「アイロンで傷んだ髪はアフターケアが大事!」効果的なカラーとヘアケア
2024/10/10こんにちは。髪質改善と弱酸性カラーが得意な美容院ENORE(エノア)です。
今日は「アイロンで傷んだ髪」でお困りの皆さんに知ってほしいアフターケアについてお話ししていきますね!
・アイロンで死んだ髪を生き返らせることは出来るのか?
・アフターケアで綺麗な髪を手に入れるポイント「カラー」と「ヘアケア」について。
また
・アイロンによる色落ちを防ぐ為に知ってほしい「アイロンのやり方」「おすすめの髪色」
についてもお話ししていきます。
アイロンで傷んだ髪は毛先がバサバサ。手触りも悪いし、広がりやすく、ヘアカラーはすぐに色落ち、、などお悩みが尽きないはず。どうかそんなお悩みを解決して「うる艶!綺麗な髪」を手に入れるきっかけに!この記事を通して皆さんのお手伝い出来たら嬉しいです!
よかったら是非最後までご覧ください!
目次
アイロンで死んだ髪の毛 生き返らせることは出来る?
はっきりと言って1度アイロンで死んでしまった髪の毛の部分は、どんなに頑張っても
元通りに『生き返らせる事は出来ません』
何故なら。髪の毛は元々死んだ細胞で出来ているからです。
お肌の場合は生きた細胞で出来ていて、ターンオーバーを繰り返し成長していくので、怪我をしてしまっても時間が経てば綺麗に治ります!ですが髪の毛はそれが出来ないんです。
根元にある毛母細胞で分裂・増殖することで髪を伸ばす事は出来ますが、毛母細胞から出来た毛髪自体は死んだ細胞で出来ているので1度傷んでしまったら、元通りにはなりません。
だから「アイロンで死んだ髪を生き返らせる」事は残念ながら無理なんです。
でもダメージを放っておくのはNG!!
じゃあ、ヘアケアするのは無駄じゃん。と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ダメージした髪を何もせずに放っておくのはNGです。なぜなら
・アイロンダメージの部分からさらにダメージが進行したり、広がってしまう。
・髪がパサつき広がって髪が扱いづらい、見た目も悪い。
など、さらなるトラブルやお悩みの原因になってしまうからです。
アイロンで傷んだ髪はアフターケアが大切!
アイロンで髪が傷んでしまったからと言ってそのままにするのではなく、適切なアフターケアをしてあげる事で髪の状態を良く保つ事がとても大切です。アフターケアの頑張り次第で傷んだ部分が元に戻らなかったとしても、髪の状態は大きく変わります。
特におすすめなのは
①弱酸性カラーでツヤツヤに
→髪を美しく見せるだけではなく、保湿力の高い弱酸性カラーで髪がまとまりやすくなる。しかもお肌や髪と同じ弱酸性だからダメージレス。
②ヘアケアで「髪質改善」綺麗な髪を育てていこう
→ダメージ部分をしっかり補修・補強してダメージ進行を防ぎ、髪を扱いやすくする。さらに、今後生えてきた新しい髪の部分が今のようにダメージしてしまわないよう、アイロンの仕方などを見直し、時間をかけて「綺麗な髪」の部分を増やしていく。
などのケアをしてあげるのが、髪の見た目と健康に効果的な方法になります。
ということで早速アフターケアの方法をご紹介していきますね!
①弱酸性カラーでツヤツヤに
アイロンで傷んだ髪におすすめの弱酸性カラーって?
弱酸性カラーはお肌や髪と同じ「弱酸性」で髪へのダメージを最小限に抑えながら染めることの出来るカラーの事です。「保湿力」が高くしっとり艶やかに仕上がるので、アイロンで傷み毛先がパサつきやすい髪にぴったりのカラーになります↓
また、さらにエノアのように一部の美容院では弱酸性カラーにプラス、カラー途中で髪に栄養補修成分を浸透させて「ダメージケア」効果を高くしてカラーを提供しているお店もあるので、
ダメージが特に気になる方はダメージケア効果も付属されているカラーを選ぶとより効果的です。
↓エノアの弱酸性カラーについてより詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください
アイロンで傷んだ髪におすすめカラー3選
ではここからはアイロンで傷んだ髪におすすめの髪色をご紹介したいと思います。アイロンする方にとってよくあるお悩みが「色落ち」。カラーの色素は熱を受けるほど色落ちしやすい性質があるので、どうしてもアイロンによる色落ちは避けられません。
ですが!染める色によって落ち方が違うのはご存知でしたでしょうか?
