白髪染めしたのに時間が経つと茶色くなる!?|理由と髪色を保つ4つのポイント
2024/10/06こんにちは。髪質改善と弱酸性カラーが得意な美容院ENORE(エノア)です。
気になる白髪を染めててくれる「白髪染め」
今まではおしゃれ染めで明るくしていたけど、白髪染めで落ち着いた髪色になったしもう安心!そう思っていたのに、、
「時間と共になんだか髪が茶色くなってきた?」
「黒く染めたはずなのになんで!?」
本日はそんな疑問にお答えしていきたいと思います。また白髪染めしたのに髪が茶色くなる理由以外にも、白髪染めした髪色を茶色くなりにくくなるように「色持ちをアップさせるポイント」や「白髪染めは何で茶色っぽい色をしているのか」など白髪染めと茶色に関する質問にもお答えしていきます。
今回、色持ちの良いカラーなど髪のお悩み改善が得意なエノアがお話ししていきますので、是非最後までご覧いただけたら嬉しいです!
目次
白髪染めをしても時間が経つと茶色くなる理由
まず。カラー剤は基本的に髪を染める時に
「脱色」髪のメラニン色素を抜いて明るくする作用
「染色」カラー剤の色素を浸透させ発色する作用
が同時に起きています。染める色が明るい程「脱色」の力が強くなり、暗いほど「染色」の力が強くなります。なので白髪染めと言っても「染色だけ」をしているのではなく、白髪部分と黒髪部分の馴染みを良くするために「脱色」を少し行ってから髪を染色しているんですね。
そして白髪染めをした時のダメージによって荒れたキューティクルの隙間や、シャンプー時に髪の中から抜けてしまう為時間が経つにつれて段々と茶色く色落ちしてしまうんです。
特にダメージしている髪ほど色落ちしやすく短期間で茶色く色落ちしてしまいます。いつかは結果的に色落ちしてしまいますし、完全に色落ちを防ぐことは出来ません。ですが「色持ちを良くする」事で茶色く褪色しにくくする事は出来ますよ!
色持ちが良くなれば、髪が短い方だと毎回リタッチカラー(根元染め)で済む方もいらっしゃいますし、髪の長い方は基本的にリタッチカラー毛先が褪色してきたら全体染めという風に髪への負担を抑えながら白髪染めする事が可能です!
では「色持ちを良くするためにはどうすればいいのか?」ご紹介していきますね!
白髪染めした髪を茶色くならない様に「色持ちを良くする」ポイント
暗めの髪色をチョイス
暗い髪色ほど、しっかりと髪が染まるので褪色しにくくなります。とは言っても黒光りするくらい真っ黒な色は嫌だと思いますので、地毛の色〜少し明るめくらい(約4〜6トーン)の髪色を選ぶのがポイントです。
※日本人の地毛の髪の明るさは平均4〜5トーン。明るい髪だと6トーンくらいになる方もたまにいらっしゃいます。
弱酸性カラーで染める
先ほど茶色くなる理由でもご紹介したようにカラー剤のほとんどが髪を脱色してしまうので、だんだんと髪色が茶色くなってしまう原因の1つになります。そこで脱色せず染色が出来る「弱酸性カラー」で染めてあげるのが色持ちを良くするポイントの1つ!
脱色しない分、髪のダメージを普通の白髪染めの60%も抑える事ができ、脱色しないだけじゃなく髪をダメージさせない分、髪が褪色しにくく綺麗な髪を保つ事にも繋がります!
