白髪染め、暗めカラーをやめたお客様の話
2024/05/17こんにちは。弱酸性カラーが得意な美容院ENORE(エノア)です。
白髪染めってネガティブなイメージがつきやすいカラーかと思うのですが、
最近では白髪染めを続けていた方でも色のバリエーションを増やし変化をつけるため、白髪染めをやめることがあります。
脱白髪染め。
もともと私は白髪染めをする目的のカラーで、白髪染めを使わずおしゃれ染のカラー剤で色を調合し染めさせて頂くことが多いのですが、カラーの幅、バリエーションが狭く少なくなってしまうのがそういったカラーの問題点。
「色を明るくしたくても出来ない」
「ブラウン系のカラーばかり…」
もちろんそういった制限の中でカラーを楽しむ事は出来るのですが、ずっとそれを続けていくと、いつも同じカラーになってしまい、たまには違ったカラーを楽しみたい!
という気持ちも出てきますよね。
時間や労力、コストやその後のケアなど、色を変えることで出る問題点はあるのですが
それしか出来ない、というのは解消することが出来るのでご紹介させて頂きます。
白髪染めや暗いカラーをやめるためにしたこと
白髪染め、暗いカラーをやめる方法は2つあります。
①徐々に明るいカラーで根本を染めて、徐々に明るく変化していく事
これは根本の生えてきたところを明るくそめることで時間はかかりますがダメージを抑えて確実に明るくする事が出来ます。
問題点は逆グラデーション(毛先が暗く、根本付近が明るい)になってしまうこと、ロングの方で3年〜4年、ショートでも1年くらいと明るくするまでに時間がかかること。
②ハイライトを細かく入れて明るいところ(白髪の仲間)を作ることで全体を明るくしながら白髪をぼかすこと。
今回は②
明るいハイライト(ブリーチ)を入れることで、明るく白髪と馴染むベースを作り、その後ファッションカラー(おしゃれ染め)で再度好みの色を入れることで明るい色と色味を楽しめるようにしていきます。
なぜブリーチをするのか?
白髪染めや暗いカラー剤というのは濃いブラウンの染料が多く入っています。それは髪に残りやすく、明るくする上で邪魔になってしまうのです。
それを普通のカラー剤では取り除く事が出来ず、ブリーチ剤を使って脱色していきます。
また、上記にもあったように白髪の仲間(明るい色)をブリーチによって作る事で、他の白髪と馴染ませたり、次に白髪がはえてきた時に伸びてきたところがわかりずらくなる効果があります。
白髪染めをする方は白い所がはえてきてるのが気になり、目立つのを防ぐために再度染めると思うのですが、はえてきた先が既に明るい事で伸びてきた所が気になりにくくなります。
重ねる色は自由!
ブリーチ後にのせる色は制限なく自由に選べます。
アッシュやグレー、透明感の高い色も自由に選択肢が増えて楽しむ事が出来ます。
Q&A
Q 全体が真っ黒の場合は?
A 全体がしっかり暗く染まっている場合、ハイライトで追いつかないくらい明るくしたい場合は全てブリーチする必要があります。
全体ブリーチをする方が髪へのダメージ、切れ毛やチリチリになるなどリスクも高まるのですが、元が暗く、求めるデザインが明るいほど全体ブリーチが必須になってきます。
全体ブリーチのメリットとしては短期間に明るくして脱白髪染めを出来ることですが、ダメージという代償も付きます。ブリーチは美容室の中でもトップクラスに髪を傷めてしまうのでよく相談してから施術方法を検討しましょう。
Q 白髪染めをやめる時の途中経過は?
A ハイライトやブリーチをしない場合、明るいカラーを繰り返して徐々にやめるか、全く染めないで帽子などで長期間我慢し、バッサリ切るか…
選択に迫られると思います。途中経過はどうしても気になってしまうので、徐々に変化を付けながらやめていくのが個人的にはオススメです!
