【プロ直伝】「市販で傷まない白髪染め」の選び方と染め方
2024/09/01こんにちは!弱酸性カラーと髪質改善が得意な美容院ENORE(エノア)です。
本日は
「お家でお手軽に染めたい!」
「白髪を染めつつ髪を傷めないで綺麗になりたい!」
そんな痛まない市販の白髪染めをお探しの方に読んでいただきたい記事を書きました!
「商品を選ぶポイント」から「染めるときの注意点」まで
詳しくご紹介させていただきますので、是非ご覧ください!
(お時間のない方は目次の気になる項目をクリックすると、読みたいところだけご覧になれます!)
目次
髪や頭皮に優しい白髪染めの選び方
まずは髪や頭皮を痛ませないようにするための商品選びについてお話していきますね!
白髪染めの種類
一言に白髪染めと言ってもいろんなタイプの白髪染めがあります。
①市販のクリームタイプの白髪染め
酸化染料を使って髪を脱色→染料を入れて染める刷毛で塗るオーソドックスな市販の白髪染めです。
②自然系の白髪染め(ヘナカラー、昆布カラーなど)
植物由来の白髪染め。お肌が弱い方に需要の高い商品です。植物の色に左右されるのでヘナカラーは赤っぽい、昆布カラーは緑っぽいブラウンに染まります。色を選べないのと色が抜けずらいので、別の色にカラーチェンジしにくいので注意が必要です。
③ヘアマニキュア
髪表面をコーティングするように色をつける白髪染めです。普通の白髪染めとは違い表面に色を付けているだけなのでが落ちが早く、2週間周期くらいで何度も染める必要があります。
④白髪染め(カラー)シャンプー&トリートメント
シャンプーしながら、トリートメントしながら白髪を染める商品です。髪表面を中心に色が付いていきます。2,3日に一回使用し、少しづつ白髪を染めていきます。
⑤美容院の白髪染め
酸化染料を使って髪を脱色→染料を入れて染める。①と同じ部類の白髪染めにはなりますが、市販品よりも髪を痛めない高品質な薬剤があり髪の状態やお客様の希望によってプロが薬剤を選定!自分に合った薬剤の調合をしてくれるのが魅力です!
*美容院によってはお客様の髪やご希望に合わせるほど白髪染めの薬剤の種類を取り揃えていないお店も悲しいことにあるので美容院選びに注意!
市販の白髪染め選びで注意したいポイント!
いろんな白髪染めの中から髪を傷めない商品を選ぶときには以下のポイントが大切です!
1,トリートメント・シャンプータイプやマニキュアは避けよう
1回のダメージは少ない白髪染めのシャンプー・トリートメント、マニキュアですが、、ダメージは少なくても
シャンプー・トリートメント
→一度でちゃんと染めることが出来ないので2,3日に1回の頻度で何度も繰り返し染めなければいけない。
マニキュア
→すぐに色落ちしてしまうので2~3週間に1回何度も同じ部分を染めないといけない。
という風に染めたことのある部分を何回も染めないといけないので、結果的に髪の表面部分(キューティクル)が物凄く傷んでしまいます。
「キューティクルが定期的にダメージする」
↓
「髪の栄養分が流出し、ボロボロにそしてどんどん傷みやすくなってしまう。」
なので白髪染めのシャンプー、トリートメント、マニキュアはおすすめしていません。
*カラーシャンプー・カラートリートメントは狙った部分に染められない
白髪染めシャンプーやトリートメントは毎回根元から毛先まで髪の毛全体を染めることになるので、白髪が気になる根元だけを狙って染められません。そうすると毛先のダメージはかなりヤバい状態に、、。確実に毛先の艶やまとまりは奪われ、バッサバサの魔女みたいな髪になってしまいます。
2,ヘナなどの植物系カラーは必ず頭皮や髪に優しいわけではない
頭皮に優しいと通年で需要のあるヘナカラーや昆布カラーなどの植物由来の白髪染めですが、必ずしもお肌や髪に優しいわけではありません!植物系の白髪染めでも商品によっては髪や頭皮に刺激のある化学染料が混ざっているものもありますし、100%植物由来だとしてもアレルギーなどで頭皮に炎症を起こしてしまう場合があります。実際に筆者がそうでして、、。お肌の弱い母でも使えるヘナカラーが手首についた時、すぐに洗いましたがただれてしまったことがあります、、。
なので、植物由来だから必ず大丈夫!というわけでもないのでご注意ください!
