30代の白髪対策|白髪染めだけじゃない。おしゃれにカバーする方法とは!?
2024/02/07こんにちは!髪質改善と弱酸性カラーが得意な美容院ENORE(エノア)です!
この記事を読んでくださっている方の中で
「30代になってから白髪が気になり出した。」
または
「だんだんと白髪が増えてきた。」
そんなお悩みをお持ちの方いらっしゃるのではないでしょうか?
実は筆者もただ今30代。しかも白髪が気になってきました。
20代の頃は若白髪と思い気になりませんでしたが、30代になると年齢も年齢だし白髪は増えてくるしどうしても気になってきてしまっていて。でも、まだ白髪染めはしたくないなーという気持ちも少しあります、、。
「この気になる白髪をどうしようか?」
対応に困るのが30代の白髪の特徴なんですよね。
ということで今回は「30代の白髪とうまく付き合っていくために」
・白髪の原因
・30代の白髪いつから白髪染めにするべきか?
・30代におすすめの白髪カバー4つの方法
・白髪の予防と対策
・よくある30代の白髪についてのご質問
を美容師としてお話ししていきたいと思います。
是非最後までご覧になっていただき、ご自身の白髪との付き合い方の参考にしていただければ嬉しいです!
目次
白髪の原因
白髪は
・加齢(エイジング):色素を作る細胞(毛母細胞)の働きが低下してしまう
・ホルモンバランスの乱れ:妊娠出産などでホルモンバランスが乱れると薄毛や抜け毛だけでなく白髪が増える事も
・自律神経の乱れ(睡眠不足など):自律神経が乱れると毛母細胞の低下や老化の原因である活性酸素が沢山作られてしまう
・体調不良や栄養不足:色素を作るのに必要な栄養が不足する
・ストレス:大量の活性酸素が発生し老化を促進してしまう
・遺伝:遺伝的に色素が作られにくい
・紫外線:活性酸素をの発生や、毛母細胞をダメージさせてしまう
・頭皮の血行不良:色素を作るのに必要な栄養分が不足してしまう
などいろいろな原因が考えられます。お仕事や育児による疲労やストレスから白髪が増える方もいれば、出産・妊娠によるホルモンバランスの乱れ、遺伝的に若い頃から白髪が多い方まで様々!初めて白髪を見つけた時はまだ数本で見て見ぬふりも出来たけど、、どんどん増えてくると、「そろそろ白髪染めした方が良いのかな?」なんて考え始める方も出てくるのではないでしょうか?
急に増える白髪は「体の警告」!!
遺伝や加齢など白髪の増える原因はたくさんありますが、もしここ数ヶ月で急激に増えた、、。という方は要注意!白髪の原因は体調不良や強いストレス、食生活の乱れなど体の不調による「体の警告」の可能性が高いです。もし、思い当たる事がありましたら、生活習慣を見直したり、ゆっくり心と体を休ませてあげてくださいね。
体のトラブルが解決すれば黒髪が生えてくる可能性もあります!
30代の白髪。いつから白髪染めで染めるべき?
白髪の生える位置・量はお客様一人一人違います。また、人によって感じ方も変わってきますので白髪染めをご検討いただくのは、
「自分がどうしても白髪が気になってしまう」
事が出てきたらで良いと思います!「白髪が1本でもある=白髪染めをしなきゃいけない」というわけではありませんので、自分が気になるか気にならないかの判断基準で良いと思います!
そして、白髪が気になったら美容師さんに「白髪染めをするべきか」相談しましょう。美容師さんと相談して「とりあえずおしゃれ染めで白髪をカバーするのか」「白髪染めでしっかり染めたほうがいいのか」具体的なプランを自分の髪の状態に合わせて提案してもらい染めてもらうのがおすすめです!
上手に白髪をカバー!30代の「白髪染め」と「おしゃれ染め」4つの方法
①白髪染めで白髪をしっかり染める
「白髪をしっかり染めたい。」「仕事柄髪を明るく出来ないので、どうしても白髪が目立ってしまう。」そんな方は白髪染めでしっかり白髪を染めてあげるのが◎最近では白髪染めと言ってもいろんな色合いを楽しむことが出来ます。
「ベージュブラウン」
「ラベンダーブラウン」
「マットブラウン」
「暖色系ブラウン」
など白髪染めでも白髪染めっぽくないおしゃれなカラーを楽しむことが出来ますので、是非挑戦していただきたいです!
②明るめカラーで白髪を馴染ませる
髪色を全体的に明るく染める事で白髪を馴染ませる方法!まだ白髪が多くない30代に特に人気のカバー方法です!実際に30代の筆者もこの方法で白髪をカバーしています↓
いつもと同じおしゃれ染めの感覚で髪を染めることが出来ますし、カラーチェンジもしやすく気軽に白髪対策が出来ます!また、必ずしもハイトーンにしなければならないわけではありません。地毛よりも確実に明るい8トーン以上でしたら、結構馴染んできますよ!
