[セルフカラーで痛んだ方必見]痛んだ髪を綺麗にしていく方法
2024/05/16こんにちは。弱酸性カラーが得意な美容院ENORE(エノア)です!
最近コロナ禍もあり、美容室に行きづらくセルフカラーをしてしまったという声をよく聞きます。
セルフカラーをしている殆どのお客様がダメージが気になっていたり、髪が広がったりまとまらないと仰います。
私も高校卒業したてはセルフカラーやセルフブリーチをしていて、めちゃくちゃ髪が痛んでいました。
この時はスタイリングしても上手くいかなかったり髪が切れたりして、毎日、憂鬱でした。
このブログでは、セルフカラーをしている方、セルフカラーをして痛んでしまって何とかしたいと思っている方に向けてどうすれば良いのかを書いていきたいと思います。
目次
セルフカラーは何故痛むのか。
セルフカラーが良くない理由は大きくは2つあります。
セルフカラーの薬剤に含まれている成分が良くない。
セルフカラーの薬剤にはサロンでのカラー剤より強くダメージする成分が入っています。その成分が暫く髪に残りダメージを進行させ続けます。
塗り分けが出来ない。
セルフカラーが痛む主な原因はこれです。サロンでのカラーは根元の明るくしたい部分と既に染めてある部分を薬剤の強弱を変えながら塗り分けています。
セルフカラーではこれが出来ないので、強い薬剤を既に染まっている部分に何回も何回も塗ってしまいます。それによりダメージが蓄積していってしまい酷い場合はブリーチ以上に痛みます。色のムラも凄い事になってしまうので綺麗な色にする事は出来なくなると思って下さい。
白髪染めの場合は毎月染めたりしている方は特にまずいです。
本人は伸びてきた分だけ染めているつもりでも、実際には同じ場所に10回以上市販のカラー剤を重ねてしまっている事もあります。
そうすると髪が限界を迎えて切れてしまい髪が伸びなくなってしまうお客様もいました。
痛んでしまった髪はもう元には戻らない。
何故ここまでセルフカラーを親の仇のようにボロボロに言うのかというと、髪は死滅細胞という一度痛めば二度と元に戻る事はない細胞で出来ているからです。セルフカラーをして痛ませてしまった髪はもう元には戻りません。
根本からダメージさせてしまえば、根本にあるうちはそこまでダメージも蓄積せず気にならないかもしれませんが毛先に来た時にはバサバサで広がってまとまらないという事になりかねません。痛んでる原因も分からずそれが自分の髪質だと勘違いしてしまうお客様も多くいます。
髪は最初に100ある体力をいかに根元の部分からダメージを与えず毛先まで伸ばせるか何です!
では、どうすれば元に戻していけるのか?
前述した通り元に戻す事は無理です。
元に戻す事は無理ですが綺麗に見せる事は出来ます。痛んでしまった部分を綺麗に見せる方法はトリートメントから縮毛矯正まで色々ありますがあくまで綺麗に見せているだけです。
痛んでしまった部分は綺麗に見せて誤魔化しつつ根元の伸びてきた部分をサロンでのカラーに切り替えて綺麗に戻していくしかありません。
セルフカラーで痛んだ髪を戻していく事で得られるもの。
①ダメージによる広がりが収まる。
②収まる事で朝の髪にかかる時間が短縮出来る
③艶が出る
④パサつきが収まり清潔感が出るので印象が変わる
⑤痛むと乾くのが遅くなるので髪が早く乾くようになる
⑥色ムラがなくなるので綺麗な色に見える
⑦頭皮に与える負担も少ない
具体的にはどうすればいいのか
伸びてきた部分と一度染めた部分を薬剤を分けて染める
根本の黒い部分は強い薬剤で染めて中間毛先の既に染まっている部分は優しい薬剤で染める。
セルフカラーだと出来ないですがサロンでのカラーだと出来るダメージ減らすシンプルな方法です。
毎回毛先まで染めない