3,市販品は薬剤が特に強くなっているのでダメージがやばい
美容院で染める場合、お客様の髪の状態やダメージレベルに合わせて薬剤を調合します。ですが、市販の物になると素人の方でも簡単に染められるように出来ているので、薬剤が強く設定されていてかなり髪がダメージしてしまいます。また、根元の一度も染めていない部分。毛先の1回以上染めている部分。同じ髪の毛でも場所によって髪の状態は全然違います。つまり髪の状態に合わせて塗り分けが出来ないと、すぐにボロボロ・パサパサになってしまうんです。
*髪を脱色しないため比較的髪が傷みにくい白髪染め(ヘナカラーなど)も中にはあります。ただ、髪の状態に合わせて染めることが出来ないので、ダメージを最小限に抑えるのはなかなか難しいところです、、。
*美容院によってはお客様の髪の状態に合わせず、全ての方に同じ薬剤を使って染めてしまうダメージレスが苦手な美容院もありますのでご注意ください!(特にメニューの価格がお安い美容院は材料費の関係もあり、安い薬剤を少ない種類仕入れているところが多いので)
「刷毛塗りの1回でしっかり染められる」白髪染めがおすすめ
つまり!市販の白髪染めは髪質や状態に合わせて薬剤を選ぶことが出来ないので、薬剤による髪へのダメージを抑えるのは非常に難しいです、、。となると市販の白髪染めで髪を傷めないようにするには、、
「白髪が気になる根元だけを的確に染める」
染め方でダメージを防ぐことが大切!!
つまり市販の白髪染め商品を選ぶときは狙った部分だけをしっかり染められる
”刷毛で塗るクリームタイプの白髪染め”
を選ぶのがおすすめですよ!
髪を痛めない!ダメージを最小限に抑える染め方
染める時は「リタッチ」がオススメ!
先ほどもご紹介しましたが、白髪染めをするときは「根元の新しく生えてきたまだ染めたことのない部分だけを染める」リタッチという技術で染めるのがおすすめです。一度染めたことのある毛先は手を付けずに根元だけを染めるので負担を与えてしまう範囲を最小限に抑えることが出来ます!
リタッチのやり方
1、髪をブロッキングする
ブロッキングとは分けること。しっかりと染める前に髪を取り分けておくことで染めるとき染めやすくなります。ブロッキングの分け方は顔周り右・左、後頭部右・左の4ブロック!画像を参考にしてみてください!
2、まずは前髪、顔周り、分け目にカラー剤をのせる
まず初めに白髪が気になりやすい前髪、顔周り、頭頂部の分け目から縁取るように先に白髪染めをのせて染めていきます。この時ブロッキングしたままでも大丈夫です。
3、顔まわりのブロックを染めます
顔周り①、②のブロッキングを外し横に毛束を訳とって分け目に白髪染めをのせていきます。
この時出来るだけ細かく5ミリ~1センチ幅で髪を取り分けてカラー剤を上から下に向かって染めていきましょう。
一番下まで塗ったら耳上の生え際にもカラー剤をしっかり塗ります。
4、次に後頭部を染めます
③の工程が終わったら次は後頭部を染めていきます。
③・④のブロッキングを外し、分け目を塗っていきます。この時も出来るだけ細かく5ミリ~1センチ幅で髪の毛を分けとって、上から下に向かってカラー剤をのせていきましょう。一番下まで塗ったらここでも生え際に塗ります。
5、今度は斜めに分けとってカラー剤をのせていく
全体にカラー剤をのせおわったら、チェックとして今度はななめに毛束を分けとってカラー剤をしっかり塗ります。毛束をとる幅は先ほどよりもざっくりで構いませんが、細かくチェックしていった方がしっかりとカラーが塗れるのでムラになりにくいです。
6、コットンなどで髪の浮きを押さえラップをする
顔周りや頭頂部の分け目、襟足の生え際などは浮かないようにコットンなどで押さえておきます。
(コットンを貼る前にカラー剤を再度しっかりのせておくと綺麗に染まりやすいです)
そして頭全体をラップでふんわりと包みましょう。こうすることで白髪がしっかり染まるようにします。
7、使用方法に従って時間を置く
白髪染めの使用方法にしたがって時間を置いていきます。ちなみに白髪染めを置く時間が長ければ長いほどしっかりと染まるわけではありません。カラー剤が反応して白髪を染める時間というのは限度がありますので、それを超えて何時間も時間を置いたところで染まり具合はかわりません。むしろ時間を置きすぎると髪や頭皮に余計な負担を与えるだけなので、白髪染めの使用方法に記入されている時間を守ってくださいね!