Q 白髪染めを長年使用しています。そろそろやめたいと思うのですが、やめると髪の根本から白くなってくるのであまり見栄えが良くありません。何か良い方法はないでしょうか?
A 早く辞めるならハイライトを細かく入れて全体を明るくして行く方法、全体的にブリーチして暗いところを明るくしてなじませる方法、時間をかけて変えていくならトリートメントカラーで暗いところと白髪の所を馴染ませながら徐々にそれもやめて、脱白髪染めする方法もあります。
Q 白髪染めについてお聞きしたいです。
二か月に一度美容院で白髪染めで黒に染めています。
その間に根元だけを自分で染められて、美容院の白髪染めに差し障りのない方法や商品はありますでしょうか?
A 根本だけにはならないかもしれませんが、ダメージを抑えて今後のカラーに差しさわりがないようにするならトリートメントカラーで馴染ませる方法もあります。黒で染めているなら毛先にトリートメントカラーの色がついても問題ないと思います。もしくは流れてしまいますがヘアマスカラで部分的に色をつけて、次のカラーまでもたせる方法もあります。
Q もともと少し茶色い髪色ですが、白髪染めで地毛に近い色にすると会社がうるさいので、真っ黒に染めています。(真っ黒もあこがれていたので、白髪染めで真っ黒なの に不満はないです) 少し延びてくると白、黒、茶の3色になります。白髪染めをやめたいですが、問題でしょうか?
A 染めるのをやめるのに一度ハイライトで明るくしてあえてムラ作って黒いところを無くして明るいところを増やしたり、地毛が茶色であれば少し明るいカラートリートメントで馴染ませ、徐々にそれもやめて行くのも良いと思います。髪の負担を抑えて、少しずつ染めるのをやめるなら後者の方が自分で調整できるので良いですね。
Q 白髪染めを止めて、地毛のシルバーヘアにしたいと思っています。 今は濃い茶色に染めていますが、地毛との段差を緩やかにするために、たとえ染まりは悪くてもカラートリートメントかヘアマニキュアを使い、地毛がある程度伸びたら使うのをやめるという計画ではどうかなと思います。
A 良いと思います。時間をかけて徐々に変えていくのは我慢も必要ですが、その分髪の負担を減らす事が出来るので。トリートメントカラーで徐々に調整して行く方が良いと思います。
早く段差を減らすには毛先の色を明るくする方法になるので、時間をかけて変えるか、すぐに変えるか。どちらもメリット、デメリットがあります。
Q 黒染め履歴があるのですが、施術の時間や金額が変わってくることはありますか?
黒染めや白髪染めから明るくする場合、思うように明るくならないことも多いです。
そのため、2回3回とカラーを重ねていくため、時間や金額も変わり上がっていきます。
予算は最初に相談し、時間は余裕を持ってのご来店が宜しいかと思います。
カラーの色落ちは必ずあるのでヘアケアとシャンプーが大切
カラーの色落ちは必ずあります。
少しでも長持ちさせるために、シャンプーなどのヘアケア剤でなるべく色落ちを防ぎましょう。髪への負担を減らした優しいシャンプー剤でのケアがおススメです。
おススメは
ENORE Aging Care Hair Shampoo treatment
香りも洗浄力も◎
ENORE エイジングケアシャンプーは、カラーの色持ちを良くしたいかたにおすすめです。
ヘマチンやアミノ酸などの成分がバランスよく入っており、カラーの定着がしやすくなります。
白髪染め後の綺麗な状態を長く楽しめますよ!
さらにENORE エイジングケアトリートメントも一緒に使用することで、毛先までハリコシのある髪に。
髪質によって他の商品もご紹介できますのでご相談下さい☆
まとめ
暗めのカラーに飽きた方、変化が欲しい方はご相談下さい。カラーをするのはイメージの共有、今後先々まで考えた施術が大切になります。その場限りでなく、先を見据えたご提案をさせて頂きます。