実は「寒色系カラー(ブルー、アッシュなど)」は色素の分子が大きく、髪内部まで浸透しにくく髪の外側の方で発色するため、アイロンによる色落ちがしやすい!逆に「暖色系カラー(オレンジ、レッドなど)」は色素の分子が小さく、髪内部まで浸透してくれるので色落ちしにくい!
つまり、よくアイロンを使う方は暖色系カラーにする方が色落ちがしにくい!ということで「アイロンをしても比較的色落ちのしにくい」かつ「髪を綺麗に見せてくれる」暖色系カラーをご紹介していきますね。
「レッド系こっくりカラー」
深みのあるこっくりカラーは髪をしっとりと見せてくれます。レッド系のお色はブリーチをしなくても鮮やかに発色してくれるので、ブリーチなしで個性的な色合いにしたい方にもおすすめです。
「アプリコットブラウン」
顔色をパッと明るく見せてくれる!艶やかで髪を綺麗に見せてくれるお色です。ナチュラルな色合いで日本人の肌色との相性抜群!
「ブラットオレンジ」
瑞々しい色合いのブラットオレンジは少しブラウンをブレンドする事で、髪がパサついて見えない深みのある色に大変身!イエロー〜オレンジ系は単色だと髪がパサついて見えやすいので、このようにブラウン系の色をブレンドするのがポイントです。
↓色みの他に、色持ちをよくするために注意したいポイントをご紹介しています!
(色持ちの良い色についてもお話ししていますので、アイロンをしている方は今回ご紹介した「暖色系カラー」とこちらの記事でご紹介しているお色をブレンドしてみるのもおすすめです!)
②ヘアケアで「髪質改善!?」綺麗な髪を育てていこう
では次にアイロンで傷んでしまった髪の状態を良くしていく&綺麗な髪を育てていくために効果的なヘアケア方法をご紹介しますね!これからご紹介する方法は美容院で髪質改善メニューをしている方のヘアケア方法としてもおすすめしていますので、是非ご活用ください。
↓髪質改善って何?
自宅で出来る!アイロンで傷んだ髪に効果的なヘアケア方法
⑴アミノ酸シャンプーで「髪を優しく洗い」「毛髪補修成分を補給をしていく」
洗浄力が強く、髪に負担のあるシャンプーを使ってしまうとアイロンで傷んだ髪は乾燥しバッサバサになってさらに傷みます。そこで洗浄力がマイルドで髪に優しい「アミノ酸シャンプー」を使うようにしましょう。アミノ酸シャンプーは高品質なものだと髪を洗うと同時にトリートメントと同じくらい毛髪補修力が高い商品もあります。
シャンプーはホームケアの中で最も髪の状態を左右する重要なヘアケア。シャンプー次第でトリートメントの効果も変わってきますので、まずはシャンプーから見直すのがおすすめです。
↓アミノ酸シャンプーについて
↓エノアのおすすめアミノ酸シャンプー&トリートメント
⑵髪を洗ったら優しく・しっかり乾かす
濡れている髪はとっても繊細で傷みやすいです。ですので
・タオルで拭く時はゴシゴシせず、タオルで髪を挟んで吸い取るように拭く。
・くしで髪を梳かす時は洗い流さないトリートメントを付けてから、目の粗いコームで毛先から優しくとかす。
・髪を洗ったらすぐに最後まで乾かして。濡れたままにしない。
などに注意して優しくしっかりと乾かしましょう。
⑶洗い流さないトリートメントを上手に活用!
洗い流さないトリートメントは手軽に効率よく「ダメージケア」が出来、さらに紫外線や摩擦ダメージから髪を守ってくれる優秀なヘアケアです。アイロンで傷んだ髪にはかなり心強い味方ですので、使うシーンに合わせて商品を変えたりと、洗い流さないトリートメントはしっかり活用してあげましょう!
↓洗い流さないトリートメントの詳しい活用方法はこちらをご覧ください
↓エノアのおすすめ洗い流さないトリートメント
「ドライ前・スタイリング前」
「スタイリングの仕上げ・日中のお出かけ先でのケア」
⑷アイロンの使い方に気をつける
アイロンの使い方が悪いと髪を大きくダメージさせてしまいます。今後、髪を出来る限り傷ませないようにするために、アイロンの使い方を見直して髪への影響を軽減させてあげるようにしましょう。
ヘアカラーを長持ちさせるアイロン方法
アイロンもやり方次第でダメージをできるだけ抑えることが出来ます。その為には「アイロンの設定温度」「アイロンのやり方」が凄く大切なので是非こちらでご確認ください!
