「ブリーチは何回まで出来る?」ハイトーンにしても綺麗な髪を保つ3つのポイント
2024/07/10こんにちは!ケアブリーチや弱酸性カラーが得意な美容院ENORE(エノア)です。
7月の夏休み直前の時期。
「夏休み中はどんな髪色にしようかな?」
「せっかくだしブリーチしてハイトーンカラーにしてみたいな!」
なんて今からワクワクしている学生さん多いのではないでしょうか?
そこで今回はブリーチする時に気になる「ブリーチは何回まで出来るのか?」の疑問についてお答えします。ブリーチが初めての方も、何回か経験のある方にも参考になるように『ブリーチしても綺麗な髪を保つポイント』についてもご紹介していきますので、是非最後まで読んでいただけたら嬉しいです!
ヘアカラーのデザインだけではなく髪質改善にもこだわるエノアが早速お話ししますね!
目次
ブリーチは1〜2回でいろんな色を表現出来る!
ブリーチをするほとんどのお客様は1回〜2回のブリーチで済ます方がほとんどです。何故ならブリーチ2回以下でかなりいろんな髪色の再現が可能になるから!
「こんな色にしたいな〜」
そう思ったら大体の色合いが2回以下でも再現できちゃうんですね!
【ブリーチ1回で出来る髪色】
「暖色系カラー」「ナチュラル系カラー」「濃いめ寒色系カラー」など
【ブリーチ2回で出来る髪色】
「寒色系カラー」「ペールカラー」「ビビッドカラー」など
↓もっといろんな髪色が見たい方はこちらをご覧ください。
ただ人によっては髪がなかなか明るくならない方も。
黒染めや白髪染め履歴のある髪については「なかなか明るくならない」こともあります。そう言った場合はブリーチ回数が増えてしまう事も。ブリーチが増えるほど施術料金もかかりますし、美容師さんと話し合いながら、ブリーチ回数を決めていきましょう。
「カウンセリング時に最大のブリーチ回数を決めておく。それ以上はしない。」
「ブリーチをして髪の明るさを見てから被せる色を決める。」
などの対応もできますので、些細な事でも構いません。カウンセリング時になんでも聞いてくださいね!もちろん。施術中に気になった時もお気軽にご質問ください。
ブリーチは何回まで出来るの?
「ブリーチ2回まででいろんな髪色に出来る!!」と言っても、人によっては3回、4回とブリーチをしないと理想の髪色を再現できない場合ももちろんあります。では「髪が耐えられるブリーチ回数って何回なのか??」
この疑問に対しての答えは正直言って「⚪︎回です!!」と具体的な回数をお話しする事は出来ません。何故なら、人によって髪が耐えられるブリーチ回数は大きく変わってくるからです。
髪の体力は減点方式
ブリーチ回数は何回までできるか。実際に髪を見ていない今の状態で一人一人の具体的な回数を予想する事は出来ませんが「髪の体力がある限りは何回も出来ます。」
それは何故かというと、髪の体力は減点方式になっていて、例えるとゲームのHP(体力ゲージ)みたいな感じです。髪がブリーチでダメージを受ける度、HPは減っていくんです。ここでゲームと違うのは減ったHPは回復する事が出来ない事。これは髪の特性なのですが死滅細胞で出来ているためダメージした部分を再生する事は出来ません。なので、ダメージを受けた分だけ蓄積されていってしまうんですね。
「トリートメントをしているのに?」
そう思う方もいるかもしれませんがトリートメントは基本「髪を綺麗に見せてくれる」「ダメージ部分をあくまでも『一時的』に補強しているだけ」です。なのでHPが回復しているのではなく、HPが減っていてもプレイヤーが元気に見えるようにしている。もしくは一時的にエナジードリンクで元気を出している?様な感じなんです。HP自体が回復する事は残念ながらありません。
髪によって「受ける」ダメージ量は変わってくる
そして「実際にどれくらいのダメージをブリーチで受けるか?」が気になってくると思うのですが、これは髪によって変わってきますし、そもそものブリーチ前にどれくらい髪の体力が残っているかでもブリーチができる回数は変わってきます。
【ダメージ量を左右する要因】
・どんなブリーチを使っているのか?
・ブリーチ前にカラー履歴、パーマや縮毛矯正の履歴はあるか?
・髪質は?
