【色落ち予防】白髪染めを長持ちさせるシャンプーの選び方と洗い方
2024/02/06こんにちは!髪質改善と弱酸性カラーが得意な美容院ENORE(エノア)です!
今回は白髪染めの色落ちとシャンプーの関係についてお話ししていきます!
「シャンプーするたび髪が明るくなってる気がする」
「髪に合わないからシャンプー買い替えたい」
などなど感じている方は是非ともご覧ください!
目次
シャンプーするたびに色落ちして明るくなるのは何故?
白髪染めで黒く染めたはずの髪がシャンプーするたびに茶色く明るくなってしまう、、。
色が落ちて褪色してくると色合いが変わってしまって残念なんですよね、、。
出来る事なら皆さん染めたての綺麗な色を出来るだけ保ちたいはず!
ただ正直美容師目線で言うと
・染めて3日程はシャンプーすると泡が茶色くなる
・染めた後1ヶ月ほどすると1トーンくらい明るくなってくる
など、元々髪には無い色素を白髪染めで人工的に入れ込んでいるので
ある程度色が明るくなってしまうのは仕方ないです。
(ダメージがなく髪の調子が良い方や髪質的に色落ちしにくい方はほぼ色落ちがない場合もあります)
ですが!!
・白髪染め後、急激に色落ちしたり
・シャンプーすると常に泡が茶色くなる
・染めてそんなに日数が経っていないのに3トーン以上髪が明るくなる
などの変化がある方、、それは髪に問題が起きている可能性がとても高い!!
髪質的に元々色落ちしてしまう場合を除いて
これは早急になんとかしないと髪がどんどんボロボロになり
色落ちのスピードも加速してしまいます、、。
色落ちにはさまざまな原因があります。
・負担の大きいアルカリ性の白髪染め
・紫外線や乾燥
・過去に蓄積されたダメージ
などなど、、。
と言う事で、今回は一番皆さんにとって身近なホームケアであり大きな色落ちの原因でもある
「シャンプー」に焦点を当てて色落ちの原因と長持ちさせる方法をご紹介していきますね!
↓白髪染めを長持ちさせる方法を全て知りたい方はこちらをクリック!
シャンプーで色落ちする主な3つの原因
シャンプーで色落ちしてしまう主な原因は3つあります。
①強い洗浄力
洗浄力が強いシャンプーを使ってしまうとどんどん色落ちしてしまいます。
なぜなら洗浄力の強い石鹸系・高級アルコール系などのシャンプーは「アルカリ性」だから。
髪や頭皮は健康な状態の時本来「弱酸性」です。
ですがアルカリ性のシャンプーを使うとキューティクルが開いてしまい、
開いたキューティクルから白髪染めで浸透させた色素が流れ出てしまい色落ちしてしまうんです。
②シャンプーによるダメージと乾燥
定期的に白髪染めをしている髪は実はとっても傷みやすいです。
なのでシャンプーが髪に合っていないと、余計な負担を与えてしまい髪がすぐにダメージし
キューティクルがボロボロになってしまいます、、。
キューティクルは例えると家の壁の役割をしている部分です。
もしお家の壁がボロボロになって穴が開いたりすると雨風が入りまくり。
人も出入りが自由ですよね。
それと同じでキューティクルがボロボロになってしまうと
髪の中の栄養分と白髪染めの色素が髪の外に流出してしまいます。
そしてそれが色落ちに繋がってしまうんです、、。
さらに!ダメージし栄養分がなくなり中身がスカスカになった髪は乾燥します。
髪は乾燥するとさらにダメージします。そしてまた色落ちしてしまう、、。
負の「色落ち」ループを繰り返すことになるんです。
③洗う時に髪を傷つけダメージさせてしまっている
髪を洗う時に
・熱めのお湯(40度以上)で流している
・髪同士を擦り付けたりゴシゴシと洗っている
こんなことをしてしまうと乾燥や摩擦で髪が傷み色落ちの原因になってしまいます。
しっかりと色落ちを防ぐならシャンプー選びだけではなく、洗い方にも気を付けてあげるようにしましょう!
白髪染めが色落ちしやすい人は?
