白髪ぼかしハイライトが伸びてきたらどうしたらいい?染め方や頻度を解説
2025/05/27
こんにちは!弱酸性カラーが得意な美容院ENORE(エノア)銀座店店長の遠藤です。
白髪ぼかしハイライトを入れてしばらく経つと、根元の白髪や色の境目が気になってきませんか?
「ハイライトを入れ直すべき?」
「リタッチと全体染めのどっちがいい?」
「どのくらいの頻度で染め直せばいい?」
と、疑問が浮かんできますよね。
このとき染め方がとっても重要です!
間違った染め方をするとハイライトが消えてしまったり、ムラに染まったりすることもあります。
しかし、正しい染め方をすれば美しい髪色を長く楽しめるんです。
この記事では、
- 白髪ぼかしハイライトが伸びてきたときの髪の状態
- 白髪ぼかしハイライトが伸びてきたときの染め方と頻度
- 白髪ぼかしハイライトを染め直すときの料金
- 白髪ぼかしハイライトが伸びてきたときのセルフ染め
- 白髪ぼかしハイライトが伸びてきたときのセルフカバー方法
などについて解説します。
ENORE銀座店で白髪ぼかしハイライトの染め直しをすると、髪の透明感やツヤ感がアップします!
▼お得なクーポンを用意していますので、ぜひご利用ください。
※ご新規の方は当日別メニューへの変更が可能です。
目次
そもそも白髪ぼかしハイライトとは?

白髪ぼかしハイライトとは、全体よりも明るいカラーを筋状に入れて、白髪をわかりにくくするカラー方法のこと。
白髪はしっかりと染まらずに、ほんのりと薄く染まります。
黒髪と白髪のコントラストがやわらぐことで、自然と白髪が目立たなくなるんです。
白髪ぼかしハイライトが伸びてきたらどんな感じになる?

白髪染めをしていると伸びてきた根元の髪と、すでに染まっている髪の境目がくっきりと出ますよね。
色の差がはっきりとわかるのが気になる方も多いはず。
一方、白髪ぼかしハイライトは、根元が伸びてきても色の境目がぼやけて見えるんです。
筋状に明るく染まっているので、境目がグラデーションのようになるからです。
ただし、染めてからどのくらい期間が経っているかによっても、見え方が変わります。
染めてから1~2か月後と3~6か月後の状態について解説します。
1~2か月後の髪の状態
白髪ぼかしハイライトに染めて1~2か月程度経つと、根元が約1~2cm伸びます。
根元の白髪は目立ちにくいものの、分け目をくっきりとつけていると白髪が見えやすくなります。
また、ブリーチで白髪ぼかしハイライトを入れた場合、色落ちして髪が明るくなるのが気になる方も多いです。
3~6か月後の髪の状態
白髪ぼかしハイライトを入れて3~6か月程度経つと、根元が約3~6cm伸びるので白髪が気になるようになります。
ハイライトの位置も下がるので、全体のバランスが崩れて見えることもあります。
白髪をカバーするだけでなく、おしゃれな印象を保つためにも、遅くともこの時期にはメンテナンスが必要です。
白髪ぼかしハイライトが伸びてきたらどう染めればいい?頻度は?

白髪ぼかしハイライトが伸びてきたら目安としては、1~1か月半ごとにカラーをするのがおすすめです。
このときは白髪ぼかしハイライトを入れ直さなくても大丈夫。
伸びてきた根元部分が1cm程度と短いので、白髪ぼかしハイライトの入れ直しができないからです。
最初に白髪ぼかしハイライトを入れてから4~6か月経ったら、ハイライトを入れ直すときれいな髪色が保てます。
具体的にどのように染めるのか確認しておきましょう。
1〜1か月半ごとにカラーで染める
白髪ぼかしハイライトに染めて1~1か月半経ったら、おしゃれ染めで染めましょう。
明るくふんわりと染めることで、ハイライトを残したままきれいな髪色に仕上がります。
その際、白髪染めを使用しないように注意が必要。
せっかく入れたハイライトが消えたり、色ムラが出たりすることがあるからです。
白髪ぼかしハイライトを入れた美容院以外で染めるときは、ハイライトを入れていることをしっかり伝えてください。
また、染め方はリタッチと全体カラーのどちらでもOK。
髪の状態や理想に合わせて選んでくださいね。
■リタッチをする(根元染め)