8、染まっているか確認
時間を置いたら染まっているかチェックしましょう。おすすめは
- 1,白髪が気になりやすい「頭頂部の分け目や顔周り」
- 2,染まりにくい「襟足部分」
- 3,自分的に「白髪が一番気になる部分」
この3か所!この3か所の毛束をそれぞれ手に取ったら表面のカラー剤を指で拭い取り、染まっているか見ましょう。もし誰か別の方に見てもらえそうなときは、見てもらうほうが確認しやすいです!
9、しっかりとシャンプートリートメントをする
白髪が染まっていたらしっかりとすすぎ、シャンプートリートメントをします。この時髪は白髪染めで負担がかかりお疲れ気味なので、いつもより優しく髪を扱いながらしっかり洗ってくださいね。
また、洗浄力強いシャンプー、コーティング力の強いトリートメントは白髪染めをしている大人の髪の毛には負担が大きく合いません。髪の綺麗を守るために髪への負担が少ない優しいシャンプー、トリートメントを使ってくださいね!おすすめの商品についてはこの後ヘアケアの項目でご紹介していきます。
10、ドライヤーで乾かして完成!
濡れた状態は髪がとても傷みやすいので、髪を洗ったらすぐに乾かしてくださいね!
リタッチの注意点
・出来るだけはみ出ないように(2~3ミリが理想)
根元の染めたことのない部分から出来るだけはみ出ないように塗るようにしましょう。もし、はみ出ても2〜3ミリが理想です。はみ出てしまう幅が広がってしまう程髪が傷みますので、注意して塗ってくださいね!自分でやるのは難しいので、出来れば誰かに塗ってもらうのが良いと思います
・薬剤の量はケチらない!
白髪をしっかり染めるためには白髪部分にしっかりと薬剤をのせる事が大切です。薄く塗りすぎると薬剤ののせ方にムラが出来てしまい、白髪の染まり具合も染まっている部分と染まってない部分が出てムラになってしまいます。特に髪がしっかりとしていてハリコシのある方はムラになりやすいので要注意です!
また、最初はしっかり塗っていたのに、後半薬が足りなくなって少ない量を塗ってしまうとそれもムラの原因になるので余裕を持って薬剤を準備しておきましょう。
・頭皮が弱い方は保護クリームと保護スプレーを
頭皮が弱い方は頭皮に保護スプレー、顔まわりなど生え際に保護クリームを塗るようにしましょう。しみたり、炎症を100%防ぐ事が出来るとは言い切れませんが、何もしないよりは炎症を抑えることが出来ます。
普段大丈夫な方でも気づかないような小さな引っかき傷、頭皮の乾燥などで炎症を起こしてしまうこともありますので、頭皮を保護しておくのがオススメです!