③ハイライトでおしゃれにカバー
ハイライトやウィービングなど細く明るいスジ状の毛束を全体に入れることで、白髪をおしゃれにカバーする事も可能です!毛束の太さや間隔の調整で、ナチュラル系〜個性的な仕上がりまで幅広いイメージに合わせたカラーリングが可能。またヘアスタイルを立体的に見せてくれるので骨格カバーの効果もあります!ヘアアレンジやアイロンで髪を巻く方には特におすすめですよ!
④デザインカラーを取り入れる
インナーカラーやフェイスフレーミングカラーなどのデザインカラーを上手に活用する事で白髪がカバー出来る場合もあります!例えば
顔周りに白髪が部分的に多い方は「フェイスフレーミングカラー」
内側に白髪がある方は「インナーカラー」
いかがでしょうか?
デザインカラーは色合いや色の組み合わせ次第でナチュラルな仕上がりになります。流行に敏感な方やヘアカラーで遊びたい方の白髪カバーにピッタリですよ!
髪を染めるときは「ダメージレス」なカラー剤で染めよう!
白髪染め、おしゃれ染めどちらを選択するにしても守っていただきたいのが、
「ダメージレス」なカラー剤で染めること!
「お肌の曲がり角」だけではなく「髪の曲がり角」とも呼ばれる30代の髪にとってダメージは大敵!30代のうちに、変化する髪質に対してどれだけ対応して健康で綺麗な髪をキープ出来るかで40代、50代になった時の髪の美しさに大きな差が出ます。なので白髪カバーだけではなく、是非とも染めるカラー剤にもこだわってヘアケアをしてあげてくださいね!
番外編「本数が少なければカラーリング以外の対応も◎」
まだ白髪の本数が少なければ、カラーリング以外でカバーする方法もあります!
内側に白髪がある→「ヘアスタイル」や「アレンジ」カバー
ボブなど、内側の髪の毛が見えにくいヘアスタイルにしたり、見えにくいようにヘアアレンジする事で内側の白髪を上手にカバーする事が出来ます!
表面に白髪がある→洗うと落ちるタイプの「ヘアマスカラ」や分け目を変えてカバー
表面に少しだけ白髪があって、カラー以外で対応したい方は洗うと落ちるタイプのヘアマスカラでパパっとカバーがオススメです。ただ、髪が染まるタイプのヘアマスカラは髪へのダメージや今後白髪染めやカラーをする時に綺麗に染まらない原因になる事もあるので要注意!「洗ったら落ちる」タイプがベストです!
また、分け目を変えたりジグザグに取ることで表面の白髪を分からなくする方法もあります!
これらの方法は白髪の量が増えたらカバーしきれないので、白髪が増えたらカラーリングを検討してくださいね!
30代の白髪予防と対策!
遺伝が原因の場合の白髪はなかなか防ぐことは難しいですが、その他の余計な白髪を増やさないためにやっておきたいことを6つご紹介いたしますね!また、これからご紹介する方法は白髪予防・対策だけでは無く綺麗で元気な髪を生やすお手伝いにもなります!なので、出来ることだけで良いのでよかったら取り入れてみてくださいね!
①頭皮マッサージで結構促進
ストレスや寝不足などで頭皮は硬くなってしまい、髪の色素を作るのに大切な栄養分が不足しています。なので数日に1回でもスペシャルケアとして、お風呂に浸かりシャンプーする前に頭皮マッサージをして、まずは元気な髪を生やすための土台作りをしていきましょう!
↓おすすめマッサージオイルは「ホホバオイル」です!
【ホホバオイルで髪がしっとりツヤツヤ「美容師が使い方を徹底解説!」(クリック)】
②シャンプー、トリートメントで髪や頭皮環境を整える
睡眠不足やストレスを強く感じると実は頭皮環境が乱れ、髪のエイジングを促進。白髪が増えてしまう1つの原因になるんです。なので、髪や頭皮環境を整える成分が配合されているシャンプーやトリートメントで日頃からケアするのが、汚れを落とすだけではなく年齢を重ねても綺麗な髪を維持するのに大切ですよ!
エノアのヘアケア商品でおすすめなのがこちら↓
「エノアエイジングケアシャンプー&トリートメント」
こちらの商品の詳細はこちらでご紹介中です(タイトルをクリック)↓
③ストレス解消!