リタッチは白髪ぼかしハイライトとなじませるために、おしゃれ染めでふんわり明るめに染めていきます。
次のような方は、リタッチで染め直しましょう。
- 毛先の色落ちが気にならない方
- 施術に時間をかけたくない方
- 髪を傷めたくない方
伸びてきた部分だけを染められるので、手軽にきれいな仕上がりをキープできます。
■全体カラーをする

おしゃれ染めで全体カラーをすると、白髪ぼかしハイライトのデザインはそのままの状態で、毛先に色味が補えます。
次のような方は、全体カラーがおすすめです。
- 毛先の色落ちが気になる方
- カラーチェンジをしたい方
暗めのカラーで染めるとハイライトが見えにくくなることがあるので、ほどよい明るさに染めてくださいね。
4~6か月ごとに白髪ぼかしハイライトを入れる

最初の施術から4~6か月経ったら、白髪ぼかしハイライトを入れ直すタイミングです。
ハイライトと白髪のなじみが薄れてくる時期なので、再度入れ直すことで自然な仕上がりを保てます。
とはいえ、再びブリーチをすると髪が傷むのが気になるところ。
なるべく髪への負担を抑えるためにも、ダメージの少ないブリーチを選びましょう。
ENOREのおすすめは、シュワルツコフというメーカーの「ファイバープレックス」です。
ファイバープレックスは、ダメージで弱くなった髪の強化ができるケアブリーチ。

傷みによって切れてしまった髪内部の結合を繋ぎ合わせ、ダメージの進行を抑えられるんです。
私たちENOREスタイリストも、仕上がりのツヤやまとまりに感動しました!
▼こちらには普通のブリーチと、ファイバープレックスの仕上がりの差を比較した画像が載っています。
▼白髪ぼかしハイライトのスタイル画像を見たい方はこちらをご覧ください。
白髪ぼかしハイライトを染め直すときの料金

ENOREの料金を参考にお伝えすると、クーポンのご利用で、
- カラーは8,250円
- 白髪ぼかしハイライトは18,000円
です。
髪の長さによってはロング料金がかかることもあります。
※すべて税込。2025年5月時点の料金。

白髪ぼかしハイライトが伸びてきたらセルフで染めてもいい?

白髪ぼかしハイライトをセルフで染め直すのはおすすめできません。
白髪ぼかしハイライトは、部分的に明るく染まった繊細なデザインのカラーです。
塗布方法や塗り分け、放置時間をコントロールしなければ、色ムラになる可能性があります。
また、市販のカラー剤はどのような髪でも染まるように薬剤のパワーが強く作られています。
髪に大きな負担がかかり、パサつきやごわつきが出ることも。
失敗を防ぐためにも、美容院で染め直すようにしましょう。
白髪ぼかしハイライトが伸びてきたときのセルフカバー方法
忙しくて美容院へ行く時間がない方もいますよね。
そんな方は、白髪ぼかしハイライトが伸びてきたときのセルフカバー方法をお試しください。
1.カラーシャンプー・カラートリートメントを使う

白髪ぼかしハイライトに染めてから期間が経ち、色落ちしてきたらカラーシャンプーやカラートリートメントを使いましょう。
シャンプーやトリートメントをしながら、明るくなった髪に色味を補えます。
手間がかからずにきれいな髪色をキープできるんです。
このとき、白髪染めシャンプーを使わないように気をつけてください。
白髪染めシャンプーは、白髪を染めるため暗い染料が入っているため、使い続けるとハイライトが暗く染まる可能性があります。
染めた髪色に合わせて、アッシュシャンプーやベージュシャンプーなどを使ってくださいね。
2.白髪隠しができるヘアマスカラを使う

根元の白髪が気になり始めたら、白髪隠しができるヘアマスカラを使ってみてください。
白髪隠しマスカラは、分け目や生え際の白髪が簡単に隠せるアイテム。
お出かけ前にサッと塗るだけでよいので、とっても手軽に使えます。
白髪隠しヘアマスカラは、「白髪を一時的に隠せるタイプ」と「少しずつ染まるタイプ」があります。
少しずつ染まるタイプだと髪に染料が蓄積して、次に染めるときに影響が出る可能性も。
一時的に隠せるタイプを使いましょう。
3.分け目を変える
白髪ぼかしハイライトが伸びてきたら、分け目を変えることで根元の白髪をわかりにくくできます。
▼このように分け目をはっきりとつけるスタイルは、根元がぺたっと潰れるため、白髪が目立ちやすいです。