・パッチテストを行う
市販の薬剤はパワーがとても強く、刺激も強めです。なので塗る前にパッチテストをやって炎症が出ないかどうか確認しておきましょう。アレルギー体質でない方も初めて使うカラー剤では必ずやりましょう。
1番髪を痛めない白髪染め方法とは
結論:美容師さんに弱酸性の白髪染めで染めてもらうべき
「傷めない」ことを優先して白髪染めするなら、やはりプロである美容師さんにお願いするのが一番です!
市販の白髪染めやホームケア商品でも最近は髪を綺麗に見せてくれる商品も多くなってきました。
でも、いろいろ見てみるとやはり「ダメージしてしまったのをコーティングして綺麗に見せている」のがほとんど。言葉は悪いですが、あくまでも大きくダメージさせてしまったのを誤魔化しているのにすぎないんですね。しかも見た目は綺麗に見えるものだから、本人は髪が傷んでいることに気づきにくく、たちが悪い、、。
なので本気で髪を『傷めない』ようにして美髪を目指すなら
”ダメージレスが得意な美容師さん”に白髪染めをお願いするのが確実です!
市販と美容院での白髪染めの違い
やはり美容院で染めるのと市販でセルフカラーを行うのは、大きな3つの違いがあります。
1、髪に優しいこだわりの白髪染めを使える
やはり市販と美容院で扱っている白髪染めの薬剤は全然違います。それにクオリティの高い商品はお値段が高かったり、一般に流通していないものもありますのでそれが使えるというのはかなりお得!髪の状態に直接関わってきますし、出来るだけ白髪染めは良いものを使うのがベストです!
*美容院によっては安い薬剤を使ってしまっているところもあります。なので、ある程度高い料金設定だったり、ブログなどで取り扱っている薬剤の良さを説明できているお店のほうが安心です。
2、的確に染める技術
先ほどご紹介したリタッチの技術は的確に毎回染めてあげないと塗り残しが出来てしまったり、上手くできなくて結局髪を痛めてしまうこともあります。なので、美容師さんのプロの技で染めてもらうことが一番ベスト。それに万が一塗り残しなどがあっても、無料でやり直しをしてくれたり適切な処置をしてもらえます!
3、自分の髪に合わせて白髪染めが出来る
美容院で染めてもらう一番のメリットはやはり「自分の髪に合わせて染めてもらえること」です!髪の状態に合わせて薬剤を調合・塗布することでダメージをしっかり抑えることが出来ます。また、髪の状態に合わせたホームケアのアドバイスやオススメ商品も教えてもらえますから、綺麗な髪を維持しやすいのも魅力のひとつです!
ただ、勘違いしないで欲しいのが美容師さんにお願いしてもダメージが「0」になるわけではありません。でも、ダメージをできる限り与えないようにする事ができるので是非美容師さんを頼ってほしいです!
痛まない白髪染めを探してるなら「弱酸性カラー」がベスト
「美容院と言っても沢山あるし色んな白髪染めがあるけど、どの白髪染めがいいの?」
ズバリ!!「弱酸性」カラーの白髪染めがおすすめです!
「弱酸性カラー」とは
一般的な白髪染めは「アルカリ性」の白髪染めです。
ですがアルカリ性の白髪染めは髪のキューティクルをこじ開け無理やり薬剤を浸透させるため、同時に髪の中の栄養分がたくさん流出しダメージします。しかも元々髪の毛はお肌と同じで「弱酸性」でこの状態の時髪が最もダメージしにくく元気なのですが、アルカリ性の薬剤によってこの元気な状態が乱れてしまいます。そうすると髪はさらにダメージしやすくなってしまうため、髪を染めて時間がたった時にだんだん毛先がパサついたり、広がりやすくなるトラブルが発生するんです。
ですが、弱酸性カラーは髪と同じ「弱酸性」ですから。キューティクルを開かずに髪を染めることが出来、しかも髪の弱酸性を守ってしっとりと艶のある若々しい髪にしてくれるんです!
弱酸性カラーで白髪染めをした時のメリット
・ダメージを最小限に抑えることが出来る
髪のキューティクルを開かずに髪を染められるので、髪の中の栄養分が流れ出てしまうのを最小限に抑えることが出来ます。つまり薬剤によるダメージを最小限に抑えることが出来る!