ストレスを溜めないようにと思っても、ストレスはどうしても溜まってしまうもの。なので、ストレス解消を大事にしてください!1日10分、30分だけでも自分にとってリラックス出来る時間があると、心だけではなく、髪の健康・白髪予防にもなります。
④健康的な生活を心がけて
お仕事などが忙しいとなかなか大変ですが、規則正しい食生活や適度な運動など出来る時だけでも心がけてあげましょう。体が元気じゃないと髪にも悪影響を及ぼしてしまいますので!
⑤睡眠はしっかり摂る
自律神経を整えるために睡眠時間をしっかり確保して、寝る事は髪のためにも健康のためにもお肌のためにも、心のためにも大切です。また、時間だけではなく睡眠の質を上げることも大事ですので、寝る前にお風呂で体を温めたり、体に合った寝具を使ってあげてくださいね。
また筆者は最近寝ても疲れが取れなくて困っていたのですが、マルチビタミン・ミネラルのサプリ、タンパク質補給のプロテインを摂取したら次の日から疲れが取れてスッキリしました!シンプルにタンパク質やビタミン不足で体に元気が出ない場合もあるので、心当たりのある方は良かったら試してみてくださいー!
⑥紫外線対策をしっかりと
紫外線は白髪を増やす原因になる不純物が余分に発生してしまいますので、帽子や日光ダメージを予防するヘアトリートメントやオイルを使って髪を日光から守ってあげましょう。
エノアヘアケア商品で日光ダメージ予防ができるヘアオイルはこちら↓
「エノアオーガニックスタイリングオイル」
こちらの商品の詳細はこちらでご紹介中です(タイトルをクリック)↓
よくある30代の白髪についてのご質問
Q1「白髪を黒髪に戻すことは出来ますか?」
体調不良やストレス、妊娠・出産のホルモンバランスの乱れなどで一気に白髪が増えた場合は、体のトラブルを改善することで黒髪に戻る事もあります。ただ、遺伝や加齢が原因の場合は黒髪に戻す事は残念ながら難しいです。
Q2「市販の白髪染めを使おうかと考えてます。どうやったら髪を綺麗に出来ますか?」
もし「綺麗な髪になりたい。」と言う思いが少しでもあるのでしたら、市販の白髪染めで自分で染める事はおすすめ出来ません、、。
ムラになってしまったり、白髪が染まらなかったりトラブルがセルフカラーはとても多いです。白髪染めは色素をしっかり入れる分抜けずらいので、稀にブリーチでも明るく出来なかったなんてことも、、。
ミスした時の修正が難しいですし、何よりも怖いのが髪へのダメージです。白髪染めはただでさえ薬剤パワーが強く髪への負担が大きいのに、市販の薬剤は誰にでも染めれるようにさらに強くなっていますし、シャンプータイプやトリートメントタイプは毛先に強い薬剤が付いてしまいます。そうすると何度も繰り返すうちにどんどんバサバサ。山姥みたいな髪の毛になってしまいますから、髪の状態に合わせて的確に染めてもらうために美容師さんにお願いして下さいね!
Q3「数本しかないので白髪抜いても良いですか?」
白髪を抜くと毛根が炎症を起こしてしまい、頭皮トラブルの原因になってしまいますので、白髪を抜くのはおすすめ出来ません。また、根元から切るという方法もありますが、切った白髪が伸びてきた時にピーンと立ってしまい、オバケのQ太郎みたいになってしまうこともあるので注意が必要です!
Q4「ヘアマニキュアは髪が傷まないって本当?」
ヘアマニキュアは白髪染めに比べて1回のダメージは少ないですが、色が落ちる時にキューティクルを剥がしてしまい傷めてしまいます。また、2週間くらいで色落ちしてしまうので、何度も同じ部分を染める必要があります。そうすると高頻度で何度も染めなければなりませんから、ヘアマニキュアでもどんどん髪が傷んでしまいますよ。特に乾燥と広がりが気になる髪になってしまいます。
総合的に考えると白髪染めはしっかり染めてしまえば、褪色しない限り同じ部分を染めなくていいので、マニキュアの方が傷む心配が実はあります。
なのでアレルギーで白髪染めが使えない場合以外はマニキュアは避けた方が良いかなと思います!短い頻度で何度も染めるのは、なかなか手間ですしね!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
まだまだおしゃれ染めでいきたいけど30代になると白髪が気になってくる方がだんだん増えてきます。「白髪染めにすると一気に老けてみられそう、、。」と心配な方もいらっしゃるかもしれませんが、白髪染めは明るさに制限はあるものの、いろんな色を今は楽しむことが出来ますし、白髪がまだ少なければおしゃれ染めを上手に活用して白髪を馴染ませカバーする事も出来ます!
いろんな方法がありますので、どうかお一人で悩まずに美容師さんに相談して上手に白髪と付き合っていきましょうね!
最後までご覧いただきありがとうございました。
何かありましたらお気軽にエノアスタッフまでご相談ください(^^)