縮毛矯正とカラーって同時施術可能なの??良い場合とダメな場合の2つをご紹介致します。
2023/07/26こんにちは。髪質改善が得意な美容院ENORE(エノア)です。
季節は春から夏になる前にやってくる梅雨の時期。
髪の広がりやまとまりはつかず髪型が上手くいかなくなりやすいですよね。
こんな時期は縮毛矯正でお悩みを解決しましょう。
また、縮毛矯正とカラーも一緒にやりたいのだけれどはたして同時に施術は可能なのか、についてもご紹介致します。
目次
クセがかなり弱くても縮毛矯正をかける時代なんです。
昔は「縮毛矯正かける=クセが強い人」のイメージがありませんでしたか?
また「縮毛矯正=ダメージが出る」というイメージの方も多いはず。
実はこのイメージ、とうに昔の話です。
今ではクセがかなり弱い方でもかけます。
何故クセがかなり弱い方がかけるのか、それは艶感がほしい、ボリュームを減らしたい。このようなお悩みにも対応できるのが昨今の縮毛矯正なのです。
自然に柔らかい仕上がり。艶感があって美髪に。
縮毛矯正でこれらの願望を全てを手に入れることができます。
縮毛矯正とカラーを同時施術は可能??
縮毛矯正とカラーの同時施術は可能なのか。
答えは可能です。
ただし、薬剤によって答えは変わります。
アルカリ性の薬剤
まず、美容室が信号機よりも多いこの時代の中で約9割の美容室が使う薬剤はアルカリ性の薬剤を使用します。
このアルカリ性の薬剤を使った縮毛矯正はカラーとの同時施術は危険です。
絶対にやらないようにしましょう。
理由としてはパワーが強いアルカリ性の薬剤は髪のダメージを多く生んでしまう施術なので縮毛矯正だけではなく、カラーまでやってしまうとかなりのハイダメージになってしまいます。
よってアルカリ剤で施術するお店でやる場合は注意が必要です。
弱酸性の薬剤
弱酸性の薬剤による施術の場合は縮毛矯正とカラーの同時施術が可能です。
理由としてはお肌は弱酸性、髪も同じ弱酸性だから。
お肌や髪と同じ性質を持つ成分で施術が出来るので、髪の栄養分の流出やキューティクルダメージを最小限に抑えダメージレスな施術が可能!だから同時に施術しても問題ないのです。
仕上がりも「もっちり」柔らかくなるのでオススメです。
また、弱酸性で施術する縮毛矯正やカラーはお肌と同じ成分なので、髪に負担は少ないのももちろんのこと、施術時間も短いのも嬉しいポイントです。(お客様の髪質や長さ、クセの強さなどによって施術時間は変わります。)
縮毛矯正で気になる質問5つのこと
1.縮毛矯正、髪質改善どっちが綺麗になるの?
縮毛矯正は半永久的にストレートになるので綺麗に施術することでもちは良く美髪になります。髪質改善は1ヶ月は良いですがだんだん取れていくのでもちは悪くなります。ただ継続する事で長持ちし綺麗に美髪になっていきます。
2.ハイライト、ブリーチをしている場合縮毛矯正と同時施術は可能ですか??
可能です。ただしダメージは出やすいので状態をよく確認し出来るだけお肌と同じ弱酸性の薬剤で施術することをオススメいたします。
3.縮毛矯正を失敗しました。直して綺麗にする事はできますか?
状態を見させていただいての判断にはなりますが弱酸性で施術することで確実に今より良くなります。失敗のところにアルカリ剤で縮毛矯正をしてしまうと更なるダメージにつながる可能性があるのでご注意ください。
4.妊娠8か月目です。妊婦でもできますか?