髪質・状態別おすすめ温度設定
200度以上だとかなり髪に負担がかかってしまうので、出来るだけ180度以下の設定温度でアイロンをしてあげるのがおすすめです。設定温度は出来るだけ低い方がいいですが、髪の状態や髪質によって形づけることの出来る温度が変わってきますので注意が必要です!
「180度以上がおすすめの髪」
・カラーやパーマなど一切何もしていない「地毛」の髪の毛
・太くて硬いしっかりとした髪質
「150度くらいがおすすめの髪」
・パーマやカラーなどをしている髪の毛
・細毛、猫っ毛
・柔らかい髪質
「130〜140度くらいがおすすめの髪」
・ハイダメージ毛
・ブリーチ毛
どのくらいの温度が良いか、分からない方は美容院に行ったときに直接美容師さんに聞いてみてくださいね!
アイロンのやり方
温度がわかったら次はアイロンのやり方!しっかりと髪への負担を軽減させる為に、正しいやり方でアイロンをしましょう!
①しっかりと髪は乾かしておく
濡れた状態でアイロンを通すと髪が大きくダメージしてしまいますので、しっかりと乾かしましょう。
②洗い流さないトリートメントをつけて、髪を梳かしておく
使用するトリートメントはアイロン前専用の物かミルクタイプがおすすめです。つけ過ぎには注意しましょう。洗い流さないトリートメントを付けたら、目の粗いクシを使って毛先から優しく髪の絡みを無くしておきます。
③アイロンを通す時はスルッと優しく滑らせる
アイロンで髪を挟んだ状態で強く引っ張ると、髪がめちゃくちゃ傷みます。なので髪表面を滑らせるようにスルッと優しくアイロンを当ててあげましょう。くせ毛を伸ばしたい方はアイロンの方ではなく
↑髪を持つ手で軽く髪を引っ張ってピンッと貼るとクセも伸ばしやすいですよ。
※髪にアイロンを当てる時間は1回「ミディアム3〜4秒」「ロング5秒」くらいを目安にしましょう。同じところに熱を当てすぎるのもダメージしてしまいます。手早く・優しくアイロンをしましょう!
もし、くせ毛でアイロンをする方は別の方法もおすすめです。
毎日くせ毛を伸ばす為にアイロンをする方は、アイロン以外の方法で髪を落ち着けた方が髪への負担が少なく済んだり、綺麗な髪を保ちやすいこともあります。それに毎朝のスタイリングがとても楽になりますので、アイロン以外の別の方法も是非ご検討してみてくださいね!エノアでおすすめしているのはこちらの2つのメニューになります↓
弱酸性縮毛矯正
↓詳しくはこちら
弱酸性酸熱トリートメント
↓詳しくはこちら
質問集
Q1「チリチリになった髪はどうやったら直る?」
チリチリも過度なダメージが原因。チリチリ自体を完全に直す事は出来ないので
・チリチリのひどい部分は切ってしまう
・アイロンで伸ばして一時的に真っ直ぐにする
・保湿力の高いシャンプーを使ったり、トリートメントで手触りやボリュームを落ち着かせる
など、対処をしていく事になります。お困りの方はお気軽にエノアスタイリストまでご相談ください!
Q2「髪がボコボコ・ザラザラになるのは何故?」
髪がボコボコ・ザラザラになってしまうのは
・遺伝的な髪の形状
・ホルモンバランスの乱れなど体調不良
などの体質や体調の場合もありますし、髪表面が毎日のアイロンでキューティクルが荒れ、ボロボロになってしまう事でザラザラになってしまう事もあります。原因は人それぞれですのでボコボコ・ザラザラな髪でお困りの場合は自分に合った方法で改善していくのが大切。体調が原因でしたら病院へ、元々の髪質や外部ダメージによるものでしたら美容院で相談しましょう。
Q3「傷んだ髪はどれくらいで直るの?」
髪質改善など本格的にヘアケアや美容院メニューを始めた場合、ダメージ部分が全て切って無くなるまで時間がかかります。
髪の長い方だと数年かかる事もありますが、髪の調子の良さをどんどん感じる様になるので意外と続けやすいですよ!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
アイロンで傷んだ髪は元通り生き返ることが出来ません。でも「ヘアカラー」や自宅での「アフターケア」をしっかりやってあげることで、
髪を綺麗に。扱いやすく。
カバーしてあげる事は可能です。また今後は出来るだけアイロンやヘアケアによるダメージを軽減させる事が出来れば、新しく生えてくれる髪は以前よりも綺麗な状態を保てます!是非今回ご紹介した事をできることだけで構いませんので、実践していただけたら嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
何か疑問点などありましたら、お気軽にエノアスタイリストまでご相談くださいね!