【黒染めなし!!】黒染めはもう古い!ダメージレスなトーンダウンでツヤツヤ暗髪へ✨
2024/02/20こんにちは!
夏休みや冬休みなどの長期休暇で髪の毛を明るくしたけど、学校が始まるから暗くしないといけない。
就活が始まるから黒髪に戻さないといけない。
そんなとき”黒染め“をしようとしてはいませんか??
その考え、実はもう古いです。
何年か前までは 黒髪に戻す=黒染め が一般的な考えでしたが、現在はカラー剤や美容師の技術が発展し黒染めでなくても黒髪(自然な髪色)に戻すことができる”暗染め”が主流になっています。
そこで黒染めと暗染めの違いについて解説していこうと思います。
目次
黒染めとは
黒染めは髪色を地毛と同じトーン、またはそれよりも暗くするカラーなのですが実はただ単に黒色を入れている訳ではないと知っていましたか?
色の三原色である黄色(イエロー)、青緑(シアン)、赤紫(マゼンタ)の3つを同じ量混ぜることによって濃い黒を作り出しています。
黒染めをしたことある人をしたことがある方ならわかると思いますが、染めてみて地毛よりも”黒い”と感じませんでしたか?
日本人は黒髪というイメージがあるせいか皆さん黒染めをすれば元の髪色に戻ると思われがちなのですが、実際は濃い茶色なのです。
なので黒染めをすると真っ黒になりすぎた、と感じてしまうのです。
黒染めのメリット
黒染めをするメリットは1つ。カラーの持ちがいいことです。
しっかりと黒で染まることで普通のカラーに比べて持ちが良いです。短くても3ヶ月くらいは持ちます。
黒染めのデメリット
黒染めをするデメリットは2つ。
⓵次明るくするときに明るくなりづらい。⓶不自然な暗さ(真っ黒になってしまう)になる。
⓵について。先ほどもご説明した通り、黒染めは3色を混ぜて濃い黒にしているため色を抜こうとしてもなかなか抜けないのが難点です。
この写真のようにブリーチをしても色が抜けないため、カラー剤だけで明るくするのはまず無理だと思っていただいた方が良いと思います。
⓶について。
地毛本来の濃い茶色とは異なる真っ黒な髪の毛になってしまうため浮いて見えてしまいます。
暗染めとは
暗染めとは真っ黒には染めずに濃いグレーや濃いアッシュ系、濃いブラウンなどのカラー剤を用いて暗く染めることです。
暗染めのメリット
暗染めのメリットは2つあります。
⓵次のカラーで明るくできる。⓶ニュアンスで色味を変えられる。
⓵について。
黒染めとは違い真っ黒を入れる訳ではなく、濃い色味を入れることで暗く見せているので染めた後も普通のカラーと同様に退色します。
なので次、髪色を明るくしたい場合でも問題なく明るくすることができます。
⓶について。
先ほどもご説明した通り濃いグレーや濃いアッシュ系、濃いブラウンなどで染めていくのでなりたいイメージによって色味を変えることができます。
それに加えて真っ黒にはならないため、透明感のある自然な暗髪になることができます。
暗染めのデメリット
暗染めのデメリットは黒染めに比べてカラーの退色が早いことです。
このデメリットがあるおかげで次に髪色を明るくする際に支障が出ないというメリットがある訳なのですが、退色が早いということは頻繁に染め直さないといけません。
なので髪色を明るくすることはないという方には不向きの染め方になります。
ただ、ヘアケアをしっかりとすればカラーを長持ちさせることができます。
下のリンクに詳しく書いた記事がございますので合わせてご覧くださいませ。
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暗染めするときの注意点
暗染めをするときに注意していただきたいポイントが1つあります。
それは染める際に使用するカラー剤です。
多くの美容室ではアルカリ性のカラー剤を使用しています。
アルカリ性のカラー剤は髪の毛に色を入れるために髪の毛の表面にあるキューティクル(バリア機能がある)を開いています。
髪色を明るくする際には必ずアルカリ性の薬剤を使わなくてはいけないのですが、明るい髪の毛を暗くしたい(トーンダウン)場合には新たにキューティクルを開く必要がありません。
むしろアルカリ性のカラー剤でトーンダウンしようとすると、更にキューティクルを開くため髪の毛が傷みやすくなり退色が早まってしまうため、カラー頻度が高くなってしまいます。
ではどんなカラー剤を使って染めればいいのか。
ズバリ”弱酸性“のカラー剤です。
ダメージレス?弱酸性カラーとは
CMで弱酸性ビオレ等を聞いたことのある方も多いのではないでしょうか??