普通の美容室に行くと毎回当然のように毛先まで染めると思います。もちろんせっかく染めるのであれば毛先まで染めたいでしょう。しかし、髪を綺麗に保ちたいなら毛先を染める回数を減らす事をお勧めします。毛先は2回に1回にしてみるだけでも単純に毛先への負担は半分になります。 カラーは薬剤だけで痛むわけではなくコーミングなど色んな事でダメージします。単純に施術回数を減らすのが1番効果的です。
セルフカラーの傷むだけではないデメリット
セルフカラーには傷むだけではないデメリットがあります。セルフカラーは殆どの場合均一に綺麗に染められないので染めムラが出来ます。これを修正するのはほぼ無理だと思って下さい。そうすると後ろからみた色、前から見た色でムラだらけで汚い印象になってしまいます。繰り返すほど色ムラだらけになり更に修正不能になっていくので気をつけましょう。
傷み具合も場所によって変わりますし極端に傷むとカラーだけではなくカットもアイロンやブローをしっかりしないと上手くいかなくなり、普段の髪の扱いも難しくなって良いことが一つもありません。
具体的にはホームケアは何をすればいいのか
これから伸びてくる髪を健康にしていくのは信頼できる美容師さんに任せておけば意外と簡単です。ただ、今ある傷んでしまった髪は今後は更に悪化していってしまいます。その為、これ以上ダメージをさせない為、扱いやすくする為にホームケアが大切です。
市販品のシャンプートリートメントは使わない
これが1番大切です。それくらい毎日使うものは大切です。逆に市販のシャンプートリートメントをやめられないのであれば自分が期待するような髪にはならないと思って下さい。何が自分に合っているかは担当の美容師さんに聞きましょう!それは状態や髪質によりますので。
熱過ぎるお湯で流さない
38℃くらいがお勧めです!ぬるくて寒いかもしれませんが頭を流す時だけでもやってあげると良いです!水で油汚れは落ちませんよね?高温であればあるほど汚れは落とせますが必要以上に高温だと髪に必要な油分も落としてしまうので気をつけて下さい。
長い時間お湯や水に濡れている状態にしない
お風呂から上がってからすぐ乾かさなかったり、髪を濡らした状態で湯船に長時間浸かったりというのもダメージや色落ちの原因になります。髪が湯船に浸かりっぱなしになってしまうのは特にNGです。
流さないトリートメントを乾かす前に必ずつける
ドライヤーやアイロンの熱から守る為に必ず流さないトリートメントをつけて髪の表面、内部をしっかり保護しましょう。セルフカラーによるダメージが大きい場合は、ENORE 洗い流さないトリートメント2点セットがおすすめです。
毛先のパサつきや広がりがなめらかになり、うるおいのある仕上がりに!
Q &A
Q.現在根元が2センチ伸びて、毛先の褪色が気になっています。セルフカラーをして次に美容室に行くまでの間何とかしようと思っているのですがやめた方が良いでしょうか!?縮毛矯正も定期的にしています。
A.髪を綺麗に保ちたいならやめた方が良いです。美容室でのカラーは根本の新しく伸びてきた部分は強い薬剤で、毛先の色が明るい部分は優しい薬剤で染めています。そうする事で髪のダメージを最小限にします。自宅でのセルフカラーは痛んでいるところと新しく伸びてきた部分を塗り分ける事が出来ないので全て強い薬剤で塗布する事になるので既に染めてある部分がかなり痛みます。毛先がかなり痛んでくるので色が抜けるのも速くなりますし、一度痛んだらトリートメントをしても治りません。縮毛矯正をしているなら尚更痛みますし、縮毛矯正をかける事も難しくなる可能性がありますのでやめておいた方が良いです。
Q.セルフカラーをしたいのですが、美容師さんに怒られそうでやっていません。金銭面的に2月に一回通うのは難しいので間にセルフカラーを挟みたいのですがカラーをやってもらえなくなったりするのでしょうか?
