【メリットだらけ】ダメージレスな傷まないヘアカラー!弱酸性カラーであなたも艶髪になりませんか?
2023/08/30
こんにちは!
銀座で美容師をしている びきお です。
僕の自己紹介記事もございますので、併せて読んでいただけると幸いです。
一気に雰囲気を変えて気分を上げることのできるヘアカラー。
イベントや行事、長期間のお休みなどで染めたり日常的にされている方も多いと思いますが、
「パサついていませんか? 櫛は通りますか? ツヤはありますか?」
ヘアカラーの頻度が高い人ほど気になるのが“ダメージ”ですよね。
色は気に入っているけど、傷んでいるせいでなんだか汚く見えてしまう、パサついているせいで巻いても広がってしまう、なんて方も多いのではないでしょうか?
可愛いカラーのまま髪の毛もツヤツヤだったら嬉しいですよね。
そこで今回はヘアカラーと艶髪を両立する方法を髪質改善専門美容師の僕がお話していきたいと思います。
目次
ヘアカラーの仕組み

そもそもヘアカラーとはどういった仕組みなのか。
カラー剤に含まれるアルカリ性の力で髪の毛を膨潤させます。
その際に髪の毛の表面にあるキューティクルを開くことでカラー剤を内部に浸透させ、メラニン色素(髪の毛も色を作っているもの)を脱色し、色を入れることで髪の毛が染まるという原理です。
これは余談ですが、メラニン色素には2種類あります。
⓵ユーメラニン(黒褐色系) ⓶フェオメラニン(黄赤色系)
ユーメラニンが多いと黒髪、メラニンの総量が少ないとブロンドになり、メラニンをほとんど含まないのが白髪になります。
なのでメラニンの量やバランスによって黒髪だったり、茶髪だったりというのが決まるということです。
ヘアカラーで髪の毛が傷む理由

ヘアカラーで髪の毛が傷む理由は先ほどもお話した”キューティクルを開く“からです。
そもそもキューティクルとは一体何なのか、キューティクルが開くとなぜ傷むのか。
キューティクルとは髪の毛の表面にあり、毛髪内部の水分やタンパク質が失われるのを防止し外部の刺激(摩擦など)から髪の毛を守る役割(バリア機能)を担っています。
ですが、ヘアカラーをした後の髪の毛は松ぼっくりのようにキューティクルが開いてしまいます。
そのためバリア機能が低下し、髪の毛が傷んでしまうのです。
では、どのような方法でキューティクルを閉じて傷まない状態を作るのか。
髪の毛を傷ませない方法
髪の毛を傷ませない方法は2つあります。
⓵しっかりとケア(トリートメントなど)をする。
⓶弱酸性カラーで髪の毛染める。
髪の毛を傷ませないヘアケア方法
ヘアカラーなどをしてキューティクルが開いてしまった場合、自然に閉じるのには大体”1週間ほど“かかると言われています。
そのため、その期間は髪の毛が無防備な状態にあります。
そこでケアが必要になってくるのですが、具体的に何をしたらいいのか。
まずはトリートメントです。
トリートメントは髪の毛に不足した栄養を補い、髪の毛をコーティングをしてくれます。
つまりはキューティクルの代わりに髪の毛守るためのバリア機能として役立ってくれるのです。
なので、カラーをする際には合わせてトリートメントをするのがおすすめです。
【保湿成分たっぷり極上の質感】髪質改善トリートメント+シャンプー&ブロー 5500円

ではトリートメントをしたから大丈夫なのかと言われるとそうとは言い切れません。
ひとりひとり髪質も違えば、カラーをする頻度も違います。
太い髪の毛よりも細い髪の毛、ヘアカラーの回数が少ない人よりも多い人の方がダメージを受けやすく傷みやすいです。
そのため同じトリートメントでも効果に差が出てしまいます。
そこで大切になってくるのが日々のヘアケアです。
おうちで使われているシャンプーやトリートメントは何を使われていますか?
こだわりを持って使っていますか?
シャンプーやトリートメント選びにおいて、香りや価格、口コミなどいろいろなことを踏まえて購入されると思いますが本当に艶のある髪の毛を目指すのであれば成分に着目して決めましょう。
僕がおすすめする成分は「ケラチン」と「アミノ酸」です。
どちらも髪の毛の主成分となるため、髪の毛にしっかりと栄養を補給してくれます。
ただ、この成分が含まれたシャンプーやトリートメントは市販のものは数が少ないです。
含まれているものも美容室で取り扱っているものと比較すると配合量が少ないため、専売品をおすすめします。
また、購入される場合はトリートメントよりもシャンプーを優先していただきたいです。
シャンプーは頭皮の汚れを落とすための洗浄成分が含まれていますが、市販のものは洗浄効果が強く、必要以上に洗ってしまうため汚れだけでなく、栄養までも落としてしまうからです。
では具体的にどのシャンプー、トリートメントが良いのか。
それは薬剤やケア商品の開発などもしている僕が勤めるお店「髪質改善専門店”ENORE”」のものです。
自分が働く会社のものだからおすすめをしているわけではなく、パーマやブリーチ、縮毛矯正などをしてハイダメージ毛の僕が使ってきたものの中で1番良かったからです。
シャンプーをしただけでトリートメントをしたかのような質感、指通りになるのです。
おすすめのシャンプー、トリートメント
その中でも特におすすめなのがこの2つ。

