【危険】意外と知らない落とし穴!? カラーのダメージで断毛寸前??
2024/02/19こんにちは!
皆さま、カラーをする際にダメージについて気にされたことはございますか?
カラーをしたら傷んだ、毎回カラーとセットでトリートメントしてるから大丈夫、切れ毛がいっぱい出てきたなど色んな方がいらっしゃると思います。
カラーをして綺麗な色に染まっても、それによって髪が傷んでしまったら悲しいですよね。。。
そこで今回はカラーをするとなぜ傷むのか、また、傷みやすいカラー剤の特徴、傷みにくいカラー剤の特徴を徹底解説していきたいと思います!
目次
ヘアカラーの原理
ヘアカラーとは簡単に説明すると髪の毛にあるメラニン色素(これがある事によって黒髪になっている)を分解(脱色)することで色を定着させています。
その過程で髪表面にあるキューティクル(※)をカラー剤に含まれるアルカリ剤が開くことで薬剤を髪の毛内部に浸透させているのですが、この作用が髪の毛を傷ませている原因なのです!
※髪の毛1番外側にあり、外部の刺激から守ったり髪の毛の水分や栄養(タンパク質)が失われないように保護する役割があります。
キューティクルが1度こじ開けられると勝手に元に戻ることはないので放置していたら外に栄養が出ていってしまったり外的刺激によって髪の毛内部までダメージが行き届いてしまうのです。
これは僕の髪の毛なのですが、ブリーチを繰り返したり、カラーをした結果髪が傷んで毛先は切れてパサパサするなどこのような状態になってしまいます。
ブリーチ×傷んだ髪の断毛するリスク
ブリーチは特に髪のメラニン色素をしっかりと分解する薬剤の為、それと同時に髪のケラチン繊維まで分解してしまいます。また、この後のお話にも出てきますが「アルカリ量」も多い。なのでカラーの中で最も髪がダメージし断毛の危険性が高いんです。
特に傷んだ髪にブリーチをしてしまうのはかなり恐ろしい、、。「切れ毛」「枝毛」が増えるだけでは済まず
「チリチリになる」「根元から髪がちぎれる」
などのトラブルが起きてしまう事があります。特にブリーチを何回も繰り返していたり、過去に縮毛矯正やパーマをしていた履歴のある髪は特に要注意です。
ダメージを抑えたカラー剤の特徴
カラー剤の傷みやすさは、ズバリ ”アルカリ量” によって決まります。
先ほど説明した通り、髪の毛を明るくするときキューティクルをこじ開けるのですが、アルカリ量が多いほど開く度合いが大きくなり薬剤の浸透率が良くなります。
インスタなどでブリーチをしないとできないような淡い色や鮮やかな色をブリーチ無しでできます!などと書かれているようなところは注意した方が良いです!
勿論、ブリーチをするよりかはダメージを抑えることはできますが通常のカラーと比べるとかなりダメージのリスクが上がります。
この方はイルミナカラーを繰り返しされていたのですが、ブリーチをした方と変わらないくらい明るく色が抜けているのに比例して切れ毛、枝毛ができて傷んでしまっています。
だいたいブリーチを2回したのと変わらないくらい毛先の方は傷んでしまいダメージ毛になっています。
勿論、カラーのダメージだけでなくアイロンを使ってスタイリングされる方は熱によるダメージも加わるのでより傷むことになります。
このようにアルカリ量の多いカラーはメリットとしてブリーチをしなくてもかなり明るいトーン、発色の良い色味を楽しむことができますが、デメリットとして通常のカラーと比べるとプラスしてダメージが伴い、繰り返しする事によってブリーチ毛と変わらないくらいになってしまうことがあります。
なのでこのようなカラーをする場合には十分に注意し、美容師さんに相談したい上で行っていくことをおすすめします。
ダメージを最小限に抑えたカラー
先ほども説明したのでお察しの良い方は気づかれていると思いますが、傷みにくいカラーとはさっきとは逆で “アルカリ量の少ない” ものです!
世の中にはダメージレスカラーと謳われているものがありますが、そのほとんどが微アルカリ、または弱酸性カラーになります。
当店でも基本的に”弱酸性カラー“を使ってカラー施術を行っているのですが、アルカリが入っていないカラー剤になるので髪の毛に負担がほとんどかからないです。
アルカリが入っていない=キューティクルを開かない のでダメージを最小限に抑えることができます。
アルカリのカラー剤と比較するとだいたい4分の1以下のダメージでカラーをすることができるのです。
もっと詳しく知りたい方はこちらの記事も併せてご覧くださいませ。
ダメージを抑えられるというメリットがあるのですがデメリットも存在します。
それはアルカリが含まれていないので髪の毛を明るくすること(トーンアップ)ができないのです。
なので1度はアルカリの力を使って明るくしなくてはいけないのですが、1度明るくしてしまえばそのあとは弱酸性のカラーでダメージを抑えながらカラーを楽しめるのでおすすめです!
髪の毛のダメージが気になっているか、今後どんな髪型にしたいか、綺麗にしていきたいのか、とにかくカラーを楽しみたいのかなどお客様の理想のイメージをお聞きし髪の毛の状態を見させていただいた上でカラー剤を選定していきます。不安なことがあった場合は遠慮せず聞いてくださいね!
