【白髪染め しっかり染めるポイントを伝授】知っておきたい大切なこと
2023/08/02こんにちは。弱酸性カラーが得意な美容院ENORE(エノア)のプレス担当大村です。
白髪は10代や20代のうちからも出てきますが原因は様々。主に30代、40代と年齢を重ねてくると表面や見えるところにも生えてきて気になってしまいますよね。
白髪が出てきた時の対処法は?しっかり染めるにはどうすれば良いでしょうか?
まずは知っておきたいヘアカラー、白髪染めについてenoreが書かせて頂きます。
目次
まずはトーンレベルを設定する
トーンレベルとは明るさの数値、カラーメーカーによっても違いますが大体4レベルで地毛の黒髪になってきます。
明るさの設定で白髪がどの程度染まるかも決まってくるのですが、主にしっかり染めたいなら6レベル以下、明るめに染めるなら7レベルから8レベルといった所になります。
enoreでは10レベルまで白髪を染める薬剤をご用意してますが、明るくなればなるほど白髪はしっかり染まらなくなってきます。
色味での違いは?
白髪が染まりやすい色味、染まりにくい色味が存在します。
例えばアッシュやマット、イエローなど。
染まらないわけではないのですが、白髪が青や緑、黄色に染まるので他の黒髪部分と馴染みにくくなり、染まってないように見えやすいです。
ブラウンを効率よくブレンドすると黒髪との
ギャップも少なくなり白髪が目立ちにくくなります。
しっかり染めるには染料が大切
上記でもふれましたが、ブラウンの染料と配合量が大切です。
まず、明るいトーンですと染料が薄くなり明るくなりますが白髪はしっかり染まりません。
また、染料が多くても色味だけでは色落ちも早く、色落ちしやすくなります。
ブラウンの染料を多く配合し、明るさも6レベル以下で染める事で白髪もしっかり染める事ができます。
ダメージレスに染めるには弱酸性カラーで染める
ダメージをしていると色落ちはしやすくなります。一回一回のダメージを抑えて染めることが色を長持ちさせるポイントになります。
伸びてきた髪の毛と毛先の既に染まっている部分は分けて考え、薬剤を調整し塗り分けることも綺麗に染め続けるには必要なことです。
根元はしっかり染まる白髪染め、毛先はダメージレスなカラーなど、状態に合わせて塗り分けさせて頂きます。
【price】
弱酸性カラー 8250円(税込)
白髪染めが落ちやすい人は?
白髪染めの色が落ちやすい毛質の方もいらっしゃいます。
主に細毛、軟毛と呼ばれる柔らかい髪質の方は元々髪の中に色を留めておくことが得意ではないので、色落ちしやすい傾向にあります。
逆に髪が太くしっかりした方ですと、染まってしまえば長持ちしますが明るくなりにくかったり、キューティクルがしっかりしているので色が入りにくい、白髪が染まりづらいという傾向があります。
ヘアカラーで白髪が染まらないのはなぜ?
結論から言うとヘアカラーでも白髪は染まります。
ですがヘアカラーの場合鮮やかな色をだすのが目的で彩度が高く、染料は少なくなります。ですので白髪にも染まっていても染まっていないように見えたり、数日で色落ちしたり、髪を染める時にキューティクルを開かせるアルカリの量が白髪染めに比べて少なかったりと、白髪をしっかり染めるにはパワー不足が原因で染まらない、という結果になることがあります。
目的の色や明るさに合わせ薬剤を混ぜたり使い分けたりすることでヘアカラーでも白髪を染める事は可能となります。
実際enoreではヘアカラー、いわゆるおしゃれ染めで白髪まで染めることが多いです。
薬剤のパワーをコントロールしながら、ダメージレスに白髪をしっかり染めることを得意としているからです。
白髪染めを一度するとどうなる?
白髪染めを一度すると染め続けることが前提になります。
また、白髪染めは染料が濃い分繰り返し染めた時にどんどん色が濃く入り暗くなりやすいです。
根本と前回染めたところは分けて考えて塗ることで、安定した仕上がりにする事が出来ます。
Before after
お客様①
8トーンのブラウン系カラーで毛先まで。
ツヤが出てダメージレスに綺麗に染まりました。
お客様②
7.5トーンの白髪染めにしっかり染めるため染料をアレンジ。
時間がたっても色が抜けにくく、明るくなりすぎない設定になっています。
お客様③
8レベルマット系おしゃれ染め。
根本と毛先の薬剤を分け、
ダメージを抑えながら赤味、黄色味を抑えています。
お客様④
明るさを出しながらピンクとレッドをブレンド。
発色よく綺麗に染まっています。
お客様⑤
セルフカラーも入っているのですが、全体を綺麗に均一に馴染ませながら場所によって塗り分けしカラーしています。
明るさを出しながら、ツヤとまとまりを。
赤味を抑えたマット系の色をメインにベージュによるように施術しています。
お客様⑥
黄色味を抑えながら全体の色を均一に馴染ませていきます。
口コミ
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艶が戻ってきたとのお言葉、大変嬉しく思います。弱酸性カラーで髪への負担を軽減しながらケアを続けていき、今後も状態を良くしていけると良いですね。
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弱酸性カラーでご満足頂けて大変光栄です。
スタッフへのお言葉も頂き誠にありがとうございます。
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弱酸性カラーでダメージを抑えながら施術させて頂き、美容師としてもとても嬉しい口コミを頂きました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
白髪染めをしっかり染めるにはまずトーン、明るさの設定、色味を選び、染料のバランスを整えることでイメージとのギャップを避ける事が出来ます。
1人あたり髪の毛は10万本。
そのうちどれくらい白髪があるか、特に気になるあたりはどれほどの白髪率か、デザインを取るか白髪が染まることか最優先か、来店周期はどれくらいか、自宅でヘアカラーをする事があるか、縮毛矯正はしているか、普段アイロンは使うか、etc…
染まり方も染め方もさまざまになります。
お悩みの方は一度エノアまでご相談下さいませ。