・綺麗な髪色が長持ちする
色落ちが早いのは髪質だけではなく髪がどれだけダメージしているかが大きく左右します。つまり髪がダメージしているほど色落ちが早く持ちが悪いんです!ですが、弱酸性の白髪染めはダメージを最小限に抑えてくれますから、色持ちがよく綺麗な髪色を長く楽しむことが出来ます!
・定期的に白髪染めやパーマ、縮毛矯正をする髪にぴったり!
定期的に白髪染めやパーマ、縮毛矯正をする方の髪は何もしてない髪に比べて薬剤ダメージにとても弱くなっています。また、白髪染めをしている髪はほとんどがエイジングによる髪のパサつき、ごわつき、広がりなど昔は無かったトラブルを抱えていてさらに繊細な状態です。
そんな髪に薬剤ダメージを最小限に抑えられる「弱酸性カラーの白髪染め」はぴったり!
痛みやすい繊細な髪でもしっとりと艶とまとまりのある美髪を保つことが出来るんです。
・続けるほど髪の調子が良く!
髪と同じ「弱酸性」ですから、髪の毛の「弱酸性」の状態を保ってくれます。そうすると今まで白髪染めをするたびダメージしやすくどんどんパサつくようになっていた髪が、弱酸性の白髪染めを続けるほど 艶があり傷みにくい調子の良い状態が続く!髪質改善が出来るんです!
*髪質改善とは?(↓こちらの記事で詳しくご紹介中です!)
・頭皮への負担も少ない
頭皮も「弱酸性」ですから弱酸性の白髪染めは頭皮への負担が少なく、「今までしみていたのにしみない!」と喜んでくださるお客様も多いです!
*どんなに優しいカラー剤でもアレルギーを持っていると炎症が出てしまうこともあるので。アレルギー体質の方は染める前に一度パッチテストをするのがおすすめです。また、体調の変化や乾燥、頭皮に見えない傷などあると弱酸性カラーでもしみてしまうこともあるので、染めている途中でしみたりした場合は遠慮せず美容師さんに伝えましょう!
などなど!
白髪を綺麗に染められて、髪へのダメージも少ない!
弱酸性カラーの白髪染めはオトナ女子にたくさんのメリットがあるんです!
弱酸性カラーで白髪染めをするとこうなる!
百聞は一見に如かず!弱酸性カラーで白髪染めをしたお客様の髪の状態を画像でご紹介していきますね!
今と昔の髪質は違う!ダメージレスを意識しないと危険です。
年齢とともに髪も年を取っていきます。でも髪はシワやシミでお肌のように分かりやすいわけではありません。
昔は市販のカラー剤で髪を染めていても、なんとかなっていたのに、、
・髪が細くなった
・すぐに傷んで広がる
・パサパサ、ゴワゴワ手触りが悪い
・今までと同じヘアケアをしているのに、髪の綺麗が保てない
など髪質の変化やトラブルとして現れ 年齢とともに髪はダメージしやすく、繊細になっていきます。
そしてヘアカラー(白髪染め)・ヘアケアが昔と同じままでは綺麗な髪を保てず、どんどん傷んでいってしまいます。
つまり髪の状態、髪質が変化しているのに昔と同じ方法でカラーしても髪が綺麗になる、髪の綺麗を保つ、ことが出来るわけありません。ちゃんと自分の今の髪質、髪の状態に合った白髪染めで的確に染めたり、ヘアケアをする必要があるんです!
髪に合わせてホームケア、ヘアカラーをしていく事が
美髪・若々しいマイナス7歳の後ろ姿を手に入れる近道です。
そして、白髪染めをするあなたにぴったりな白髪を染める方法が
「弱酸性カラーで美容師さんに染めてもらう事」なんです。
さらなる美髪を目指すならホームケアが重要!