また、カラー剤を傷みにくいものでやっていくのもすごく重要なのですが、同じくらい自宅でのケア(ホームケア)も大切になってきます。
ドラッグストアなどに並んでいる市販のシャンプー剤には汚れを落とすための洗浄成分が強く含まれているため、必要以上に洗い落としてしまうためキューティクルが傷ついたり、カラーの色落ちスピードを促進させてしまいます。
なのでトリートメントももちろん大切なのですが、お使いのシャンプーにも目を向けていただきたいと思います。
おすすめのホームケア
おすすめのシャンプー、トリートメントは成分にアミノ酸、ケラチンが含まれているものです。
2つとも髪の毛の栄養成分にもなっている毛髪補修成分、不足した栄養の代わりに毛髪補修成分を補ってくれる効果があります。
その中でもおすすめなのが当店がオリジナルで開発をしているシャンプー、トリートメントでシャンプーとトリートメントどちらも3種類あるのですが、エノアシリーズ(アミノ酸)とフォルムシリーズ(ケラチン)が含まれるものになります。
弱酸性シリーズ
ダメージケアに特化しフェザーケラチンという全国でも3社ほどしか取り扱っていない水鳥から取れる貴重な成分に加え20種類以上の毛髪補修成分を配合したアミノ酸系シャンプー。
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フォルムシリーズ
髪の毛の元の成分となるケラチンを2種類配合しオイルケラチンで髪の毛の内部に毛髪補修成分を補給、プロテクトケラチンで補給した成分が外に逃げないように上から蓋をし、紫外線や湿気、乾燥か髪の毛を守る二段構えのフォルム
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before after 集
ディープパープル
暗いトーンでも色味が欲しい方、透明感のあるカラーにしたいという方におすすめです!
黒染めではなく色もしっかりとおちるので、引き続き明るいカラーを楽しむこともできます。
またトリートメントをしていないのにヘアカラー後の方が艶が増しています。
ダークグレーカラー
髪を黒くしたいけど真っ黒にはしたくない方、黒髪でも透明感が欲しい方におすすめのカラーです。
濃いグレーを入れることで重すぎない印象になりますし、艶も出やすいです。
ブルーブラック
ハイトーンからトーンダウンしたいけど黒くするのは嫌、今後明るいカラーをする可能性があるという方におすすめのカラーです。青の色味が入っているので暗くてもしっかりと髪色を楽しんでいただけます。
またブリーチ毛だからこそ弱酸性カラーでダメージを抑えてあげると綺麗な状態を維持できます!
ディープパープル×ワインレッド
2つのカラーを合わせることで、赤すぎず、明るすぎない絶妙なカラー。紫の色味があることで大人っぽさもでて女性に一押しのカラーです!
広がりやすい髪の毛もダメージを最小限に抑えることでまとまりのある髪の毛へ。
ピンクベージュ
色落ちで綺麗な淡いカラーにするために少し濃いめに色を入れているので、カラーが退色する過程もしっかりと楽しんでいただけます!弱酸性カラーを使っているのでブリーチで傷んだ髪の毛にも優しく、負担をかけることなく染めることができます!
ピンクブラウン
他の美容室でカラーをしていたけどダメージが気になり、ダメージを抑えたヘアカラーでお店選びをしていたお客様。施術後のパサパサ感がなく、傷んだ感じがしないと喜んでいただけました。
お客様の口コミ
いつも沢山なりたいイメージを伝えてくださるおかげで理想のイメージを共有できていて助かってます!
メニュー 弱酸性カラー 7700円
初めてのご来店でしたが艶感のある綺麗なカラーになってよかったです!
メニュー 弱酸性カラー 7700円
弱酸性のカラーは何回か同じカラーで染めると色もちが良くなっていくので、赤みが気になることも無くなっていくと思います!今後も綺麗なカラーを保てるようにケアも頑張っていきましょう!
料金一覧
弱酸性縮毛矯正 17600円
弱酸性カラー 8250円
髪質改善トリートメント 5500円
カット 7150円
酸熱トリートメント 15000円
前髪弱酸性縮毛矯正 6000円
顔まわり弱酸性縮毛矯正 12000円
弱酸性縮毛矯正+酸熱トリートメント 22000円
ハイダメージ毛対応縮毛矯正+髪質改善トリートメント 26000円
質問コーナー
Q1 塩基性のカラーはどうなの?
A.塩基性のカラーも傷みにくいカラーに分類されます! ただ普通のカラー剤に比べて色落ちが早い、ある程度ベースが明るくないと色が入らないというデメリットがあり、色素が残留しないというメリットがあります!
Q2 なんとなくわかったけどどうやって美容室選べばいいの?
A.弱酸性のカラー剤は取り扱っている美容室は少ないのでホームページやホットペッパーなど見たいただけると記載されていると思います! わからない場合はお電話して聞いてみるのが良いかと◎
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はカラーのダメージについて書きましたが、綺麗な髪のままできる範囲で色を楽しみたい方、傷んでもいいからカラーを楽しみたい方色々あると思います。
おすすめとしては最初のトーンアップ、リタッチはアルカリカラーをして、色味を入れるだけ、トーンダウンをする場合はアルカリの力は必要ないので弱酸性カラーでやることを推奨します!
一緒に綺麗な髪を保ったままカラーを楽しんでいきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました!