「白髪ぼかしハイライトで後悔」お勧めしない3つの理由とメリット・デメリットを合わせてご紹介
2024/09/17こんにちは。弱酸性カラーが得意な美容院ENORE(エノア)です。
白髪染めってすぐ髪が伸びるから色持ちが悪くて大変。
巷では「白髪ぼかし」って言葉をよく耳にするけど実際どうなの?
白髪染めでハイライトをすると美容室に行く頻度も少なくなる??
今回はこの様な疑問を抱えている方に向けてご紹介致します。
お悩みの方は是非最後までご覧ください。
目次
「白髪ぼかし」ってそもそも何?
「白髪ぼかし」は白髪をしっかり染める白髪染めとは違い、
白髪は染めずに目立たなくするカラー方法
のことを言います。白髪は染まっていませんがカラーの明るさや染め方を工夫する事で、白髪がパッと見認識出来なくなるので「白髪がまだ少なくて白髪染めをするほどではないけど白髪が気になる!」そんな方にぴったりです。
白髪染めに馴染ませハイライトをすると白髪は「ぼかせる」の?
ハイライトで白髪の様に擬似白髪的な明るい筋を入れてあげることで色馴染みをよくし白髪をぼかすことが出来ます↓
白髪ぼかしハイライトで失敗・後悔しない為には?
ハイライトを入れると白髪ぼかしは可能ですが、実際にハイライトを入れて「失敗した」「後悔した」と感じている方もいらっしゃいます。
ではそうならない為にはどうすればいいのでしょうか?
答えはシンプル
「ハイライトのメリット・デメリットをしっかりと理解した上で自分に合ったカラー方法を選ぶ」
だけ!!!白髪ぼかしと言っても他の方法もありますし、ハイライトのデザインが好きな方なら後悔もあまりないと思いますが、
「美容院に行く頻度を減らせそう。」
など楽しようと思って何となくやってしまうと後悔してしまう可能性が高いです!
実際に美容師として別の白髪ぼかし方法がおすすめだったり、ハイライトをあまり進めない理由・メリットデメリットもありますのでここからお話ししていきますね。
白髪染めハイライトをおすすめしない3つの理由
1.ハイライト=ブリーチなので髪にダメージが出る
ダメージといってもただのダメージではありません。
白髪染めのダメージとブリーチのダメージは比較にならないほどにダメージが出るからです。
理由としては、ハイライト、ブリーチをすることによって白髪染めや通常カラーよりも
髪本来のバリア機能がなくなり髪内部の栄養が流れ出てダメージ毛になってしまうからです。
2.白髪染めハイライトは色落ちが激しく色持ちが悪い
白髪染めハイライトは白髪と色馴染みがいいブリーチやハイライトは最初こそ素敵な印象を与えてくれるのですが残念ながらカラーは褪色という工程があります。
ハイライトやブリーチは褪色が通常カラーや白髪染めと比べて2倍くらいの速さで褪色していきます。
なので1週間、2週間で髪色は褪色し全然イメージが変わってしまいます。
最悪の場合、人によっては色落ちしたキンキンの金髪の髪の方が白髪よりも気になってしまうと思います。
3.白髪染めハイライトは施術時間や施術費用が大幅にかかる
遅くても2ヶ月に一回やるとしても時間が長くかかり施術代も多くかかるようになります。
ハイライトの工程はまずハイライトをし、ブリーチをしていきます。また、その後2回目カラーで全体に色をのせていきます。
約ここまで3時間半ほど、カラーも2回しますので値段も倍かかります。
白髪染めの工程は色を選んで染めていくワンカラーで終わりますので1時間ほどで終わります。
費用も1回のカラーで済みますのでプラストリートメントをしても値段は白髪染めハイライトよりも
費用は安くなります。
白髪染めハイライトの4つのメリット5つのデメリット
白髪染めハイライト4つのメリット
白髪をぼかせる
色が綺麗
ヘアスタイルが軽やかに見える
野暮ったくならない
白髪染めハイライト5つのデメリット
ダメージが出る
色持ちが悪い
バサバサになる
費用がかかる
時間がかかる
白髪ぼかしでおすすめなのは「明るめの透明感カラー」
ハイライトを使わずに白髪ぼかしするなら「明るめの透明感カラー」がおすすめです。
白髪と黒髪部分との明度差を近づけることで白髪が目立ちにくくしてくれます。
いつものカラーと「同じお値段」「同じ時間」で染められるので金銭的にも時間的にもおすすめ!
またブリーチを使わない&髪に優しいカラー剤で染めればダメージも抑えることが出来ます。
カラーは
透明感を出してくれる「アッシュ」
白髪馴染みが良くおしゃれな「グレージュ」
軽やかで白髪との馴染みが特にいい「ベージュ」
が特におすすめです!