白髪染めで頑張って傷まないようにしても、ホームケアを怠ってしまうと髪は日に日にボロボロになってダメージしてしまいます。しかも白髪染めをしている髪はとっても繊細。年齢とともに髪がダメージしやすくなるだけではなく、白髪染めの負担によって髪はさらにダメージしやすく、扱いにくくなってしまいます。白髪染めによるダメージはどんなに髪に優しい薬剤を使っても「0」にはなりません。
だから、「ホームケアでどれだけ髪を綺麗に保てるか?」で髪の美しさは大きく変わるんです。
ということで、ここではホームケアの基本である
・シャンプー&トリートメント
・洗い流さないトリートメント
・ドライヤー
で白髪染めをしている髪におすすめの商品と気を付けてほしいポイントを簡単にご紹介していきますね!
シャンプー&トリートメント
〜ダメージレスポイント〜
・髪に優しい洗浄成分を使っているシャンプーを選ぶ
痛みやすく繊細な白髪染めをしている髪にはアミノ酸シャンプーなど洗浄成分が優しいものを。髪がしっとりと仕上がります。
・コーティング力の強いトリートメントはNG
コーティング力が強すぎても髪のダメージの原因になりますので、髪への負担が少ないコーティング成分を使っているものを選びましょう!トリートメントによるダメージを防ぎ、髪本来の艶と手触りを引き出せるようになりますよ!
・シャンプー、トリートメント両方でしっかりと毛髪補修成分補給できるものを
髪に含まれる「18種のアミノ酸」や「フェザーケラチン」などしっかりと毛髪補修成分補給が出来るものを。髪が失った栄養分と同じまたは相性の良い動物性たんぱく質を補給して髪の痛んだ部分をしっかり補強して痛みにくい髪づくりをしましょう。
・白髪染めをしている髪に合わせた商品を選ぶ
良い成分をどんなに使っていても、配合量で仕上がり・効果は大きく変わります。なので、エイジングケアができるなど白髪染めしている髪向けの商品のほうが髪質や状態に会う可能性が高いです!
白髪染めしている方には「エノアエイジングケアシャンプー&トリートメント」
エノアでは白髪染めをしている繊細な髪の方にはこちらの
「エイジングケアシャンプー&トリートメント」
が人気でおすすめの商品です!
- ヘマチンやルイボスエキス配合!髪や頭皮の環境を整えエイジングケア対策が期待できる!
- 髪に優しい洗浄成分で髪を丁寧に洗うことが出来る
- 18種のアミノ酸をしっかり補給!もっちり弾力のある髪に
- 髪に優しい保護成分ハチミツ、チアシードオイルでドライヤーの熱など外部刺激から髪を守る
- パサつきが気になる髪が艶のあるまとまる髪に
- ヘマチンは白髪染めの色持ちにも!
などの魅力がある商品です。
もし、気になっていただけたら通販、店頭で販売してますので一度お試しください!
洗い流さないトリートメント
〜ダメージレスポイント〜
洗い流さないトリートメントを選ぶときは以下の4つのポイントがあります!
・毛髪補修成分補給がしっかりできるもの
洗い流さないトリートメントでもちゃんと髪の内部までしっかり毛髪補修成分を補給出来るかで髪の状態だけではなく、スタイリングの持ちにも影響が出ます。ダメージケア出来てないパサパサ髪ではすぐに髪型が崩れてしまいますのでこだわってあげてくださいね!
・ドライヤー前にも付ける場合は耐熱効果にも注目!
ドライヤー前に使う場合は耐熱効果の高いオイルを使用している商品を選んでくださいね。オイルと言っても中には熱に弱く酸化しやすいものもありますので!おすすめはホホバオイルなどの成分です。
・保湿力がしっかりあるもの
髪に優しくしっかりと保湿してくれるフコイダンなどの成分が含まれているものが◎!白髪染めをしている繊細な髪は乾燥にもめっぽう弱いので!
・つけすぎに注意!
良いものって欲張って沢山つけちゃいますよね、、笑 でも、つけすぎるとスタイリングが上手くいかなくなって前髪がテカテカになっちゃったりするのでほどほどに!トリートメントのつける順番に注意してあげると上手にムラなくつけられますよ!