A.やってもらえなくなる事はないと思います!ただ、セルフカラーをするとダメージしたりムラになったり場合によっては明るくなりづらくなったりするので、綺麗に染める事が難しくなります。一回のセルフカラーだったとしてもムラが酷ければ完全に修正する事はほぼ不可能です。嫌がられるというよりはカラーを綺麗にしづらくなるので、お客様ご自身が修正が難しい状態にしてしまっているけれど、ダメージを気にしたり、クオリティの高いカラーを求めていらっしゃる場合は嫌がられるかもしれません。セルフカラーをする場合はカラーのクオリティとダメージは気にしないくらいのスタンスであれば問題は起きないかと思います!
Q.ホームカラーは本当に美容室でのカラーより痛みますか?この手の質問は多々出ていると思うのですが聞かせて下さい。ここ3ヶ月の間で2回ホームカラーをしています。安いのと楽なので市販のヘアカラーで染めています。私はそこまで痛みを感じていないのですが本当に美容室の方が良いのでしょうか?髪には気を遣っていて、ハホニコのホームケアを3週間に一回、シャンプーはアミノ酸系のコタを使っています。そのおかげか今の所綺麗に染まっているので問題ないです。これからも手間的にも金銭的にも楽なので継続しようと思っていますがやめた方が良いのでしょうか?
A.美容室での染めるより痛むか痛まないかで言えば確実に痛みます。それはこのブログでも述べているように、まず根本の染まっていない部分と既に染まっていてダメージしている部分に対して強いカラー剤と弱いカラー剤の塗り分けが出来ないからです。根本の黒髪を染めるには強い脱色作用が必要ですがすでに色が抜けている部分には必要ありません。しかしホームカラーではその塗り分けが出来ないので痛みます。ホームカラーの種類によっては安い分ダメージを進行させる成分が入っている事もあり、それもダメージの原因になり得ます。しかし、ホームケアと染める頻度、質問者様の髪質によっては痛んでないムラにならず綺麗に染まってるというのはあり得ませんが痛んでいるように感じない、というのは考えられます。髪が太く硬く強いし髪質にの方がホームケアを徹底的にやって1.5ヶ月に1回の頻度で染めているしかも長さも長くなければ傷んだような感覚がない事もあるでしょう。しかし確実に美容室よりはダメージをしていますし、ムラには必ずなっています。ただ、ダメージも分からなければ良くてムラも気になるレベルでなければ良い!という方もいるかと思います。その場合は今までのやり方で大丈夫です!しかし、髪を伸ばしたい、何かデザインカラーや髪色を変えたい、縮毛矯正をしたい。となった時にかなり難易度があがりやりたい事に制限や高いリスクが出てくる事になります。今後、髪の長さを含め、今のホームケアや髪の状態が変わらないのであればいずれエイジング毛になって髪が脆くなる時が来るまでは問題なくやっていけるし満足出来るかと思います。美容室でカット以外しないという前提の元大丈夫です!
ENOREの弱酸性カラーで染める
毛先のカラーをする時、普通の美容室だとダメージの元になるアルカリが使用されたカラー剤を使いますが、ENOREでは髪に負担が殆どない弱酸性のカラー剤を使用して染めていきます。トーンアップは出来ませんが色を入れるだけであればめちゃくちゃお勧めです!
まとめ
今回のブログを纏めると
・セルフカラーは絶対ダメ!
・セルフカラーがダメなのは薬剤が強いのと、塗り分けが出来ないから。
・一度ダメージしてしまうと元に戻せない。
・美容室でのカラーも毎回毛先まで染めないように!
・毛先まで染めるならENOREの弱酸性カラーがお勧め。
セルフカラーで痛んでしまって困っているという方はエノアにご相談ください!
弱酸性カラー8250 円(税込)