分け目をジグザグにして、根元の髪をふんわりとさせると白髪がわかりにくくなります。
一度分け目部分の根元を濡らし、ドライヤーで根元を擦りながら乾かしましょう。

コームの先や指でジグザグと分けると、根元がふわっとなり、分け目の白髪がカバーできます。
白髪ぼかしハイライトが伸びてきたらENOREの「明るい透明感カラー」で染めるのがおすすめ
ENOREでは白髪ぼかしハイライトが伸びてきた方や、白髪を目立たなくしたい方に「明るい透明感カラー」で染める方法をご提案しています。
明るい透明感カラーはブリーチをせずに、1回のカラーで染める方法です。
▼このように暗い髪色の中に白髪があると、明度差が大きくなり目立ちやすくなります。

しかし、明るく透明感のあるカラーで染めると、白髪との明度差が少なくなり、目立ちにくくなります。
白髪をしっかりと染めずにやんわりと染め、全体カラーと白髪を調和させるんです。

ENOREでは、髪に美しいツヤ感が出るようオリジナルで開発した「弱酸性カラー」の薬剤を使用しています。
一般的なカラー剤の多くが「アルカリ性カラー」で、キューティクルを開いてから染料を浸透させています。

しかし「弱酸性カラー」はキューティクルを閉じたままでも染料が浸透するんです。

キューティクルのキメを整えたまま、髪が染まるのできれいなツヤ感が出ます。
▼ENOREの「弱酸性カラー」について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

白髪ぼかしができる「明るい透明感カラー」のビフォーアフター画像
ここからは、実際にENOREで染めたお客様のビフォーアフター画像をカラーごとに見てみましょう。
ベージュ

前髪に白髪が集中していたお客様は、明るいベージュに染めて白髪をカバーしました。
「本当に白髪があったの?」と思うほど、自然に白髪がわからなくなるんです。
白髪染め特有の暗さがなく、軽やかな印象になります!
アッシュグレージュ

ダメージを受けやすい髪表面は明るく、内側は暗くムラになっていたお客様の髪。
ほどよい明るさのアッシュグレージュで、白髪と調和させるように染めました。
髪全体がクリアな髪色になったことで、やわらかさのある髪に!
マットブラウン

繰り返す白髪染めで、髪がオレンジ色になっているのが気になるとご来店されたお客様です。
自然な透明感を出すために、赤みを抑えられるマットブラウンでカラーをしました。
白髪をふんわりと染めながら、洗練された今っぽい髪色に仕上がります。
ピンクブラウン

こちらのお客様は白髪とくせ毛が気になるとのことで、ENOREオリジナルの「弱酸性カラー」と「弱酸性縮毛矯正」をかけました。
どちらも髪に負担が少ない「弱酸性」の薬剤なので、同時施術が可能です。
弱酸性縮毛矯正は一般的な縮毛矯正と異なり、しなやかな仕上がりになります。
白髪をカバーしながら自然な透明感がプラスされ、若々しい印象になりました!

まとめ

白髪ぼかしハイライトが伸びてきたら、以下の頻度と方法で染め直しましょう。
- 1~1か月半ごとに、おしゃれ染めでリタッチか全体カラーをする
- 4~6か月ごとに、白髪ぼかしハイライトを入れ直す
このように染めることで、ハイライトのきれいなデザインを保ちながら、きれいな髪色をキープできます。
また、白髪ぼかしハイライトは繊細なデザインなので、セルフで染め直すとムラになる可能性も。
美しい髪色でいるためにも、美容院で染め直してくださいね。
ENOREではダメージレスな「弱酸性カラー」を使用した、明るい透明感カラーをご提案しています
白髪を自然に目立たなくしながら、ふわっと軽やかでツヤのあるカラーに染まるのが大きな魅力です!
白髪ぼかしハイライトを染め直したい方や、白髪が目立たないカラーに染めたい方は、ぜひENOREスタイリストにお任せください。
▼こちらからのご予約をお待ちしております。
※ご新規の方は当日別メニューへの変更ができるので、ネット予約がおすすめです。