「黒染め市販はSTOP!!」後悔しないように、まず知ってほしい事。
2024/09/02こんにちは。弱酸性カラーと髪質改善が得意な美容院ENORE(エノア)です。
今日は市販の黒染めでセルフカラーを考えている方に絶対に知ってほしい事を書いてみました。
市販の黒染めは「安いし」「わざわざ美容院に行かなくていい」それに「黒染めってどこも同じ仕上がりでしょ?」だからセルフカラーの方がコスパいいじゃん!!
と考える気持ち分かります!!
でも、私自身美容師になって思った事、、「本当にそれでいいの?!」
人それぞれ価値観は様々。だから市販のカラー剤で染める考えがあっていいと思うのですが、、、。
「市販の黒染めで失敗してしまいました、、。どうにかなりませんか、、。」
と美容院に駆け込まれる方が結構いらっしゃる!!!
だから市販の黒染めをする前に。この記事を読んで「市販の黒染め」のリスクについて知ってほしいんです。その上で市販にチャレンジするなら全然OK!そして逆に「やっぱり美容院で染めよう」そう思った方は、おすすめの黒染めについてもご紹介していますので、是非最後までご覧いただけたら嬉しいです!
目次
市販の黒染めでセルフカラーは大丈夫?
はっきりと申しあげますが、、
市販の黒染めによるセルフカラーはおすすめ出来ません!!!
市販の黒染めによる4つのデメリット
⑴不自然に真っ黒く染まってしまう
市販の黒染めはどんな髪質でもしっかり黒くなるように出来ているので、黒光りするような凄く不自然な黒髪になってしまいます。就活などで黒くしないといけないと言っても、不自然な黒さは肌馴染みも悪く、悪い印象を与えてしまうのでおすすめできません。
⑵髪がめちゃくちゃダメージする
どんな髪質でも。初心者の方でも染められるように、市販のカラー剤は黒染めに関わらず薬剤のパワーがかなり強く設定されています。つまり、髪を大きくダメージさせてしまうということ、、。市販の黒染めを使ってから「髪がゴワゴワする」「枝毛・切れ毛が増えた」「毛先がパサついて広がってしまう」など後悔されて美容院に駆け込まれる方も多いです。
⑶色ムラになりやすい・綺麗に染まらない
実は美容師さんでも技術力がないと黒染めは失敗しやすいカラーリングです。少しの塗布量の不足、放置時間不足、チェックの甘さは命取り、、。ムラになってしまいます。
なので綺麗に染めようと多くの美容師さんは黒染めの場合、1回塗って時間をおいている途中で、もう1度重ね塗りを行います。髪は毛先と根元で状態が大きく違いますから、カラー剤の浸透スピードも大きく変わります。塗布状態と髪の状態を同時にチェックしながら必要なところにカラー剤を再度塗布して、綺麗に染めていくんです。一般の方がそれをするのはかなり難しい職人技術。
だから市販の黒染めは色ムラになり、綺麗に染まりにくいんです。
※特にハイトーン、ブリーチ毛は色ムラになりやすく注意です!
⑷明るくする時も、失敗した時も。カラーチェンジが難しくなってしまう
薬剤パワーが強く市販の黒染めでガッツリ染めてしまうと、黒染め後のカラーチェンジがかなり難しくなってしまいます。美容師さんにお願いしても市販の黒染めで染めた髪は、ブリーチでさえ明るくできない事も、、。また、黒染めがムラになってしまっていた場合は完全に修正するのは難しいです。美容師さんが染めていれば、薬剤コントロールが出来るので、黒染め後のカラーチェンジもある程度スムーズに出来るのですが、、。市販では難しいです、、。
市販での黒染めはやめた方がいい
ここまで黒染めの代表的なトラブルについてお話ししてみましたが「黒く染めるだけだから」と安易に染めてしまうと取り返しのつかないトラブルを引き起こしてしまいます。正直言ってトラブルが起きてしまってからでは遅い、、。それに黒染めは「誰に染めてもらうか?」「どうやって染めるのか?」によって仕上がりや髪への影響は大きく変わってきます。
つまり黒染めは「仕上がりや今後のカラー計画、髪へのダメージを抑える事をしっかりコントロール出来るか?」がとっても重要!正直言ってコントロール出来ない市販の黒染めはやめた方が良いと思います。
美容院で「弱酸性カラー」による黒染めがおすすめです。
という事で、市販の黒染めによるセルフカラーは金額が安く抑えられるものの「仕上がり」「髪へのダメージ」「カラーチェンジ」などに問題が、、。それに市販は染める時に安く済んでも、その後の「ヘアケア」「カラーチェンジ」に余計なお金と手間がかかってしまいます、、。
なので最初から美容院で染めてもらうのが一番です。
また、美容院で染めるとしたら「弱酸性カラー」がおすすめですよ!
