黒染め前に知っておくべき事!色落ち期間は薬剤でコントロール出来るんです。
2024/09/05こんにちは!弱酸性カラーと髪質改善が得意な美容室ENORE(エノア)です。
このブログを読んで頂いているあなたは、
黒染めをしなきゃいけないのか。
黒染めをしたけど、もう明るくしたいんだけどな〜って
思っているのか??
黒染めに対してお悩みがある方が読んでくださっていると思います。
今暗めの髪色も流行ってるので以前より抵抗がなくなってきたとは思うのですが
やっぱりカラーチェンジがしにくくなるのが黒染めの嫌な所ですよね。
色もちなど気になることは様々だと思うのでしっかりご説明させていただきます。
目次
黒染めの色落ちまでの期間は??
元の髪の明るさや髪の状態にもよりますが普通のカラー剤の場合平均は1〜2ヶ月ほど。でも黒染めの場合、もっと色落ちまでに時間がかかることが多いです。
「数ヶ月」経てばなんとなく色が抜けてくるか、、な、、?
そのぐらいなかなか抜けない!!!
とは言ってもブリーチをしていたりすると1ヶ月持たない事もありますし、
ガッツリ黒くしているといつまで経っても黒染めが色落ちしない事もあります。
黒染めをガッツリ染めてしまうと、
カラーが抜けない分数ヶ月〜数年先のヘアカラーに
影響を及ぼす可能性があります。
なので黒染めはただ黒くすればいいわけではないんです。
「どれくらいの期間黒染めを持たせたいのか?」
そこを考えてあげないと黒染め後トラブルをリスクが高まってしまうんです。
あなたは黒染めをどのくらい持たせたい?
黒染めしなきゃいけない場合みなさん様々な理由がありますし、
黒染めを維持したい期間も人それぞれ変わってきます。
そこで美容師側として皆さんにお聞きしたいのが
「黒染めをどのくらいまでは最低保たせたいのか??」
黒染めの持ちは実は薬剤の作り方でコントロールできる!
なのでお客様のご要望に合わせて使用するカラー剤を変えたり、
色選びをしたり、染め方を工夫する必要があります。
半年以上保たせたい
一般的なアルカリカラーの黒染めでしっかり色素で染める必要があります。
ブリーチしていない方や、黒染めの後パーマかけたりしない限り
1年程は黒髪でいられると思います。
ブリーチしていて半年以上黒染めを保たせたい場合、少し白髪染めを混ぜたりして調合を変えて染めます。
ただ、ここまで濃い色素で染めると次明るくする時に思うように明るくならないので
ブリーチや脱色剤で黒染めを落とすことになります。
三ヶ月は保たせたい
うちの美容室で扱っている弱酸性カラーの黒染めがオススメです。
(・・→→弱酸性カラーについてはこちらのブログに詳しく書いています。)
弱酸性カラーでの黒染めの、メリットはまず痛まない。
そして色もちが良い。自然な黒加減。
そして明るくしたい時にブリーチしなくても明るくなるんです!!!
なのでカラーチェンジもしやすくなります。
弱酸性のヘアカラーは色もちがいいのが特徴です。
就活生に『ENOREで染めて良かった』とお声もいただいておりますので
自信を持って施術させていただきます。
1ヶ月保たせたい
実習で暗くしたい方に提案させていただいているカラーです。
これも弱酸性カラーでの施術がオススメです。
色は黒を入れずに黒っぽくみせるような色の調合で染めます。
ネイビーとダークグレーを混ぜた色でしっかり時間を置きます。
仕上がりは外で見ると少し透明感にある仕上がりで
実習中の室内で見ると黒髪に見えるというヘアカラーです。
一ヶ月後、もちろんカラーチェンジもできるし、
黒染めを明るくしたときの嫌な赤みもでないのですぐアッシュ系の明るいカラーにできるのも
人気の理由です!
一週間保たせたい
一週間だけだからと市販の一週間黒染めでは染めないでくださいね〜?
一週間経っていろがおちてくるだけで市販の黒染めはアルカリカラーなので
髪の毛の中に黒い色素が残ってしまうんです。
なので一週間後、思い通りの色にはなりません・・。
弱酸性カラーなら一週間は余裕で保つし、そのあとすぐ明るくできるので
一週間だけでも私に染めさせてくださいね!