ダメージケアに特化しフェザーケラチンという全国でも3社ほどしか取り扱っていない水鳥から取れる貴重な成分に加え20種類以上の栄養成分を配合したアミノ酸系シャンプー、通称エノシャン。
ブリーチを繰り返しされているようなハイダメージ毛の方に特におすすめで、泡パックをすることでより栄養を補給することができます。

髪の毛の元の成分となるケラチンを2種類配合しオイルケラチンで髪の毛の内部に栄養を補給、プロテクトケラチンで補給した栄養が外に逃げないように上から蓋をし、紫外線や湿気、乾燥か髪の毛を守る二段構えのフォルムシャンプー。
髪の毛が乾燥しやすい方や毛先がパサパサしてまとまらないという方におすすめです。
傷まないヘアカラー「弱酸性カラー」
⓶の弱酸性カラーについて。
弱酸性カラーでの施術には3つのメリットがあります。
弱酸性カラーのメリット
⓵アルカリ性のカラーと比較してダメージを80%抑えることができる。
⓶色が長持ちする。
⓷艶感が出る。
⓵について。
前述したようにアルカリ性のカラーはキューティクルを開きメラニンを脱色する力があるため、髪の毛に負担がかかってしまいます。
ですが、弱酸性カラーにはメラニンを脱色する力がないため最小限のダメージ量に抑えてのカラーが出来ます。
⓶について。
一度カラーをした髪の毛に対してはキューティクルを開く必要がないため、カラーの流出を軽減できるため色持ちが良くなります。
⓷について。
髪の毛とは弱酸性に分類されているのですが、アルカリカラーをすると性質がアルカリ性になってしまいます。
そうなってしまうとダメージを受けやすくなり、髪の毛がごわごわしてきたりパサついたり枝毛や切れ毛などの原因になってしまいます。
ですが、弱酸性カラーであれば髪の毛本来の性質を保ちながら染めることができるので艶感を出すことができます。
髪に優しい弱酸性ダメージレスカラー 8250円

弱酸性カラーのbefore after
ピンクブラウン

ブラウンベースにほんのりピンクを混ぜたカラー。
今まではアルカリカラーをされていたお客様でダメージを減らしたいとご来店していただきました。
毛先のまとまりも良くなり艶感も出てきました。
ナチュラルなブラウンカラー

暗髪にトーンダウンされたお客様。
トリートメント無しで見違えるほど艶感が出るようになりました。もちろんのこと無加工です。
ミルクティグレージュ

ブリーチをされているお客様。
ハイダメージ毛は傷みやすく色落ちも早いので、弱酸性カラーがピッタリです。
オリーブカラー

赤みを抑えたマット系のカラー。
色落ち後の赤みが気になる方におすすめのカラーです。
天使の輪ができるほどツヤツヤな仕上がりになりました。
バイオレットカラー

低いトーン設定のバイオレットカラー。
艶感も出て、透明感もある綺麗なカラーです。
髪色を暗くしたいけど色味は欲しいという方におすすめです。
口コミ

赤みを消したナチュラルなブラウンカラーすごくお似合いでした!
これからもケアをしていきながらヘアカラーを楽しみましょう!
メニュー 弱酸性カラー+架橋式トリートメント 11000円


気に入っていただけてよかったです!今後もいろんな色味試していきましょう!
メニュー 弱酸性カラー 8250円


暗めのカラーでも艶感があるとより綺麗になるのでとてもお似合いでした!
今後とも全力でサポートさせていただきますのでよろしくお願いします!
メニュー 弱酸性カラー 8250円

料金一覧
弱酸性縮毛矯正 17600円
弱酸性カラー 8250円
髪質改善トリートメント 5500円
カット 7150円
酸熱トリートメント 15000円
前髪弱酸性縮毛矯正 6000円
顔まわり弱酸性縮毛矯正 12000円
弱酸性縮毛矯正+酸熱トリートメント 22000円
ハイダメージ毛対応縮毛矯正+髪質改善トリートメント 26000円
まとめ
いかがだったでしょうか。
美容室ではお客様のご要望に合わせてカラー剤を使い分けて施術をおこなっているため、「カラー」というメニューでも使うカラー剤によって色味はもちろんのこと、指通りや質感なども変わってきます。
発色、透明感、色持ち、艶感など何を優先させるのかを明確にした上でカラーをすることでより理想の仕上がりに近づくので、是非一度考えてみてはいかがでしょうか。
SNSでもビフォーアフターなど情報を発信しておりますので合わせてチェックしてみてください。


最後までご覧いただきありがとうございました。