弱酸性カラーとは
「弱酸性カラー」は髪や頭皮と同じ「弱酸性」の性質を持っているカラー剤の事です。
一般的に使われているアルカリ性のカラー剤とは違い、髪に浸透する時にキューティクルを開かずに染められるので、髪にとって良いことがたくさんあるんです!
ダメージレスで髪に優しい!
一般的なアルカリ性の黒染めとは違い、キューティクルを開かずに染められるので髪の中の栄養分がキューティクルから流れるのを最小限に抑える事が出来ます。つまり髪のダメージを大幅に削減できる!髪の健康を守りながら優しく染めることが出来るんです。
高保湿でしっとり艶やかな仕上がり。
ダメージレスに加えて、弱酸性カラーはとっても保湿力が高い!その為、黒染め後もしっとりと艶やかな仕上がりで手触りもアップします。
黒染めなのに色が選べる!
弱酸性カラーは仕上がりが良く髪を優しく染められるだけではなく、一般的なカラー剤と同じように色の種類も豊富です。なのでお客様の好みや希望、目的、色持ち期間に合わせて色を選ぶことが出来ます。
※美容院によって扱っている色数は違いますのでご注意ください。
色落ちをコントロール出来る
弱酸性カラーはガッツリ染める事も、色落ちしやすく染める事も出来ます。色持ちさせたい期間に合わせて色落ちのコントロールもある程度可能!黒染め後もカラーチェンジをしたり、明るくしやすいのでおすすめですよ!
※お家のヘアケアのやり方によっては色落ちが早まってしまう事もあるので注意が必要です。
1ヶ月・2ヶ月後の髪の状態が良い
弱酸性カラーは髪の「弱酸性」を守りながら染められます。そのため、カラー後の綺麗な状態を数ヶ月先も保ちやすく、お手入れがとっても楽なんです。
エノアオリジナル弱酸性カラーのさらなるメリット!
また、エノアではオリジナルの弱酸性カラーを使用、さらにカラー以外にもこだわった手法とメニューでさらにお客様に感動していただけるよう努力しています!
・毛髪補修力、質感アップの為に栄養成分「CMC」「セラミド」「シルクタンパク」をカラー前とシャンプー後に補給していきます。今までのダメージで不足している栄養分をしっかりと満たし「もっちり」「なめらか」な仕上がりが人気の秘訣です。
・通販でも購入出来る「エノアエイジングケアシャンプー&トリートメント」を使って、カラー直後の繊細な髪を優しく洗い、同時に「13種のアミノ酸」をここでも髪に補給!さらにカラーの色素の定着力アップ&カラー後のダメージの原因「残留アルカリの除去」もしていきます。
・エノアは「パーマ」「縮毛矯正」でも弱酸性の髪質改善効果のあるメニューを揃えています。カラーとの同時施術も可能!
・ダメージが気になる方は「髪質改善トリートメント」「弱酸性酸熱トリートメント」などカラーと相性抜群のトリートメントメニューもございます。痛みにくい髪作りとワンランク上の艶とまとまりが手に入ります。
黒染めでも。髪は綺麗におしゃれでいたいですよね。そんなお客様の思いを叶えるために是非「弱酸性カラー」を体験してもらえたら嬉しいです!
「おしゃれな黒染め!綺麗でツヤツヤ元気!な髪を手に入れましょう!」
エノアで黒染めビフォーアフター5選
ではここまで弱酸性カラーについて説明させていただきましたが、百聞は一見にしかず!エノアで弱酸性カラーを体験されたお客様の髪を見てみてくださいね。
まるで地毛!「極ナチュラルブラック」
自然な黒髪は清潔感があってとっても好印象!就活でも悪目立ちする事もなく、どんな業種でも失敗なく安心です。
ちょい暗めで良いなら。「暗髪ベージュ」
真っ黒くしたくない。ある程度色が落ち着けばOKという方は暗髪ベージュもおすすめ!暗い髪色でも髪質にしっとり柔らかさが出て優しい印象になります。
神秘的な「ブルーブラック」
青みがかったブルーブラックは深海のような神秘的な色合いが魅力的。日陰はしっかり黒いですが、光が当たると綺麗な青を感じることが出来ます。
暗いのに軽やか仕上がり。「暗髪オリーブブラウン」
暗髪でも外国人風の垢抜けた色にしたいなら「オリーブブラウン」がおすすめ!日本人特有の髪の赤みをしっかり抑えてくれて、くすみがかったおしゃれ髪に。ふんわりと軽やかな仕上がりです。
個性的にしたいなら!「シルバーブラック」
クールでかっこよく!個性的な仕上がりになるのが「シルバーブラック」メタリックな艶で髪も綺麗に見せてくれますよ!