1日だけ黒くしたい場合
その場合は染めないほうがいいです。
黒いカラースプレーで黒く見せましょう。
お洋服につかないように注意してくださいね〜〜!!
【新情報】弱酸性カラーだからこそできる気楽にできる黒染めなんです。
※一度でこの仕上がり
私のお客様で多いのは、黒染めってしたくてしてる方は少なく、
実習や、就活、頭髪検査がある方など、芦有は様々ですが、ある一定期間内だけ
黒髪にしないといけない場合が多いんですよね。
そうなってくると、その期間が終わったらみんな明るくしたいんです。
黒染めだからって、市販のカラーでいいや。。と思っていませんか??
遠回しに言っても、絶対やめた方が良い。
・・・といのは、のちのち本当に大変になっちゃうからです。
もう染めなくても良い、と思っててもムラのある色の落ち方をしたり、
それが簡単に直らなかったりするんですよね。
なので、黒染めこそ、こだわってカラーした方が絶対自分のためです。(笑)
こちらのブログにも詳しく書いています。↓
黒染めの後、明るくする方法は?黒髪&暗髪にする時こそこだわりを!
弱酸性のカラー剤を扱っている支店は少なく、全国単位でみてもおそらく1%ほどかと
思います。なぜなら、材料費は高いからなかなか業界に浸透してないのが現状です。
ですが、この弱酸性カラーは黒染めから明るくできるメリットだけでなく
色もちも良く、髪に大しても負担が少ないカラー剤なのです。
多くのお客様に支持されているカラー剤だからこそ、多くの学生さんの黒染めを
やらせていただきました。
髪質をみた上でしっかりご希望どおりの黒染めをさせていただきます。
料金につきましては
カラーのみ 都内店舗8250円、柏店7150円
公式HPご新規様限定クーポン
弱酸性カラー+髪質改善トリートメント+カット(トリートメントホームケア付き)
都内店舗 20900→16720円
柏店 18650→14920円
2回目以降は学生さんは通常料金から10%オフのサービスもご用意しております。
美容師への頼み方
黒染めのお願いする場合
このブログを見てきてくださる方はカウンセリングがかなりスムーズです。
「黒染めした。」という事実は今後髪の毛に大きく影響してくるものなので
まず、どのくらいの期間、どのくらいまで黒くしなきゃいけないのか?
というのと、これから先黒染めの期間が終わった時どうして行くのか?
というのを美容師に相談しましょう。
黒染めを明るくする場合
行きつけの美容室があれば良いのですが毎回違う美容室に行っている方は
黒染めする時とそれを明るくする時はセットだと思って同じ美容師にやってもらいましょう。
黒染めって、黒染めという薬剤があるわけではなく
美容師が数ある薬剤を混ぜて作っています。
なので、そのレシピ(どんなメーカーの何色の何レベルを何分置いたのか?)と
黒くする前の髪色がどのくらいの明るさだったのか?というのが
明るくする際にかなり重要な情報になってきます。
なので、そのレシピやベースの髪を知らずに黒染めを明るくするのは
模索しながら、やってみるしかないのです。
私は一人一人のお客様の髪質やレシピを全部メモして保管しています。
なので正確な施術ができるのです!!
黒染めが落ちる原因になること
毎日のアイロン
アイロンの熱で色が飛んでしまいます。
やる場合はできるだけ低温で行いましょう。
洗浄力の強いシャンプーの使用
市販で売っているノンシリコンシャンプーは洗浄力が強いものが多く
色落ちしやすいシャンプーですので色が抜けやすい方は控えましょう。
パーマや縮毛矯正をすること
パーマ液の一液で黒染めを落としてしまうので
ご予定がある方は黒染めの前にかけましょう。
黒染めを色落ちしないようにする方法
シャンプーは「アミノ酸シャンプー」を使う
アミノ酸シャンプーとはアミノ酸系の洗浄成分を使った洗浄力がマイルドなシャンプーの事です。髪や頭皮への負担を抑えながらシャンプー出来るので、黒染めの色落ちを普通のシャンプーより遅らせてくれる効果が期待できます!
