【過程&対策紹介】ハイライトが色落ちして1〜3か月経過後はどうなる?
2025/07/29
こんにちは!ブリーチカラーが得意な美容院ENORE(エノア)表参道店店長の榊原です。
透明感や立体感が魅力のハイライト。
「色落ちが早い?」
「色が抜けると汚い?」
「派手になって会社で浮かない?」
と心配される方も多いです。
そこでこの記事では、お客様3人の実例をもとに「1か月・2か月・3か月後の色落ちしたハイライト」を紹介します。
染めてから期間が経ってもおしゃれなカラーを楽しめるように、
- 綺麗がつづくハイライトの染め方
- 色落ちを防ぐケア方法
- 色落ち後のカラー方法
についても具体的に解説していますので参考にしてください。
ENORE表参道店では、色落ちを計算して染めるので美しいカラーが長くつづきます!
▼ご新規の方限定でハイライトのクーポンを用意していますので、ぜひ色落ちまで楽しめるカラーをご体験ください。
目次
ハイライトの色落ちは早い?

ブリーチをしたハイライト部分は、1~2週間程度すると色落ちします。
ブリーチをすると髪が傷むため、カラーが定着しにくくなります。
そうすると、キューティクルの隙間から少しずつ色素が流れて出てしまうんです。
ただし、ブリーチをしていないベースカラーは1か月程度は持つので、ハイライト部分だけの色落ちが早くなります。
ハイライトは色落ちするとどうなる?3人の実際の過程をチェック
ハイライトの色落ち具合は、染めた色や髪質、ケアの仕方によって個人差があります。
多くの場合は色落ちすると明るくなり、黄色やオレンジっぽい髪色になります。
実際にどのような色になるのか、3人のお客様の実例を見てみましょう。
1か月経過|色落ち後のハイライト

染めてから1か月経って、ハイライトが少し黄色っぽくなったお客様です。
深みのあるアッシュブラウンに染めていたので、色落ちしてもほんのりとくすみ感が残っています。
ナチュラルでやわらかい色味なので色落ち感は少なく、落ち着いた雰囲気を保てています。
2か月経過|色落ち後のハイライト

こちらのお客様はハイライトグラデーションカラーに染めてから2か月経ったころの様子です。
色落ちしてオレンジっぽい髪色になっています。
髪が太く硬い方は元々赤みが強いため、オレンジ系に色落ちしやすい傾向があります。
3か月経過|色落ち後のハイライト

ハイライトを入れて3か月経ったお客様は、金髪のような明るい色に。
髪が細くやわらかい方なので色が抜けやすく、ベースカラーもかなり明るくなっています。
ハイライトの色落ちは汚い?

明るい黄色やオレンジ系の色が苦手な方は、色落ち後のハイライトを汚いと感じやすいかもしれません。
とくにブリーチでムラになると、色落ちしたときに色の差が目立ってしまいます。
とはいえ、ハイライトを入れたすべての人の色落ちが汚く見えるわけではありません。
色落ちが綺麗に見えるカラーで染めて、色落ちを防ぐケアをすることで、黄色やオレンジっぽい髪になるのを抑えられます。
また、ブリーチでムラにならないように丁寧に土台を作ることも大切。
ENOREのような、ブリーチを使ったハイトーンカラーが得意な美容院で染めるのがおすすめです。

色落ち後も綺麗がつづくハイライトの染め方
色落ちしても綺麗なハイライトを楽しむための染め方を紹介します。
1.アッシュやグレー系で染める

アッシュやグレー系は、色落ちするとまろやかさのある綺麗な髪色になります。
くすみ感のあるカラーなので、黄色やオレンジっぽさをやわらげてくれます。
アッシュとグレーの色落ち過程を見てみましょう。
■アッシュの色落ち過程

ブリーチした髪に染めたアッシュは、少しずつグレージュのような色になり、やがて寒色系のベージュになります。
黄色っぽさはありますが、やわらかくやさしい色合いです。
■グレーの色落ち過程

グレーが色落ちすると徐々に明るく薄いグレーになり、寒色系のベージュになります。
スモーキーな色味が残るので、派手になりにくいです。
▼アッシュとグレーのいいとこどりをした「アッシュグレー」のハイライトもおすすめです。
2.理想よりも濃く染める
理想の色よりも濃い色に染めると、綺麗な色が長続きします。
ヘアカラーは色が薄いほど色落ちが早くなり、色が濃いほど色落ちが遅くなるんです。
▼下のように淡いピンクベージュが理想だとしても、少し濃く染めると少しずつ理想の色に近づきます。


色が少しずつ変化する過程も楽しめるのがうれしいポイントです。
3.ローライトを一緒に入れる

ハイライトだけでなくローライトも一緒に入れると、色落ちしても綺麗な髪色に見えます。
ローライトとは、全体カラーよりも暗めの色で筋状に染めるカラー技法のことです。

暗めカラーなので、色落ちの変化が少ないのが特徴。
明るいハイライトの中に暗いローライトを混ざることで、色落ちしても髪全体のカラーバランスを保てます。
4.ブリーチなしでハイライトを入れる

ブリーチなしでハイライトを入れると、色落ちの変化が少なく済みます。
脱色をしないのでダメージが抑えられ、色素が定着しやすくなるからです。
ほどよい明るさのハイライトになるので、ナチュラルな仕上がりが好きな方に向いている染め方です。
一方、次に染めるときに全体染めをおこなうと、ハイライトが消えてしまうことがあります。
次回以降もハイライトを活かしたい場合は、カラーを入れる前に美容師とよく相談しましょう。
ハイライトの色落ちを防ぐケア方法
色落ち後も綺麗なカラーでいるには、染め方だけでなくその後のケアも大切です。
ハイライトの色落ちを防ぐケア方法を3つ紹介します。
1.髪を濡らすときはぬるま湯にする

ヘアカラーは髪が濡れている状態がもっとも色落ちしやすくなります。
とくにお湯の温度が高くなるほど、キューティクルが開きやすくなり、色素が流出します。
髪を濡らすときは、38度程度のぬるま湯にして色落ちを防ぎましょう。
2.カラーシャンプーやカラートリートメントを使用する

ハイライトを入れた後は、3日に1回程度はカラーシャンプーやカラートリートメントを使用するのがおすすめです。
シャンプーやトリートメントに色素が含まれているので、退色した髪にほんのりと色づきます。
基本的には、染めた色味のカラーシャンプーやカラートリートメントを使います。
すでに色落ちして黄色くなっている場合はムラサキシャンプー、オレンジ色になっている場合はブルーシャンプーを使ってみてください。
また、髪が傷んでいる部分は色が入りやすくなるため、使用量や頻度を調整するようにしましょう。
3.濡れた髪はすぐに乾かす

お風呂上がりの髪は濡れたままにせず、すぐにドライヤーで乾かしましょう。
濡れた状態の髪はダメージを受けやすく、色落ちにつながってしまいます。
タオルでやさしく拭いた後は、洗い流さないトリートメントをつけて早めにドライヤーで乾かすのがポイントです。
低温ドライヤーなど、髪を傷めにくいドライヤーを使うのもおすすめです。
ハイライトが色落ちしたときのメンテナンスの頻度

ハイライトは筋状に明るく染まるため、根元が伸びても目立ちにくいですが、毛先は色落ちしてしまいます。
染めてから1か月半~2か月程度経って、色落ちが気になったら染め直すようにしましょう。
ハイライト色落ち後のカラー方法
ハイライトが色落ちしたらどのように染めればよいのでしょうか。
- このままハイライトでいたいか
- ハイライト以外のカラーにしたいか
この2つに合ったカラー方法を紹介します。
ケース1.ハイライトを続けたい
ハイライトのデザインをキープしたい場合は、
- オンカラーをする(ハイライトの上から染める)
- ハイライトを入れ直す
2つのパターンがあります。
■オンカラーをする

ハイライトを入れてから1か月半~2か月経ったら、全体染めをしましょう。
ブリーチしてあるハイライトに色味を足すようなかたちです。
このとき根元は1.5~2cm程度しか伸びていないので、再びハイライトを入れ直さなくても、自然な仕上がりになります。
■ハイライトを入れ直す

最初にハイライトを入れてから4か月程度経ったら、再度ハイライトを入れ直して全体の色を整えてください。
ハイライトが入っている部分と、新しく伸びた根元に距離が出るため、デザインが崩れるからです。
根元をハイライトでリタッチするか、全体にハイライトを入れる染め方があります。
美容師に髪色の状態を見てもらい、どのように染めるか相談してくださいね。
ケース2.ハイライト以外のカラーにしたい
ハイライト以外のカラーに染める場合は、
- ワンカラー(一色のカラー)に戻す
- ハイライトを活かしてインナーカラーに染める
- ハイライトを活かしてグラデーションカラーに染める
方法があります。
■ワンカラーに戻す

髪全体を一色で均一に染めたい場合は、ハイライト部分と全体カラーを塗り分けて染めます。
染めたては一色に戻りますが、期間が経つと色落ちしてハイライトが明るくなるケースもあります。
先ほどお伝えした色落ちを防ぐケアをしてくださいね。
■ハイライトを活かしてインナーカラーに染める

ハイライトのデザインはそのままに、髪の内側を異なる色で染めるインナーカラーを入れる方法があります。
印象がガラッと変わり、大人っぽく個性的な雰囲気に。
髪を結んだり、巻いたりしてもおしゃれな髪色を楽しめます。
■ハイライトを活かしてグラデーションカラーに染める

ハイライトはそのままに、毛先に向けてグラデーションカラーに染めるとおしゃれな髪色に仕上がります。
いわゆる「バレイヤージュ」というカラーで、近年トレンドになっています。
透明感のある華やかなカラーが好きな方におすすめの方法です。
▼バレイヤージュのデザインを見たい方はこちら。
色落ちまで計算したハイライトを入れるならENORE

「染めたときだけではなく、期間が経っても美しいカラーでいたい」
そんな方は、ENOREでハイライトを入れてみませんか?
ENOREは、カラーコンテストに優勝した経験があるほど、高い技術力とデザイン力に定評のある美容院です!
豊富な経験をもとに髪質を見極め、オレンジっぽくなりやすい、色が抜けやすいなどを判断。
色落ちを想定してカラーを調合するので、カラーの美しさがつづくんです。
また、色落ちをゆるやかにするために、髪へのダメージが少ないカラー剤にもこだわっています。
どのような薬剤を使用しているのか紹介します。
髪を傷めにくいケアブリーチ「ファイバープレックス」
ENOREが使用している「ファイバープレックス」は、ブリーチで髪が傷むという概念を覆すようなケアブリーチです。
一般的なブリーチは髪の色素を分解する際に、キューティクルがはがれるなど髪が損傷してしまいます。
しかし、ファイバープレックスは、ブリーチが髪に与えるダメージを軽減してくれるんです!

髪内部のダメージに働きかける成分が含まれているので、髪を強くし、傷みが進行しないよう抑えられます。
ハイライトの色持ちをよくするには、ダメージレスに仕上がるファイバープレックスの存在が欠かせません。
独自で開発した「弱酸性カラー」
ENOREは綺麗な色味を長く楽しむために、オリジナルでカラー剤を開発しています。
「弱酸性カラー」という、髪や頭皮と同じ弱酸性の状態でやさしく染まるカラー剤です。
一般的なカラー剤は「アルカリ性」のものが多く、キューティクルが開いて色素を入れます。

このとき髪に負担が掛かることでカラーが定着しにくくなり、色落ちが早くなるんです。
弱酸性カラーは、髪への反応が穏やかなため、キューティクルを開かずに色素が浸透します。

髪に無理をさせないため、カラーが定着しやすくなります!
染めるときに髪を傷めないことが美しいカラーを長く楽しむ秘訣です。
ぜひENOREでお試しくださいね。

まとめ

ブリーチをすると髪が傷むためカラーが定着しにくくなり、ハイライトが1~2週間程度で色落ちします。
染めてから期間が経過するほど、明るい黄色やオレンジっぽい色になりやすいです。
色落ち後も綺麗に見えるカラーで染めて、色落ちを防ぐケアをしっかりすれば、時間が経っても美しいハイライトを楽しめます。
ENOREでは髪質を見極めたうえで、色落ちを計算してハイライトを入れるので、綺麗なカラーがつづきます!
ぜひENOREで、染めてから期間が経っても「いい感じ!」と思える髪色に染めましょう。
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