まさにその弱酸性です!
大体のサロンで取り扱っている薬剤はアルカリ剤で髪や肌とは全く逆の性質なので髪にかなりの負担をかけてしまいます。
ですが、ビオレといえば優しいというイメージがあるように、髪や肌の健康な状態は弱酸性と言われて、それと同じ性質なので非常に優しい薬剤になっています。
なので髪の毛に余計な負担(ダメージ)をかけることなく暗髪(トーンダウン)にすることができます。
黒染めなし「弱酸性カラー」でトーンダウン集
「ブルーブラック」
ブルーブラックは暗染めの代表格と言っても過言ではないくらい定番のカラーになっています。
濃い青色を入れているので、暗すぎず黒すぎず、日光に当たるとほんのり青に見える絶妙なカラーです。
好みによって青みの加減を変えることができるのもポイントです。
「ダークグレー」
ダークグレーはブルーブラックと並ぶ暗染めの代表格の1つです。
濃いグレーを入れることで黒染めよりも馴染みがよく、自然で黒髪よりも透明感があるのでワンランク上の黒髪になることができます。
また、弱酸性のカラーを使用した施術なので艶感がUPしてダメージレスな仕上がりに!
「ブルー+グレー」
このカラーは先ほどのブルーブラックとダークグレーの2つを掛け合わせたいいとこ取りのカラーです。
ブルーの色味もありつつ、グレーによって透明感がある上品な黒髪になることができます。
「ナチュラルブラウン」
濃い茶色で染めた自然なブラウン。
元々の地毛が茶色っぽい方や暗くしたいけど黒は嫌だという方におすすめのカラーです。
「濃いめのブラウン」
先ほどのナチュラルブラウンに比べて濃いブラウンのカラー。
トーンアップ後特有の赤みを消すためにマット系(緑)を入れているので、カラーに深みが出て退色した後でも綺麗な色を保つことができます。
元々艶の出やすい方でも弱酸性カラーでダメージを抑えることで綺麗な状態を維持できます。
これらのカラーは 弱酸性カラー 8250円 のメニューで施術しております。
料金一覧
弱酸性カラー 8250円
髪質改善トリートメント 5500円
カット 7150円
弱酸性酸熱トリートメント 15000円
口コミ
弱酸性のカラーで施術しているからこそ、ダメージレスで艶の出る髪の毛にすることができたので、今後もできる限り弱酸性カラーで染めていきましょう!
トリートメントも今回一緒にやっていただいたので、カラーもより綺麗で艶のある髪の毛にすることができました!ホームケアも頑張っていきながら理想の髪の毛を目指していきましょう!
同じカラーでも色味の違かったり、どんな色が似合うのかも人それぞれなので難しいですよね。
今後もカウンセリングでしっかりとイメージを擦り合わせていきながら理想のカラーができるようにサポートさせていただければと思います!
まとめ
いかがだったでしょうか?
黒染めと暗染めについて。
どういう理由で髪色を暗くしたいのか、暗くする期間、今後明るい髪色にする可能性があるのか。
目的によってどちらのカラーで染めればいいかが変わってくるので、しっかりと理由を明確にした上で暗髪(トーンダウン)していきましょう!
この記事で少しでも多くの方のお悩みを解決するきっかけになれば幸いです。