルプケアアイテム』

「低刺激でピリピリしない。」

100%ヘナのヘナ染めを使うとジアミンが入っていないので、普通のカラー剤でジアミンアレルギーがある方にはとっても安心!また低刺激でピリピリしないのも嬉しい!

「髪にハリコシが出る。」

ヘナに含まれるローソンという成分が髪のタンパク質に絡みつき表面に膜を貼るようにオレンジ色に発色します。それにより髪にハリコシが出るので、細毛やペチャ毛でお悩みの方には嬉しいポイントです。

※たまに「ヘナでタンパク質を補うからハリコシが出る」と表現されていますが、タンパク質自体を直接補っているわけではないので勘違いしない様にしましょう!

「コーティングにより『うねり』『ハネ』が出にくい」

先程も説明したヘナ染めで髪が染まる仕組みにより、ある意味髪のタンパク質の結びつきが強くなりコーティングされる様な状態になるので、湿気などでうねりやハネが出にくくなる事もあります。

ヘナのデメリット

「髪色が選べない。白髪部分だけオレンジ色になる。」

ヘナの色素で染めるので「オレンジ」っぽく必ず染まります。その為髪色を選べません。

また色が付くことで馴染みがいいと言っても黒髪部分とヘナで染まったオレンジ部分は色の違いがあります。メッシュっぽく仕上がるので均一な髪色にはなりません。

「ゴワつく。脱脂力が強く乾燥する。」

染めた後は髪がゴワつきます。髪にハリコシが出るというのをメリットでご紹介しましたが、元々髪の硬さが普通以上の方が染めるとハリコシが出るというより、ゴワつきにより髪が硬くなった方が感じやすいです。

このゴワつきは主に脱脂力が強い為で「何日か経てば指通りが滑らかになる」と説明される事もありますが、それはそのはず。頭皮から皮脂が分泌され髪に移行しますから数日経てば足りなくなった皮脂が補われるんです。これはヘナが良いのではなく、体の仕組み的に必ず起こる現象です。

それよりも乾燥は髪や頭皮のバリア機能を低下させダメージしやすくしてしまいますから、ヘナで染めて髪が敏感な時期に髪のバリア機能が低下してしまうのは注意しておきたいデメリットと言えるでしょう。そう考えると保湿力が高く、ダメージレスなカラー剤で染めた方がカラー後は特にダメージしにくいと言えます。

「時間がかかる。」

ヘナは普通の白髪染めよりも髪にヘナを乗せた後長く時間をおく必要があります。なのでその分染めるのに時間がかかってしまうのが忙しい方にとってはデメリットになってくるでしょう。

「パーマがかかりにくいことがある。」

ヘナは染まる時の染毛成分(ローソン)が髪のタンパク質に絡みつき、表面に膜を貼ります。それによりパーマ液が浸透しにくい。などの理由からヘナ染めをしている方はパーマがかかりにくいことがあります。もし美容院でパーマをお考えでしたら、事前に美容師さんにヘナで染めている事を伝える様にしましょう。

「一度ヘナで染めた部分は明るくしたり、カラーチェンジが難しい。」

ヘナで髪を染めた場合、髪にヘナの色素が色素沈着します。その為ヘナで染めた部分を明るくしたり、カラーチェンジをするのは難しくなるので注意が必要です。

「トリートメント効果が高いとは言えない。ダメージ0でもない。」

ヘナ染めと聞くと天然の物だし「自然派」でものすごく良い気がしてきますよね!でも残念ながらそうでもありません。低刺激なのは確かですし、ジアミンアレルギーがある方にとっては良いのですが、、。

まずトリートメント効果はそこまで高くありません。なぜなら

髪の80〜85%はタンパク質で出来ているから!しかも「動物性」タンパク質!

ヘナは「植物」!!

察した方もいるのではないでしょうか?

髪はダメージするとタンパク質や脂質が減少します。ですがこのダメージした髪に対してヘナでは十分なタンパク質を補えませんし、脱脂力が強く髪を乾燥させます。つまり、、マイナスに働いてしまうんです。なのでヘナ染めに「トリートメント効果」を期待するのはナンセンスです。

また一般的な白髪染めに比べるとダメージは抑えられますが、脱脂力が強い事、そして髪に浸透し色を変える事からダメージは0ではありません。最近はダメージを最小限に抑えたカラー剤もありますし、昔とは違いカラー剤との差別化が難しくなってきているのも現状です。

ヘナで染める時の注意点

ヘナがお肌に合わない人もいる

植物性で優しいヘナですが、人によってはアレルギー反応が出たり肌がかぶれたり、、お肌や体質に合わない方もいらっしゃいます。実はまさに筆者自身がそうなのですが、母親の白髪を「100%ヘナ」のヘナ染めを使い染めた時、腕にヘナが付いたのですぐに洗い流したのですが、、

↑このようにかぶれてしまいました、、。

普通のカラー剤でも私自身かぶれやすいですが、ヘナも同様に合わない方が私の様にいます。敏感肌やアレルギー体質の方は白髪を染める前にまずパッチテストをするのがおすすめです。

ヘナの中にカラー剤の成分が混ざっている商品もある

ヘナと言ってもいろんなメーカーさんがヘナ染めの商品を出しています。100%ヘナを使用した純粋なヘナ染めもありますが、中にはカラー剤に使われているような人工着色料・化学染料が一緒に含まれている「ケミカルヘナ」もあります。なのでもし普通のカラー剤にアレルギーが出てヘナ染めをお考えでしたら成分表示をよく見て購入してくださいね!