「髪が細く柔らかい髪質(猫っ毛など)の人」
「髪がダメージしていてパサつきや広がりがひどい人」
は特に白髪染めが色落ちしやすい為、白髪染後のお手入れは気をつけてあげる必要があります。シャンプー次第で本当に大きく髪の状態が変わってきますので注意しましょう。
髪が太くしっかりしている髪質の方は色落ちしにくい傾向がありますが、シャンプーやヘアケアが適切でないと髪を傷めてしまいどんどん色落ちしやすい髪になってしまいますので「私の髪は大丈夫!」と油断せず、まずはしっかりシャンプーからこだわってみてくださいね。
白髪染めしている髪におすすめのシャンプーの選び方
では早速色落ちを防ぎ、白髪染めの色を長持ちさせるためのシャンプー選びのポイントを4つご紹介していきますね!
①洗浄力がマイルドで髪に優しい
色落ちを防ぐためにまず優先して欲しいのが「洗浄力がマイルドで髪に優しいシャンプーを選ぶ事」!!
シャンプーによる色落ちの原因の半分以上はこれが原因と言っても過言ではありません!
いろんなシャンプーがありますが「アミノ酸シャンプー」と呼ばれる
洗浄成分がアミノ酸系の物を使用しているシャンプーが特におすすめです。
また、出来れば髪や頭皮と同じ「弱酸性」の性質を持ったものを選ぶと
髪への負担をさらに減らすことが出来ますよ!
②しっかりと毛髪補修成分を補給できる
髪がすでにダメージしてしまっている部分は毛髪補修成分を補給し髪を補強。すると色持ちもアップします!なので髪に必要な成分
タンパク質(13種のアミノ酸、フェザーケラチン、加水分解シルクなど)
を補給できるものがおすすめです。
③高保湿で髪への負担が少ない
白髪染めをしている髪には保湿が大切!!
ただ保湿成分ならなんでも良いと言うわけではありません。
保湿成分でも髪に負担があるコーティングする力の強い成分もあります。
なので保湿力が高く、髪への負担がない保湿成分や洗浄成分である
・高保湿な洗浄成分(ココイルグルタミン酸TEAなど)
・優しい保湿成分(ポリグルタミン酸、リピジュア、ハチミツなど)
などの成分が配合されているものを選びましょう。
④カラーの定着を促す成分
白髪染めの色素が流れ出ないようにするだけではなく、
+@「カラーの定着を促す」成分が含まれている
シャンプーを選ぶのも色持ちを良くするためにおすすめ!
特に髪のエイジングケア効果も期待できる「ヘマチン」が大注目です!
白髪染めしている髪におすすめシャンプー2選
エノアがおすすめしているシャンプーを2つご紹介させていただきますね!
是非商品選びのご参考にしてください!
①しっとり滑らか!とことん髪を優しく洗える「エノア弱酸性シャンプー」
髪や頭皮に優しい「弱酸性」でさらにアミノ酸の洗浄成分を使用している
髪を徹底的に優しく洗うことができるアミノ酸シャンプーです。
しかも髪との相性◎なフェザーケラチンを使用ししっかりと毛髪補修成分補給!
リピジュアとフコイダンで髪を外部ダメージから優しく守ってくれます。
色落ちの原因であるシャンプーによる髪への負担を最小限に抑え色持ちを良くしてくれるのが魅力!
しっとりとまとまる仕上がりで
・髪が広がりやすく、剛毛な方
・髪のダメージが気になる方
に特におすすめのシャンプーです。
↓さらに詳しく知りたい方はこちら
②ヘマチンの力で色持ちUP!髪にハリコシも与える「エノアエイジングケアシャンプー」
「ヘマチン」の力で白髪染めの色素の定着を促進して、色持ちUPの効果が魅力のシャンプーです。
また、ルイボスエキスも配合されていてヘマチン&ルイボスのW効果で髪や頭皮環境を整え髪のエイジングケアも同時に出来ます。さらに髪にハリコシを与え、年齢とともに髪が細く弱々しくなってきた髪を元気で綺麗な髪にするお手伝いもしてくれます!
・髪のハリコシ・ボリュームが欲しい
・しっかりとカラーを定着させたい
方にぴったりのシャンプーです!
↓さらに詳しく知りたい方はこちら
色落ちしにくい!髪を優しく洗うためのポイント
髪に良いシャンプーで正しく洗えば色落ち対策完璧です!
これから洗うときのポイントを5つご紹介していきますので是非注意して洗ってみてくださいね!
①お湯の温度は38度
お湯の温度は熱すぎない人肌よりも少し温かい「38度」にして過乾燥を防ぎましょう。
②しっかりと2分間すすぐ
髪を洗う前と後のすすぎはしっかりと最低2分間。
お湯でしっかりと流すことで髪や頭皮の汚れの6割は落ちます!