※弱酸性カラーは明るくする力がないので、地毛の色に合わせて染める事になります。もし気持ち明るめにしたい方は、エノアではダメージレスなオリジナルの弱アルカリカラーで染めていきます。
髪質改善トリートメントで毛髪環境を整える
エノアの髪質改善トリートメントは髪の毛髪補修が出来るのにプラス!カラー時に発生してしまう
髪の老化の1つの原因「活性酸素」
髪のダメージの原因「残留オキシ」「残留アルカリ」
の除去効果があり、髪や頭皮の環境を整え健やかな状態を保つお手伝いをしてくれるトリートメントです。髪や頭皮が健やかな状態を保てる分、ダメージしにくくしてくれるので髪色の褪色を抑制する効果も期待できます。
洗浄力がマイルドなシャンプーを使う
せっかく良い感じで染められても、洗浄力が強く洗い上がりがギシギシするシャンプーを使ってしまうと髪の色落ちの原因になってしまいます。そこで洗浄力がマイルドで髪や頭皮に優しいシャンプーを使って洗うようにしましょう。
色落ちがしにくいだけではなく、髪への負担が少なくなり綺麗な状態を維持!お手入れしやすい髪にしてくれます。
↓エノアのおすすめシャンプーはこちら
【ふんわり仕上がり。色持ちアップとエイジング対策が出来る】
【しっとり仕上がり。とことん髪に優しいアミノ酸シャンプー毛髪補修力も高い】
↓ホームケアでは「ダメージ」に気をつけて!もっとしっかり知りたい方はこちらをご覧ください。
エノアで染めているお客様の仕上がり
ここまで色持ちを良くして黒くした髪が茶色くならないように予防するポイントをご紹介させていただきました。ではそのポイントを抑えると実際に髪はどんな感じになるのか?エノアにいつも来てくださっているお客様の髪をご覧ください。
こちらのお客様は月に1回。弱酸性カラーと髪質改善トリートメントで通ってくださっています。弱酸性カラーは地毛に合わせた髪色をチョイス。髪の状態がかなり良く、色落ちがほとんど見られないのでいつも根元だけを染めるリタッチカラーで染めています。
ずっと前に染めた毛先もしっとりと綺麗で美しい艶、まとまりが出ています。毛先は放っておくとどうしても日常的に受ける乾燥や摩擦、紫外線などのダメージでパサつきが出てきてしまうので2ヶ月に1回メンテナンスカット。整えてあげる事で綺麗な状態を維持!お家ではエノアのシャンプーを使って丁寧にホームケアをしてくださっています。
しっかりとポイントを抑え白髪染めをしてあげる事で、髪が茶色くなるのを抑え綺麗な髪の維持にも繋がります!現時点で髪がダメージしてしまっている場合は、しっかりと髪質改善を続けていきダメージの少ない範囲が広がれば、このお客様の様に綺麗な髪を維持しやすくなっていきますよ!
是非お悩みがあれば一人で悩まずエノアスタイリストにご相談ください。あなたの髪を見ながらあなたにぴったりの施術やホームケアを提案、真摯に美髪のお手伝いをさせていただきます!
白髪染めの「茶色」おすすめカラー5選
ここからは茶色っぽくなってしまう白髪染めもオシャレに楽しみたい方におすすめの髪色をご紹介していきます。
⑴ナチュラルブラウン
温かみのあるナチュラルブラウンは肌馴染みが良く、お肌を明るく見せてくれます。クセがなくどんなお洋服とも合わせやすいのがとっても魅力的!
⑵マットブラウン
髪の赤みをしっかりと抑え、外国人風の軽やかな色合い。明るめカラーやおしゃれ染っぽい仕上がりにしたい方におすすめです。ただ軽やかな色合いは髪がパサついて見えやすくなるので、しっかりヘアケアをして髪に艶を出してあげましょう。
⑶ダークブラウン
色持ちを良くしたいならダークブラウンの暗めの髪色で決まり!しっとりと奥深い色合いも魅力的です。こちらの方は寒色系のダークブラウンカラーで赤みを抑え、神秘的な髪色になっています。
⑷ピンクパープルブラウン
髪の艶アップ効果の高い「パープルカラー」と可愛らしい「ピンクブラウン」をブレンドしたちょっぴり個性的な髪色。派手すぎないので大人の女性も挑戦しやすいですよ♪
※こちらのお客様は縮毛矯正もカラーと一緒に行っています。
⑸アッシュブラウン
エノアでも一番人気のアッシュカラー。白髪染めって重たく野暮ったい髪色になりやすいですが、アッシュブラウンで染めると透明感としっとり感が出てオシャレなカラーを楽しめるんです。
その他の「白髪染めが茶色くなる」関係のお悩みについて解説
Q1「白髪染めが茶色いのはなぜ?」
白髪染めが茶色いのは白髪を黒髪となじみを良くする為に、白髪に足りない茶色の色素をしっかりと入れるからです。なので白髪染めは「ブラウンベース」の色素配合がされているんです。