ダメージレスでトリートメント効果の高い「弱酸性カラー」知ってますか?

ここまでヘナ(ヘナ染め)についてお話ししてきましたが、今は技術の進化によりダメージレスに白髪を染められるカラー剤もあります。特に低刺激で保湿効果の高い「弱酸性カラー」は今注目のカラー剤です。もちろん。低刺激でもお肌に合わない方もいらっしゃるので、心配な方はヘナと同じ様に事前のパッチテストがおすすめしていますがヘナには出来ない魅力があるカラー剤になります。

何個か弱酸性カラーのメリットを挙げると、、

・ダメージレスなのに白髪がしっかり染まる。

・普通のカラー剤の様に繊細な髪色の表現が可能。いろんな色が選べる。

・もっちり、弾力のある柔らかな仕上がり。

・保湿効果が高く、毛先がしっとりまとまる。

・お肌や髪と同じ「弱酸性」で低刺激。

・エノアではプラス髪に必要な栄養分を補給し「高い毛髪補修効果」も期待できる。

・数か月先も髪の良い状態が保ちやすい。

などの年齢を感じさせないキレイな髪作りにぴったりのカラー剤です。

時代は変わり良い物が出てきているからこそ選択できる自由が皆さんにはあります。とりあえず「自然派」ではなく、まずはリサーチしてみて「自分の髪に合う」物を選んでみてくださいね!

↓弱酸性カラーについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。

エノアで弱酸性カラーをしたお客様の仕上がり

実際に弱酸性カラーをした髪の仕上がりはどんな感じなのでしょうか?是非チェックして見てくださいね!

↑ダメージでお悩みのお客様。弱酸性カラーの毛髪補修効果で毛先がかなりキレイになりました。過去のダメージが蓄積されている分最初は色落ちがすぐ出てきてしまうことが予想されますが、弱酸性カラーを続けていく事でどんどん色持ちも良くなり髪が改善されていきます。

↑何年もエノアの弱酸性カラーで白髪染めをしているお客様。地毛に近い髪色で染めると色落ちもほとんど見られないのでいつも根元の伸びた分だけ染めています。しっとりと美しい艶がキープされ若々しい髪が分かります。

↑ヘルシーな明るめマットブラウンで。毛先のしっとり感と滑らかな手触りに喜んでいただけました。生き生きとした艶も出ていますね!

↑こんなに鮮やかな色の再現も髪の状態、ご希望の色によっては可能です!もしトーンアップを希望される場合はダメージレスな弱アルカリカラーの準備もございますので、お気軽にご相談ください。

↑細毛で痛みやすい繊細な髪質のお客様。普通の白髪染めではすぐにバサバサになってしまいますが、弱酸性カラーでダメージレスに染めて美しい髪をキープしています。

↑髪が硬く多毛で、ヘナで染めるとゴワつきが出やすい髪質のお客様。広がりやすい髪もしっとりまとまりが出て、後ろ姿がかなり若々しくなりました!

↑エノアではカラーも縮毛矯正もダメージレスでダメージケア効果の高いオリジナルの薬剤を使用しています。その為カラーと縮毛矯正の同時施術も出来ちゃう!見違える様な美髪になりました!

弱酸性カラーの口コミ

このようにたくさんの方から喜んでいただけている弱酸性カラー。

実際に私の母も普通の白髪染めが合わないのでヘナで染めていましたが、弱酸性カラーを試して見てからは、刺激がなく「もっちり」「しっとり」仕上がるのが気に入ってずっと弱酸性カラーで染めています。白髪染めの1つの選択肢としてヘナだけではなく弱酸性カラーも是非ご検討いただけたら嬉しいです!

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まとめ 〜ヘナ染めがおすすめな方とは?〜

いかがでしたでしょうか?

ヘナ染めはメリット・デメリット面を考慮すると「ジアミンアレルギー」などで普通のカラーが使えない方にとてもおすすめの白髪染めになります。

ただその他の理由でヘナをお考えの方

・ダメージレスに染めたい

・髪へのトリートメント効果が欲しい

などのご希望がある場合は、弱酸性カラーなどダメージレスなカラー剤で染めるのがおすすめです。今はダメージレスなカラー剤が開発されています。昔は「ダメージレスに染める」「低刺激に染める」となった場合、ヘナをおすすめすることがほとんどでしたが今は技術の進化により新しい選択肢が増えたんです。

なので是非「自分にはどの染め方が合っているのか?」一度考え直してみてくださいね!

また、ヘナも弱酸性カラーも低刺激で髪や頭皮に優しいカラー剤ですが、お肌に合わない方はもちろんいらっしゃるのでアレルギー体質の方は染める前には一度パッチテストで確認してから染めましょう!

最後までご覧いただきありがとうございました。

この記事が皆さんの髪がもっと綺麗になるきっかけになれば嬉しいです。

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