シャンプーの流し残しを防ぎ、
シャンプー前にしっかりすすげば泡立ちやすい!
余計なシャンプーを使うこともなく最小限のシャンプー剤で髪を綺麗に出来ます。
③頭皮をマッサージするように洗う
髪を洗うときはゴシゴシ洗わず頭皮をマッサージするように洗いましょう。
マッサージ洗いでしっかり汚れは落ちますし、頭皮の血行促進にもなり元気な髪を生やす事にもつながります。
④洗い過ぎに注意!
夏場汗をかいたりすると1日に何回も髪を洗いたくなる時もありますが
洗いすぎは髪を傷め乾燥の原因になってしまいます。
なのでもし「サッパリしたい!」と思ったらお湯だけで洗う「お湯洗い」をしてあげてください!
お湯だけでもしっかりすすいであげるとサッパリしますよ!
筆者自身、頭皮のかぶれで1週間髪を洗えない時があったのですが、
お湯洗いだけでも匂いが気になったり、痒みが出ることもなく問題ありませんでした(^ ^)
⑤シャンプー後はすぐに乾かして!
シャンプーをして髪を洗ったら、すぐにしっかりと乾かしましょう。
髪は濡れている時とても傷みやすいです。
もし、乾かさず放っておいてそのまま寝ちゃったり、ソファで横になったりなんてしたら最悪、、。
傷む前にすぐに乾かしちゃいましょう!
↓ドライヤーの熱ダメージからも髪を徹底的に守るなら、こちらのドライヤーがおすすめ
世界初!【復元ドライヤープロで髪が綺麗に。髪質改善が叶う5つの秘密】
白髪染め後のケアの注意点!
今回シャンプーを中心にお話しさせていただきましたが、白髪染めをしている髪は白髪染めダメージだけではなくエイジングによりより一層髪は傷みやすく繊細な状態です。皆さんも以前とは違う髪の変化に気づいてはいるのではないでしょうか?
なので白髪染めをしている髪は毎日質の高いヘアケアでしっかりとカバーしてあげる事が美髪にとってとっても大切!!
ダメージ部分をしっかりと「毛髪補修成分の補給&ダメージケア」
そして
これ以上ダメージしないように「ダメージレス」
この2つを心がけてヘアケアをやってあげてくださいね。
「白髪染めの色落ち防止」に関する質問集
Q1「白髪染めで抜けにくい色は?」
A「地毛に近い『黒』色が抜けにくいです!」
色が暗く、しっかり染められる。地毛に近い「黒色」が一番抜けにくい髪色です。えのあできてくださっているお客様もこの通り↓
色が抜けないので、毎回新しく生えてきた根元だけを染めています。
ただ黒色にしてしまうとしっかり染まる分、今後のカラーチェンジやトーンアップ(今より明るく染めること)が難しくなってきますのでご注意ください!
Q2「色落ち以前に白髪が染まりにくいのですが何故ですか?」
白髪は髪の中の脂質やメラニンなどの金属物質が少ないので、
「カラー剤が髪の中に浸透しづらい」+「カラー剤が発色しづらく染まりづらい」
為、黒髪に比べて元々染まりにくい特徴があるんです。
なので白髪を染める時は白髪染めをたっぷり乗せて染めていくんですね。
これでほとんどの方はしっかり染まりますが、やはり中には本当に染まりにくいお客様もいらっしゃいます。初めていく美容院では特にお客様の髪についての情報が少なく、失敗しやすい原因にもなりますので「白髪が染まりにくい」と言われた事があったり、失敗した経験のある方はカウンセリング時にしっかり美容師さんに伝えましょう。
また失敗するリスクを減らすためにも、行きつけの美容院があると安心です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
シャンプーは白髪染めの色落ちの大きな原因の1つです!
しかも、シャンプー次第で髪の状態は大きく左右されます。
髪に優しいシャンプーを使うと髪の内側も外側も綺麗になっていきますし
逆に髪に負担のあるシャンプーを使っているとあっという間にボロボロになっていきます。
ホームケアの中でも1番重要と言って良いくらい大切なヘアケアなんですね。
なので「今の髪の状態を改善したい!」とお考えの方は
まずは最初にシャンプーを見直してみてはいかがでしょうか?
しっかりと自分の髪の状態を理解して対応すれば
どなたでも写真の方のように毛先の色落ちが見られず
白髪染めは根元だけ染めればOKな髪が手に入るはずです!
最後までご覧いただきありがとうございました。
白髪染めのお悩みについて他にもご紹介していますので良かったら覗いてみてくださいね!