最大3回くらいで抑える事が多い
髪によってブリーチ可能な回数は大きく変わってきますが、多くても3回くらいでブリーチ回数を抑えておくことが多いです。もちろん「3回しかしちゃダメ!」と何か規則で決まっているわけではないですし、白っぽい髪にしたい場合どうしてもブリーチ回数が必要になるので5回6回7回と、それ以上ブリーチをする方もいらっしゃいますが、やはり
『ブリーチ回数が増えるほど髪が「切れる」「ちぎれる」リスクが高くなってしまう』
※髪のHPが0になるとちぎれてしまう。
ので出来る限り、ブリーチ回数は減らすようにしていくのがおすすめです。HPが減るほど髪は綺麗な状態を保つのが難しくなりますし、髪はよりダメージを受けやすくなってしまいます。そして髪がダメージするのはブリーチだけではありません。
日常ダメージと呼ばれる「乾燥」「摩擦」などで、毎日ちょっとずつ髪のHPは削れていきます。普通のカラーでしたら僅かのダメージでも、ブリーチしている髪はものすごく傷みやすく繊細です。前までほとんど影響の無かった刺激に対して顕著にダメージが出てしまい、ブリーチして時間が経った時に一気に切れ毛や枝毛が増え、毛先がゴワゴワになることもあります。なのでブリーチをする場合、今後のケアや髪のことを考え髪の限界までブリーチ回数を重ねるのではなく、ある程度髪の体力は残しておく様にするのが安心。
ブリーチは普通のカラーでは出来ない透明感あふれる綺麗なカラーを表現できる魅力的な施術です。でも同時にダメージリスクが高くなってしまいます。「どんなに髪が綺麗な色・理想の色になっても」「ブリーチをたくさん出来たとしても」髪がボロボロだったら髪は綺麗に見えません。
そこでこの後はブリーチしても綺麗な髪でいる為のポイントをお話ししていきますね!
ブリーチしても綺麗な髪でいる3つのポイント
①シュワルツコフのケアブリーチでブリーチする
(乾かしただけでこんなに髪に違いが出ます。)
シュワルツコフというメーカーから出している「ケアブリーチ」は髪へのダメージを大幅に抑えながらダメージレスにブリーチ出来る薬剤です。
ブリーチでのダメージを減らす事で、髪の綺麗をその分保ちやすくなりますのでまずはケアブリーチでブリーチする様にしましょう。
↓ケアブリーチについて詳しくはこちら
②行きつけの美容院で施術してもらう
行きつけの美容院があれば、担当の美容師さんはあなたの
・髪の状態
・過去の施術履歴
・髪質
・ダメージを受けやすいかどうか
・髪がどのくらい明るくなりやすいか
など多くの髪についての情報を把握できます。そしてブリーチをする時にしっかりと予測や対策を立てて施術するので成功確率がグンっとアップします。ですがいろんな美容院を転々としていたり、初めての美容院に行った場合、美容師さんがあなたの髪の状態を100%理解するのははっきり言って無理です。
もし過去に黒染め、パーマ、縮毛矯正など施術履歴が複雑であればより難しくなっていきます。
美容師さんは100%の把握が難しくても出されたピース(情報)を当てはめながら最大限綺麗に染めるための努力はしてくれますが、ブリーチは元々ダメージリスクの高い施術。出来れば行きつけの美容院さんでお願いするのがおすすめです。
もし行きつけの美容院さんがない場合は、大きな失敗をしないように1回軽くブリーチをして、明るくなった髪の状態を見た上で綺麗に発色する髪色を選ぶ。という方法もあります。
※将来的には行きつけの美容院さんを作っておく様にしましょう。
③ヘアケアで髪がこれ以上傷まないように頑張る
ブリーチして傷んだ髪は見た目の問題だけではなく、それ以上に怖いのがダメージが物凄い勢いで進行しやすい事。なので「毛髪補修」「手触りや見た目アップ」だけではなく、ヘアケアでは「ダメージレス」にも気をつけて。これ以上出来るだけ髪がダメージしない様にしていきましょう。
↓ブリーチ毛におすすめヘアケアアイテム
↓詳しいブリーチ毛のヘアケア方法についてはこちらの記事をご覧ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「何回までブリーチ出来る?」
の質問に対しては、人によって大きく変わってきます!と曖昧な表現になってしまいますが、大体のお客様は1〜2回で綺麗な髪色をゲットしていますし、最大3回くらいでブリーチを抑えることが多いです。
ただ人によっては「もっとブリーチしたい!」「やりたい髪色がたくさんブリーチしないと出来ない」「髪が明るくなりにくくて何回もブリーチすることになる」など、どうしてもブリーチ回数が必要なことがあると思います。
でも髪の体力が持つかどうか、、。という心配。そして今回はあまり触れませんでしたが他にもブリーチは頭皮へのダメージ問題もあります。ブリーチ後のヘアケアが大変すぎるのも考えものですし、、。なのでまずはエノアスタイリストとしっかり話し合った上で「ブリーチ回数はどうするか?」「どんな色で染めるのか?」を決めていきましょう。
ダメージリスクが高いブリーチはお客様と美容師の連携に成功するかどうかかかってきます。
ブリーチで綺麗な髪色を手に入れつつ、その後もパサパサ・ゴワゴワにならない様にしっかりと綺麗な髪を保てるブリーチ回数でおしゃれなヘアカラーを楽しんでいきましょう!
是非お気軽にエノアスタイリストにご相談くださいね!