こちらの記事を是非ご参考に↓
エノアの洗い流さないトリートメントダブル使いがおすすめです
いろんな商品がありますが白髪染めをしている髪には
エノア洗い流さないトリートメントの「エマルジョン」と「オイル」のダブル使いをエノアではおすすめしています。髪質によって「オイルだけ」「エマルジョンだけ」を使っている方もいますが白髪染めは定期的に、しかもかなりの高頻度で行いますので髪への負担がやはりあります。
なので、エマルジョンとオイル2つを一緒に使っていただくと
ダブルリペア効果で髪の内部と外側をよりしっかりと補修していくことが出来ます!
そして他にも
- 艶やかにしっとりまとまる髪に
- 髪に優しい保湿成分フコイダンでトゥルンと滑らかな手触り
- ホホバオイル配合で日光、熱ダメージから髪を守る
- 18種のアミノ酸とフェザーケラチンで徹底的にダメージケア出来る
- 摩擦などの外部刺激に強い髪をつくる!
- 使い続けるほど「髪が良くなる」美容院で髪質改善をしている髪にもぴったりのトリートメント
などの効果が期待できます!
洗い流さないトリートメントはつけるだけで続けやすいので、忙しい方にも是非チャレンジしていただきたいホームケアのひとつです!
エノア商品はこちらからご購入可能です↓
ドライヤー、髪の乾かし方
〜ダメージレスポイント〜
・髪を洗ったらすぐに乾かして!
髪は濡れているときかなり痛みやすく繊細な状態です。なので、濡れたまま放置はせずしっかりとすぐに乾かしてあげてくださいね!
・乾かす前にトリートメントを付けて!
ドライヤーの熱から髪を保護するために髪を乾かす前にトリートメントを付けるようにしてください。髪の過乾燥防止にもなり綺麗に仕上げやすくなります。
・髪を「痛めない」を追求するならドライヤーにもこだわろう
洗い流さないトリートメントは髪表面をドライヤーの熱ダメージから守ることは出来ますが、髪の内側までは守ることは出来ません。なので、徹底的にダメージレスを意識したいならドライヤーにもこだわるのがおすすめです。
↓おすすめのドライヤーはこちら
「艶髪になりたい!」ヘアケアについて詳しく知りたい方はこちら↓
市販の白髪染めについての質問
Q1、白髪染めをしたらシャンプーは何日後にすればいい?
白髪染めをしたらシャンプーは次の日からしてオッケーです!ただ、数日間はシャンプーすると定着しなかった色素が流れ、髪を濯いだ時にお湯が茶色くなると思いますので、それが落ち着くまで白いタオルを使うのは控えるのがおすすめです。
Q2、市販の白髪染めはどれくらいもつ?
髪の状態によって大きく左右されますが、大体根元の伸びてきた白髪と褪色した毛先が気になって1ヶ月ほどの周期で定期的に染める方が多いです!
Q3、白髪が少ないのですが、おしゃれ染めと白髪染めどっちの方が傷みますか?
白髪が少ない方は特におしゃれ染めにしようか白髪染めにしようか迷っている方も多いと思います。では「どちらの方が髪に負担があるのか?」というと、ほとんどの場合『白髪染めの方が髪をダメージさせます。』なぜなら、白髪を染めるために色素をしっかりと髪に浸透させなければならないから!
おしゃれ染めも白髪染めも「髪を脱色する」のは一緒ですが、真っ白な白髪をしっかり染めるためには
「色素をしっかりと入れる=薬剤のパワーを強くする」
必要があるので髪をダメージさせてしまうんですね。
ただ白髪染めの中には「弱酸性カラー」や「ヘナカラー」のように髪を脱色しないため、ダメージを抑えられる白髪染めも中にはありますよ!
Q4、赤毛にならない白髪染めはありますか?
白髪染めはおしゃれ染めに比べて白髪をしっかり染めるためにブラウンみの強い色になっています。それに日本人の髪色は赤みが出やすい。なので暖色系の色で染めてしまうと赤毛の様に赤っぽく仕上がってしまいます。
そこでおすすめなのが「グリーン系」の色を選ぶ事!