↓オシャレ染めとの違いはこちらで詳しく解説中です。
Q2「自分で白髪染めをすると茶色を選んでも黒くなってしまうのはなぜ?」
カラー剤は書かれている色通りに発色する訳ではありません。何故なら、元の髪色の影響を受けるからです。なので理想の髪色にするには自分の元の髪色を考慮した上で、カラー剤をブレンドしなければならないんです。
また塗布量や放置時間・髪のダメージレベルによっては髪がカラー剤の色素を吸いすぎてしまい色が沈み、黒く仕上がってしまう事もあります。特にダメージで毛先に乾燥が見られる髪は要注意。どんどん髪がカラー剤を吸収して色ムラやどず黒い色になってしまう事もあります。
つまり理想の髪色にする為にはしっかりとした技術と知識、そして髪の状態を的確に見極める目が必要。なのでもし理想の髪色があるようでしたら、自分では染めずに美容師さんにお願いするのがおすすめですよ。
市販のカラー剤はパワーが強いですし、自分で染めると髪に余計な負担を与えやすくなってしまいどんどん黒くなりやすい髪になってしまいます。
Q3「白髪染めでも明るめの茶色に出来る?」
白髪染めでも「7〜8トーン」くらいまででしたら明るめの茶色に染める事も出来ます。それ以上明るい色は白髪がしっかり染まらずキラキラ光って見えてしまう可能性が高いので、白髪をしっかり染めたい方は7〜8トーンくらいの明るさを守って染めてみてくださいね。
Q4「白髪染めをすると赤茶色になるのをどうにかしたい。」
白髪染めは「ブラウンベース」の色になっているので、日本人の髪に染めると赤茶っぽくなりやすいですよね。それが嫌な方には赤やオレンジの補色である「マット(緑系)」や「アッシュ(青系)」の髪色がおすすめです。髪の赤みを抑えてオシャレな色になりますよ!
Q5「染めてないのに黒髪が茶色や金髪になるのはどうして?白髪になる前触れ?」
染めていないと言っても、髪は紫外線・摩擦・シャンプー(洗浄力が強いものは要注意)など日常的にダメージを受けています。その為カラーをしていなくても、髪は日常的に受けるダメージによってキューティクルがボロボロになり、そこから髪の中の栄養分や色素が抜け褪色する事があります。
特にロングヘアの方は分かりやすいです。根元と毛先の色を比べると毛先が根元の髪より明るくなっている方が多いですよ。筆者自身。水泳をやっていたこともあり、学生時代は髪を一度も染めていないのに金髪になっていました。もし明るくなってしまうのが気になるようでしたら、ホームケアや髪の扱い方に気をつけてあげる様にしましょう。
そして白髪になる前触れかどうかについてですが、基本的に髪は3〜6年くらいのスパンで「成長〜休止〜脱毛」の毛髪サイクルを繰り返しています。白髪になる時のほとんどはそのサイクルが終わり、新しい髪が生えてくる時に老化などが原因で白髪になるので、だんだん白くなるのではなく「いきなり白髪になる」という感じです。
ただ強いストレスや疲労などを受けた時などは、黒髪の途中から白髪に変わっている事もあります。また、元々色素の薄かった髪は白髪になりやすい傾向があるので、だんだん色が抜けるように見えやすいと思います!
Q6「白髪染めしたのに明るくなる理由は?」
この記事で最初に説明した様に、色を浸透させる前に髪の毛を少し「脱色」してしまう為、白髪染めが色落ちした後髪色が明るくなってしまうことがあります。また日々の紫外線や乾燥ダメージなどでも髪は脱色しますので、普段のヘアケアを頑張ってあげないと日常的なダメージによって髪が明るくなる事もあります。
お悩みの方は頼れる美容師さんに相談して、自分の髪を診断してもらい髪が明るくならない様にカラー剤やヘアケアにこだわってあげるのがお勧めです!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
・暗めの髪色をチョイスする
・弱酸性カラーで染める
・エノア髪質改善トリートメントで毛髪環境を整える
・洗浄力がマイルドなシャンプーを使う
事で髪が茶色く色落ちしにくくする事が出来ます!ただ中には髪が大きくダメージしてしまい、すでに色落ちしやすい状態の方もいると思います。そんな方も髪質改善に取り組んで、ダメージが少なく傷みにくい髪を育てていく事で段々と色落ちしにくくなりますよ。
是非お悩みの方はお一人で悩まず髪質改善施術が得意なエノアスタイリストにお気軽にご相談くださいね!
最後までご覧いただきありがとうございました。
この記事が皆さんのお悩みを解決するきっかけになりますように!