できます。
弱酸性の場合、匂いや刺激がかなり少ないのでオススメです。ただし人によって匂いの敏感さは変わる為、弱酸性でも匂いに不快感を持ってしまう方もいますし、カラーと縮毛矯正の同時施術はそれなりに時間もかかるので突然の体調不良や施術後の疲労感などが心配です。
「大丈夫だろう」と思ってもなんとかならない事が多くなるのが妊婦さんなのでできれば妊娠中はカラーだけにする。どうしても縮毛矯正がしたい場合は縮毛矯正とカラーを別日にしたり、同伴者と一緒にご来店いただくのがおすすめです。
5.縮毛矯正と白髪染めの同時施術は可能ですか?
可能です。ただ、ダメージを出さないようにするためにアルカリでの同時施術は絶対にやめてください。弱酸性で施術する事で髪の負担を最小限にし同時施術が可能になります。
お客様からよくある質問をご紹介
カラーの色持ちで気をつけることはありますか??
洗浄力の強いシャンプーは使わないようにしましょう。
理由としては洗浄力成分がカラーの色を奪ってしまい色落ちに繋がってしまうのでどんなに綺麗にカラーをしてもすぐに色落ちの原因になってしまいます。
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色持ちをアップさせつつ、髪や頭皮環境を整えてくれるシャンプーになります!
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イルミナカラー、弱酸性カラーはどちらが傷まずにカラーが出来ますか??
圧倒的に弱酸性カラーです。
イルミナカラーはアルカリを使ってカラーをするのでダメージが多く出ます。
ダメージが多く出ると発色は良くなるのですがそのかわり色持ちも悪くなってしまいます。
弱酸性カラーは発色次第はイルミナカラーには勝てないものの髪に対してダメージレスな施術が可能になるのでカラーのモチはよく艶感も楽しめます。
弱酸性カラーで白髪染めはできますか?
できます。
白髪染めは特に弱酸性カラーがオススメです。
白髪染めの場合、発色を強くして染めなければいけないので通常のカラーよりもダメージが多くかかります。
弱酸性カラーを使った白髪染めだとかなり低ダメージで施術が可能になりますよ!
弱酸性カラーの持ちってどのくらい?
弱酸性カラーのモチは大体1ヶ月半ほどです。
積み重ねていくと持ちはどんどん良くなり発色もしっかりでるのが特徴の薬剤なので継続して弱酸性カラーをして持ちを良くすることオススメ致します。
縮毛矯正後のカラーって色が入りにくいの?
アルカリ性の縮毛矯正は髪を大きくダメージさせてしまうので、髪がボロボロになってしまい
「発色が悪くなる」
「ムラになって染まりやすい」
などのデメリットがあります。ですが弱酸性縮毛矯正は髪へのダメージを最小限に抑えてくれるので、これらのデメリットの解消が望めます。今すでにアルカリ性の縮毛矯正で髪が傷んでいる方もこれから弱酸性縮毛矯正と弱酸性カラーを続けていく事で、どんどん髪の状態が良くなって仕上がりもアップしていきますよ。
縮毛矯正とカラーを別日にやる場合はどっちを先にやればいい?
もし別日に行う場合は「縮毛矯正から先」にやるのがおすすめです。
カラーを先にやってしまうとカラーが色落ちしてしまうからです。
また縮毛矯正をした後は髪が特に痛みやすく繊細な状態ですので、1週間ほど間を空けてから染める様にしましょう。
カラーを明るくしたい!ブリーチなしでも出来ますか?
カラーを明るくする場合、弱酸性カラーは優しすぎるが故明るくするのは苦手なカラー剤です。
そこでおすすめなのが「弱アルカリカラー」普通のアルカリ性のカラー剤と比べて髪の弱酸性に近い性質を持っているのでその分ダメージを抑えることが出来ます。
また縮毛矯正とカラーどちらもしたい方は「ブリーチだけは止めましょう。」ブリーチをしてしまうとどんなに優しい弱酸性縮毛矯正でも危険なので施術ができなくなってしまいます。
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終わりに
縮毛矯正って施術時間が長くかかってしまうイメージ、どうせだったら1回でカラーと縮毛矯正をやりたい。と思っていた方は是非弱酸性での同時施術をオススメします。
仕上がりも早く自然で持ちの良い縮毛矯正とカラーですのでぜひお試しください。