『ブリーチ』と『カラー』の違い徹底比較！どっちが良いか迷う方はご覧ください！
2024/08/02
こんにちは！ケアブリーチと弱酸性カラーが得意な美容院ENORE（エノア）です。
「今人気のピンク系カラーとかはブリーチが必要って聞いたけど本当？」
「そもそもブリーチが必要な髪色がどれかいまいち分からない。」
「ブリーチはカラーと同じじゃないの？」
などご質問いただく事が多くありましたので、今回は「ブリーチ」と「カラー」の違いに注目して分かりやすく解説していきますね！我々、美容師から見れば当たり前の知識でも、お客様から見たら知らない事だらけなはず。
知らない事って不安だし、それが原因で失敗する可能性もあります。
特に、ブリーチとカラーの違いを知っておけば髪色を選ぶ時の参考にも、ブリーチをするかしないかの判断をつけやすくもなります！
・ブリーチとカラーの違い
・ブリーチ「あり」と「なし」の髪色の違い
・ブリーチとライトナー（カラー剤）の違い
・どっちの方が傷むのか？
そして「ブリーチをするかどうか」「ブリーチする時した後重要な事」などについてもエノアがしっかりお伝えしていきます。是非最後までご覧ください！
目次
ブリーチとカラーの違いは？
ブリーチ剤とカラー剤の大きな違いは『髪に染色し発色できるかどうか』にあります。
まず。カラー剤は
髪を染める時に
①髪の色素を抜く「脱色」
②髪の中にカラー剤の色素を浸透、発色させる「染色」
この２つの工程を行っています。それに対しブリーチ剤は
髪の色素を抜く「脱色」とヘアカラーの染料を抜く「脱染」の効果のみがあり↓
『髪を明るくするのに特化した薬剤』
つまり、ブリーチ剤はカラー剤の様に髪を別の色に変える力はありません。なのでブリーチの後は、カラー剤やマニキュアで色をかぶせる必要があるんですね！
ブリーチ「あり」と「なし」の色合いの違いは？
ブリーチをすると髪色がかなり明るくなるので、ブリーチしていない髪に比べてカラーを被せた時に「発色がとても良くなる」のが大きなメリットになります。
これだけだとイメージしづらい方は「白い画用紙」と「黒い画用紙」をイメージしてみてください。同じ水色の絵の具を塗ると、黒い画用紙より白い画用紙の方が発色が良く水色の色合いがそのまま表現出来ますよね。髪も同じで髪を明るく色素を抜いておくほど、カラーの発色が良くなります。
（↑同じブルーアッシュで染めても、ブリーチ「あり」と「なし」でこんなに色合いが変わってきます。特に寒色系カラーはブリーチなしの場合、髪色のベースが茶色っぽいため寒色の色みを打ち消してしまい、くすんだ感じに仕上がりやすい。このくすみ感もオシャレですが、ご希望の髪色によってはブリーチが必要になる場合があるんです。逆に暖色系カラーはブリーチなしでも発色が良いのが特徴です。）
またブリーチは回数を重ねると、どんどん髪の中の色素が抜けていきますが完全に色素が抜けると白っぽい髪色になります。そして白に近づくほどカラー剤の色合いがそのまま表現出来るんです！
髪の色素を抜くと「黒→赤(赤茶)→オレンジ→黄色→白」の順番で色が抜けていきます。色の抜け具合には個人差がありますのでブリーチ回数も人によって変わってきます。
ブリーチとライトナー（カラー剤）の違い
ブリーチなしのダブルカラーなどで活躍する「ライトナー」。
ライトナーはカラー剤の分類になりますが、髪を明るくする専用のカラー剤でブリーチと同じ様に髪を他の色に変えることは出来ません。一見。ブリーチと同じ薬剤の様に感じてしまいますが、ライトナーはブリーチの様に「ヘアカラーで浸透させた色素を抜く（脱染）」の力がありません。
つまり髪の色素を抜く『脱色』だけが出来るカラー剤がライトナーなんです。
その為、ブリーチと比べると髪を明るくする力はどうしても劣ってしまいます。ですが、ブリーチほど髪を明るくする必要がない時に大活躍！ダメージも抑える事が出来ます。
ブリーチとカラーはどっちが傷む？
ブリーチ剤だけではなく、ヘアカラーにも脱色効果はある事を最初にお話ししましたが、ブリーチ剤はカラー剤よりも
比べ物にならないくらい「髪を明るくするパワーがかなり強い」こと
そして普通のカラー剤よりもアルカリ性の性質が強く↓
「強アルカリ性で髪に大きな負担をかけ髪の表面も内側もボロボロになる」
「髪の『弱酸性』を大きく乱し、ブリーチ後は髪がかなり傷みやすくなってしまう」
などの理由からカラー剤よりもブリーチの方が髪を傷めると言えるでしょう。
もちろん。使用するブリーチ剤やカラー剤、そして染め方などで髪に与えるダメージは左右されてきますが「ブリーチは髪を傷める」ダメージリスクが大きいメニューであることに変わりありません。