↓エノアの黒染めさんにおすすめ「アミノ酸シャンプー」はこちら
こまめに洗い流さないトリートメントで「毛髪補修」と「保湿」を行う
お風呂から上がって髪を乾かす前、朝のスタイリング前、日中髪に乾燥を感じた時。などマメにしっかりと洗い流さないトリートメントでケアする様にしましょう。ケアしてあげないと髪が乾燥し、ダメージで弱ったところから、さらにダメージが進行してしまいます。「ダメージが進行する=色落ちの加速」になってしまいますので、洗い流さないトリートメントはしっかり活用しましょう!
髪を洗ったら「すぐに」「最後まで」乾かす
髪は濡れている間とっても傷みやすい!なので、髪を乾かさずに自然乾燥したり、濡れたまま寝てしまうと濡れている間に髪が痛んで色落ちしやすい髪になってしまいます。「自然乾燥で乾けば良いじゃん!」と思うかもしれませんが、自然乾燥だと髪表面のミューティクルが整わないまま乾いてしまいます。すると髪の毛同士や衣類と摩擦が大きくなってしまい、これがダメージの原因に。冬だと静電気も起きやすくなってしまいます。
少しめんどくさいと感じる方もいると思いますが、「すぐに」「最後まで」しっかりと髪を乾かすようにしましょう!
黒染めの色落ちについて質問集
Q1「黒染めが色落ちした後髪色はどうすればいいの?」
黒染めが色落ちいた後、ご存じの方も多いですが何も考えず黒染めしてしまっているとブリーチを使わないと色が明るくならないトラブルが発生してしまいます。なので、黒染めをする時点で「どのくらい持たせたいのか」をしっかりと美容師さんに伝え薬剤コントロールで黒染めの染まり具合を調整する必要があります。そうすれば黒染めが色落ちしたりした後も髪色の制限を最小限に抑えながら、出来るだけいろんな髪色を楽しめる様になりますよ。
Q2「黒染めが色落ちした後の赤茶色や緑色が気になる」
黒染めをしっかりした場合は色落ちしても赤茶っぽく黒染めの色素が残ったり、金髪のハイトーンカラーに暗いブルーブラックの黒染めをすると色落ち後髪が緑っぽくなってしまう事があります。
もし色落ちした時の色が気になる様であればブリーチという選択もありますが、髪への負担が大きいので「弱酸性酸熱トリートメント」で色落ちを狙うのもお勧めです。ブリーチよりも髪への負担を抑えられますし、何よりヘアケアが出来ちゃいます。
ブリーチと比べると脱色効果は低いですが、髪のことを考えると断然お勧めです!
※エノアの弱酸性酸熱トリートメントは色落ちしない様に出来ていますが、トリートメント剤のコントロールで色落ちさせる事もできますのでエノアスタイリストにお気軽にご相談ください。
Q3「黒染めにしたいというと美容師さんは嫌がりますか?」
本音を言うと嫌というわけではなく
『とっても心配』
この気持ちを抱く美容師さんが多いのではないかな?と思います。なぜなら黒染めをガッツリしてしまうと「明るくしたい!」と思った時に
黒染め部分が明るくならなかったり
ムラになりやすかったり
と数ヶ月〜数年単位で髪色に影響を及ぼしトラブルの原因にもなるからです。「今後は地毛に戻すつもりだから!」と言っても数ヶ月後に「やっぱり明るくしたい」と言うお客様も中にはいるので「本当に大丈夫なのかな?」と心配なんですね。
お客様的にも特に今まで髪が明るかった方はありがちですが、黒くした後で後悔して戻したくなると非常に負担が大きいです。美容師さんと話した上で「黒染めにするのではなく暗染めにして地毛が伸びてきても馴染む色にする」など黒染め以外の方法もあるので、しっかりと美容師さんとコミニュケーションをとって話し合ってみましょう。
終わりに
黒染めは一見染まっちゃえばそんな仕上がりに差がないのですが
染めた後のアフターケアが全く違う事になってしまうのです。
なので黒染めこそこだわったほうがいいと断言できます。
初めて私のブログを見ていただいた方はうちでやっている弱酸性カラーなんて
きいたことなかったとおもいますが
簡単に言うと、一回一回の施術をダメージレスで行う事で
キレイな髪の毛に導き、髪質まで改善できるお店なのです。
気になっていただけた方は良かったら他のブログも見てみてください!