〜エノア弱酸性カラーお客様からの嬉しい口コミ〜
お客様から嬉しい感想をたくさんいただいています。一部をご紹介させていただきますので、エノアの弱酸性カラーの良い部分をさらに感じていただければ嬉しいです!
「市販の黒染め」に関する質問
Q1「市販の黒染めはどれくらいで落ちる?」
「市販の黒染めはどれくらいで落ちるのか?」「ちゃんと落ちるのか?」予測がつかないのが市販の黒染めのとても怖いポイントです。黒染めを落としたいと言ってブリーチを使っても全然落ちない方もいたり、毛先だけすぐに色落ちして、根元だけ真っ黒なままな方も。
黒染めをやめる期限がはっきりしている方は、ちゃんと色落ちをコントロール出来る美容院で染めるようにしましょう。
Q2「黒染めはしたくないけど暗くしたい場合はどうすればいい?」
髪のトーンを落ち着けたい場合は「暗髪カラー」がおすすめです。
暗髪カラーとは「真っ黒まではいかないけど暗めの髪色」の事!黒髪にするよりも再現可能な色数が増えるので、おしゃれもしっかり楽しめますよ!
Q3「1日だけ黒染めをしたいけど市販の黒染めで出来る?」
1日だけ黒染めしたい方は市販の「黒染めスプレー」がおすすめです。自分でお手軽に出来ますし、シャンプーで落とせるので、とってもお手軽にできますよ!黒染めスプレーを選ぶ時は
・サラッと自然な仕上がり
・速乾性、耐湿性がある
・トリートメント成分配合
に注目して商品を選んでみてくださいね!
※ブリーチ毛やハイトーンな髪の方は、髪に色素沈着してしまう場合もあるので使用時間は出来るだけ短くしましょう。
↓黒染めスプレーについて詳しくはこちら
Q4「黒染めした髪を長持ちさせるにはどうしたらいい?」
お家で使用するシャンプーは「アミノ酸シャンプー」に変えましょう。
黒染めやカラーをした後、洗浄力の強いシャンプーを使ってしまうとすぐに色落ちして、さらに髪が傷んでしまいます。なので洗浄力がマイルドで髪に優しいアミノ酸シャンプーで優しく洗ってあげましょう。高保湿で、トリートメント効果も高くおすすめです!
※シャンプー後はトリートメントでしっかり「栄養補給&保湿」をすればさらに効果的です。
↓おすすめアミノ酸シャンプー
↓カラーの色持ちを良くするには?
Q5「市販より美容院の方が綺麗に染めてもらえるの?」
市販の黒染めでセルフカラーをするより、美容院の方がずっと綺麗に染めてもらえますし失敗するリスクも少ないです。ただ黒染め経験の少ない未熟な美容師さんだと失敗してしまう事もあるので、実績のある美容院でお願いしましょう!
Q6「黒髪にするメリットは?」
黒髪にするメリットは
・髪がツヤツヤ、美髪に見えやすい。
・根元が伸びてきても目立ちにくい。
・色持ちがいい。
が大きなメリットかなと思います!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
市販の黒染めは残念ながら「仕上がり」「髪へのダメージ」「カラーチェンジ」の事を考えるとおすすめできません。お値段の心配もありますが、
「失敗した時のやり直す費用(失敗すると直すのも至難の業です)」
「傷んだ髪の維持にかかるお金と手間」
を考えると、最初から美容院でお願いした方がコスパが良い事も多いです。
それに。髪は1度傷んでしまうと、その部分はどんなにトリートメントを頑張っても元通りの状態に直る事はありません。トリートメントは1時的にあくまでもカバーしてくれるだけ、、。
「髪はそのうち生え変わる。」
と言っても生え変わるのにはかなり時間もかかります。髪は大切な財産ですから、是非大事にしてもらえると嬉しいです!
最後までご覧いただきありがとうございました。
この記事が皆さんのお悩みや迷いを解決するきっかけになれば嬉しいです!