ブリーチはしない方がいいの？
髪は傷めば傷むほど、ヘアケアやスタイリングは大変になります。そして色落ちも非常に早くなります。なので
・髪本来の美しさ、健やかさを保ちたい方
・美容院に行く時間がなく出来るだけ色持ちを長くしたい方
・ヘアケアやスタイリングを楽にしたい方
・縮毛矯正やパーマをする方
などはブリーチは出来るだけしない方が良いかな？と思います。逆に「ブリーチでしか出来ない色合いで染めたい」「髪のダメージよりも髪色を優先したい」髪色を徹底的に楽しみたい！そんな方はブリーチにチャレンジした方が満足の出来る仕上がりになると思います！ブリーチはダメージします。でも人によって大切にしたい事。優先したい事は変わってきますので、迷っている方は是非美容師さんに相談してみましょう。
ブリーチをする必要が出てくる髪色は？
ビビットカラーやパステルカラー、ペールカラー。ブラウン系の中でも明るく透明度の高いミルクティーカラー。髪の赤みやオレンジ味をしっかり打ち消した寒色系カラーなど、髪の色素を抜かないと綺麗に発色しない髪色に関してはブリーチの必要が出てきます。ただ色みによって発色は変わってきますし、今までのカラーリングですでに髪がかなり明るくなっている場合はブリーチが必要ないこともあります。人によってもブリーチが必要かどうかも変わってきますので、ブリーチをするかどうかは美容師さんにご相談ください。
ブリーチをする時は「ブリーチ剤」と「ヘアケア」が重要！
ブリーチをした場合、１番の問題は髪のダメージですよね。髪がダメージすると色落ちが早くなりますし、髪がボロボロになり広がったり見た目も悪くなってしまいます。またダメージしている分、乾燥しやすく、キューティクルの荒れで摩擦ダメージも受けやすい。ブリーチ後はより一層、ダメージを受けやすくなってしまいます。なのでブリーチしても綺麗な髪を保つために
⭐️ダメージレスな「ケアブリーチ」を使う
（髪への根本的なダメージを抑える事で、綺麗な状態が保ちやすくなる。）
⭐️ヘアケアアイテムは「ダメージレス」「ダメージケア」が同時に出来るものを選ぶ
（ダメージしやすいブリーチ毛をこれ以上ダメージの進行をさせないように。そしてダメージしている部分は徹底的にケアする。）
⭐️ヘアケアの仕方を見直して正しいケアを行う
（ヘアケアの仕方も間違えると髪の負担になってしまうので、それを防ぐ。）
様に注意しましょう！
↓もっと詳しく知りたい方はこちらの記事でご紹介しています！
人気のブリーチカラー・髪色３選
ミルクティーアッシュ
柔らかな色合いと、くすみ感のあるオシャレな色合いがたまらない！ブリーチでしっかり色素を抜いてある為、ブラウン系の色合いなのに透き通る様な透明感が感じられます。
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ブルーグレージュ
クールな色合いで派手すぎず、神秘的な色合いにリピーター続出のブルーグレージュ。ブリーチをしているので、メタリックな色合いをしっかり表現する事が出来ます。ブリーチしていますが、色素をしっかり入れているので色持ちも良い方で、しっとり艶やかに見えるのも魅力的な髪色です。
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２万２０００円（税込）
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ベビーピンク
優しく愛らしい髪色のベビーピンク。ピンクの中でも少しオレンジが混ざったような色合いで、爽やかさも感じられます。ブリーチしているからこそ出来る！学生さんに特に人気です！
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ブリーチしようか迷うならエノアにご相談ください！
ここまでブリーチとカラーの違いについてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか？
ブリーチとカラーって結構違いますよね！
普通のカラーと比べて、ブリーチはどうしても髪へのダメージリスクが大きくなってしまうメニュー。でもその分、普通のカラーだと表現出来ない髪色に染める事が出来るのも事実。
「ブリーチを使った髪色にしたいけどダメージが心配、、。」
悩んでいる方はまず。お気軽にエノアスタイリストまでご相談ください。ブリーチするかしないかの段階から一緒に悩み、あなたにぴったりの髪色を一緒に見つけていきましょう！
最後までご覧いただきありがとうございました。
この記事が皆さんの疑問を解決するきっかけになれば嬉しいです！