緑色は赤の補色の為、赤みを抑えながら染める事ができる色です。マットやオリーブ、カーキなどのグリーン系カラーで染めればしっかりと赤みを抑えてくれるので是非お試しください。またグリーン系の色が苦手な方はアッシュなど寒色系の色合いで染めてあげても赤みが出にくくなりますよ!
↓おしゃれ染めの場合、多少色合いが変わってきますが白髪染めでも再現可能なカラーもありますので是非参考にご覧ください。
Q5、白髪染めトリートメントなら楽に痛まず綺麗に染められるの?
白髪染めトリートメントはトリートメントの代わりに使う事で、白髪を染められる商品ですが美容師としてはあまりお勧めできません。
・色落ちが早く同じ部分を何回も染めないといけない
・1回のダメージは少なくても何回も染めないといけないので結局かなりダメージする
・色ムラになりやすく綺麗に染められない
・色素沈着を起こして髪色を変えられない事がある
・失敗すると美容院でも完璧には直せなくなってしまう
などのデメリットが多いからです。手軽さを一番重要視していて仕上がりや髪へのダメージが気にならない方には合っていますが、そうでない場合は白髪染めトリートメントは選択しない様にしましょう。
Q6「一番安全な白髪染めは『ヘナ』って本当?」
正直に言うと「人によります」
何故なら筆者自身が100%ヘナの商品で肌が荒れてかぶれてしまう人間だからです。
ヘナは化学物質の入っていない100%ヘナの商品を使うと、一般的なカラー剤に入っているジアミンがダメな人には安心して染められる方もいらっしゃいますが、植物アレルギーがある方や肌が弱くヘナでも反応してしまう方にとってはお肌に合わない場合もあります。
なので一番安全かどうかは人によって変わってくるので、心配な方はまずパッチテストをしてみてください。パッチテストで反応がないかどうか確認して、自分に合う白髪染めを探すのが一番安心ですよ!
Q7「白髪染めをやめてグレイヘアにするのはあり?」
自分の白髪を活かしたグレイヘアもとっても素敵です!ただ美容師から見て特に注意して欲しい点が2つ
①しっかりとヘアケアやスタイリング、肌ケア・メイクが出来るかどうか?
しっかりと地毛の白髪を綺麗に見せるスタイリングやヘアケア、またお肌ケアやメイクをしっかり行ってあげないと、おしゃれによるグレイヘアではなく「面倒くさくて染めてないただの白髪頭」に見えてしまいます。
②年齢は上に見えやすい
白髪染めをしている場合とグレイヘアにしている場合を比べると、どうしてもグレイヘアの方が年齢は高く見られがちです。そもそもグレイヘアは「ありのままの自分を素敵に見せる」ことは出来ても、「年齢を若く見せること」は出来ません。もし「若々しく見られたい」と言う思いがある場合は白髪染めを継続していただくのがおすすめです!
この様な注意点がありますので、お気をつけてください!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
忙しいオトナ女子にとってお家でお手軽に染められる市販の白髪染めは魅力的ですよね!
でも、「髪の健康と美しさ。」「皆さんの魅力を引き出すヘアスタイル。」その両面を考えると白髪染めは
「弱酸性カラーを使ってダメージレスが得意な美容師さんに染めてもらう」
のが一番ベストな選択です!
ただ市販の白髪染めもお安く、空き時間手軽に染められるというメリットもありますから、筆者自身みなさんに強制することは出来ません。最後はあなたが白髪染めをするにあたって”何を”優先するかですから。
なのでもし
「傷まない」「美髪になりたい」のを優先したい場合は是非エノアの弱酸性カラーを!
「お安く」「家で染める」ということ優先したい場合は市販の白髪染めで!
髪を染めてあげてくださいね!
最後までご覧いただきありがとうございました。
何かありましたら是非お気軽にエノアスタッフにご相談くださいね!