白髪ぼかしハイライトをする方へ
ハイライトでおしゃれな白髪ぼかしカラーは「アッシュグレー」
もし白髪ぼかしハイライトをするなら、特におすすめなのが「アッシュグレー」
ハイライト部分がキンキンになるのを抑え、上品で艶のある仕上がりが魅力的なカラー。暖色系で染めるよりも色落ち過程でもキンキンを抑えてくれるのも嬉しいポイントです。こちらの画像はハイライト部分と全体のカラーの明度差があるのでクールな雰囲気ですが、もう少し全体のカラーを明るくするとハイライトの馴染みが良くなりナチュラルな印象になります。
ハイライトの入れ方やカラー次第でいろんな雰囲気を出すことが出来ますので、美容師さんとしっかり相談してチャレンジしてみてくださいね。
白髪ぼかしハイライトが伸びてきたら
白髪ぼかしハイライトをして根元が伸びてきた場合は
★1ヶ月〜1ヶ月半に1回白髪ぼかしカラーをしたカラー施術
(明るめのカラーにすると白髪とハイライトが綺麗に馴染みます。)
★約6ヶ月に1回ハイライト
のカラーメンテナンスをしていくと綺麗な髪色を保ちやすいです!どのくらいの期間を空けてカラーするかは個人差もあるので、詳しくは美容師さんと相談しながら決めていきましょう。
カラーの色持ちをよくしたい場合はシャンプーを自分に合ったものに変えよう
実は、シャンプーでカラーの色持ちはガラッと変わります。
例えば市販のシャンプーを使っていると確実に3週間色持ちは変わります。
何故なら市販のシャンプーには洗浄力成分が含まれており汚れを落とすと共に栄養も奪っていきます。
それを毎日繰り返すことで確実に色は早く抜けて行きます。
ですから、シャンプーは担当してもらっている美容師に聞いてオススメを購入することをオススメします。そうすることで毛髪補修成分・保湿成分をしっかり髪にチャージし、カラーの色落ちを抑制することが可能です。
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白髪ぼかしについての質問集
Q1「白髪ぼかしは何トーンが一般的ですか?」
明るめの透明感カラーにする場合は「10トーン〜12トーン」くらいが一般的です。これよりも明るくとなると髪が大きく痛みますし色合いによってはブリーチが必要になるので、あまりお勧めしません。またもう少しくらい方がいいという方は「8〜9トーン」でも結構明るくなり、白髪ぼかしの効果を感じられますよ!
Q2「白髪ぼかしは髪に傷みを与えますか?」
髪を明るくするパワーが強いほど、髪への負担は大きくなります。なので明るめに染める白髪ぼかしはどちらかと言うと髪への負担が大きくなってしまう傾向があります。
ただその中でダメージレスなカラー剤を使って負担を最小限に抑えたり、ハイライトを入れる場合ブリーチは使わずにハイライトを入れ全体を少し暗めのトーンで染める。などダメージを抑える方法はありますので、美容師さんと相談してみてくださいね!
Q3「白髪ぼかしハイライトと白髪染めどちらがいい?」
白髪をしっかり染めたい方は「白髪染め」
明るい髪色にしたい方は「白髪ぼかしハイライト」
がおすすめです。ただここまでお話ししたように、ハイライトを入れる分髪への負担はありますので、明るい髪色にしたい方はシンプルに明るいヘアカラーで染めるだけでも、白髪は目立ちにくくなります。「どちらがいいのか?」「どの方法で染めればいいのか?」迷う方は一度美容師さんに相談して自分に合った染め方のアドバイスをもらうのがおすすめですよ!
Q4「ハイライトを入れた白髪はその後どうなりますか?」
ハイライトを入れた部分は時間が経つとともに褪色していきますが、明るいのに変わりありませんので白髪と馴染み、白髪ぼかしとしての役目を果たしてくれます。根元は新しく地毛の色で生えてきますから、ハイライトを継続したい方は2〜3ヶ月に1回くらい(人によって期間は変わります)のペースでハイライトを入れてあげましょう。ハイライトを入れた今後の髪色に関しては美容師さんと相談してどうするか決めてみてくださいね!
Q5「白髪ぼかしハイライトが向いていない人は?」
白髪ぼかしハイライトが向いていない方としては
・少しの白髪も気になってしまう人
・根元が伸びてくるとすぐに染めたくなる人
・ハイライトのデザインカラーがあまり好みではない人
・髪色を暗めにしたい人
・ダメージを抑えたい人
・色持ちを長くしたい人
などがいらっしゃいます。自分に向いているかどうか分からない方はお気軽に美容師さんまで聞いてみてくださいね!
Q6「脱白髪染めと白髪ぼかしの違いは?」
一般的に「白髪ぼかし」はハイライトを使って白髪をぼかす方法を指して使われる事の多い言葉ですので、2つの違いは「ハイライトを使うかどうか。」の違いになるかと思います。
とは言っても明確な定義はなく、この2つの言葉はどこかの美容師さんが作り広まった造語の様なもの。美容師さんによって捉え方や、言葉の使い方が変わってくるので注意しましょう。なので美容院でオーダーする時は
どうやって染めるか決めかねている方↓
「白髪を目立たなくしたいけど、白髪染めは使いたくないです。どうやって染めたら良いですか?」
ハイライトを使って染めたい方↓
「ハイライトを使って白髪をぼかす染め方にしたいです。」
など『脱白髪染めをしたい』や『白髪ぼかしをしたい』という単語だけで伝えるのではなく、より具体的に自分の気持ちを伝える様にすると伝わりやすいですよ!
自分に合った白髪ぼかしをしよう!
はっきり言うと「髪へのダメージ」や「お手入れ」「施術代」のことを考えると白髪染めハイライトはあまりお勧めしません。それよりは全体を明るめに染める透明感カラーの方が後々の髪の状態をキープしやすくお手入れも楽になります。
ただハイライトのデザインは魅力的ですし気に入って続ける方も勿論いらっしゃいます。なので最終的に大事なのは
「自分に合うかどうか」
迷ってしまっている方も多いと思います。後悔しないようにエノアスタイリストにまずご相談くださいね。