【ブリーチする人必見!】「色落ち」も綺麗な髪色は?色持ちを良くする9つの方法
2024/08/09こんにちは。ケアブリーチと弱酸性カラーが得意な美容院ENORE(エノア)のプレス担当大村です。
ブリーチをしたことがある方はお分かりだと思うのですが、ブリーチすると物凄い色落ちが早いですよね。ブリーチは未経験という方も「色落ちが早い」と聞いたことがあるのではないでしょうか?
「せっかく綺麗に染めた色がすぐに色落ちしてしまった。」
「色落ちが自分の予想していた色とは違い汚くなってしまった。」
など色落ちで後悔した事があるというお話も残念ながらよくお聞きします。
でも実は、ブリーチした髪でも色落ちの過程まで考えて染めてあげると長く色を楽しむ事が出来るんですよ‼️
そこで今回は
・ブリーチした髪の色落ちまでの期間
・【カラー別】ブリーチした髪の色落ち過程
・ブリーチしても色持ちの良い色
・ブリーチした髪の色持ちをよくする9つの方法
についてお話ししていきます!
髪質改善メニューも多いエノアだからこそ出来る色持ちアップメニューもご紹介させていただきますので、是非最後までご覧いただけたら嬉しいです!
「ブリーチしたら色落ちが早すぎる!?」色落ちまでの期間は?
ブリーチカラーはだいたい「1週間〜2週間」くらいで色落ちします。シャンプーをする度に少しづつ色が抜けていってしまうんです。中でも「ペールカラー」「シャーベットカラー」などの淡い色合い、日本人が持つ髪の色素とはかけ離れた色合いの「寒色系カラー」は特に色落ちが早い傾向があり、早い人だと数日で色落ちしてしまう事もあります。
【カラー別】ブリーチカラーの色落ち過程
ブリーチ毛は完全に色素が抜け切ると、金髪っぽくなるのは全色共通ですが過程の色合いは大きく変わってきます。また髪への残留性が高い色に関しては、色がだいぶ抜けてもキンキンになりにくい分、次回以降のカラーリングに影響が出る事もあるので注意しましょう!
ここでは基本的な色落ちの傾向をカラーごとにご紹介していきますね!「使用するカラー剤」「選んだ色」「カラーを被せる前の髪の明るさ」「髪に残留している色素」などによっても細かな色落ち過程の色は変わってきます。今回ご紹介する色落ち過程はあくまでも、おおよその目安として捉えていただけると幸いです!
ブルー系
「ブルー→青が強い緑→黄みが強い緑→少し緑っぽいベージュ」
ブルー系は青の色素がかなり濃いので、色落ちは緑っぽくなります。その為、人によっては色落ちした時の緑っぽくなるのが嫌な方も結構多いので、ブルー系で染める時は注意が必要!青も緑も好きな人向きのカラーと言えるでしょう。
また、出来るだけ色落ちを緑にしたくない方は多めにブリーチをして、出来るだけ髪の色素を抜き黄みっぽさを抜いておくと緑っぽさが出にくくなります。
グリーン系
「グリーン→くすみのある緑→緑みがかったブラウン→くすんだブラウン・ベージュ」
グリーン系の色落ちは「くすみ感」が出るのが特徴的。染めたては結構個性な色合いですが、色落ちと共に黄みが出てきても、くすみ感が残るのでキンキンしにくいです。
オレンジ系
「オレンジ→黄みのオレンジ→オレンジベージュ」
オレンジ系の髪色はだんだんとオレンジみがなくなり、ブリーチした髪の黄色っぽさが出てきます。そして最終的にはオレンジみを感じられるベージュに変化していきます。ただブリーチの髪の色素の抜き具合によっては、オレンジイエローっぽい感じになる事も。
ブリーチのみの時の髪色よりは暖かい髪色に落ち着きますが、キンキンした色合いが苦手でしたら、しっかりとブリーチで髪のベースの色を調整しておきましょう。
レッド系
「レッド→オレンジレッド→薄いオレンジ→暖色系ベージュ」
レッドは染めた手の時は強い発色でパワフルな髪色ですが、色落ちしてくるとだんだんと優しい温かみのある色合いに変化していきます。赤系の色素は髪の中にも残りやすいので、色落ち過程でブリーチ毛の黄ばみの強い感じも出にくいですが、次のカラーリングの時に髪に残った赤みが影響する事があるので注意です!
ピンク系
「ピンク→オレンジピンク→淡いオレンジ→淡いオレンジベージュ」
ピンク系の色落ちはレッド系の色落ちと似たような感じですが、レッド系よりも色落ちがかなり早かったり甘い優しい色合いになるのが特徴的です。
パープル系
「パープル→薄い紫→少し赤みとくすみのある淡いブラウン→くすみのあるベージュブラウン」
パープル系は黄色の補色の為、ブリーチ毛にありがちな色落ちと共に黄ばみが出てくるのを抑え、少しブラウンっぽく色落ちしやすいです。早い段階で青みが抜けてくるので、だんだんと赤紫っぽくなるのも特徴的。
アッシュ系
「アッシュ→グレー→グレージュ→寒色系ベージュ」
アッシュは『青みのある灰色』の色合いです。その為、色落ちしてくると青みが抜けてきてグレー系に色落ちしてきます。そして色素が抜けるにつれベージュに近い色合いになっていきます。
グレー系
「グレー→ちょい明るいグレー→グレージュ→寒色系ベージュ」
グレーはブリーチをしている髪に染めると緑っぽさが出る事もある為、パープル系をブレンドして染めることが多いです。なので色落ち過程ではグレーのくすみ感だけではなく少し寒色系の色合いを感じるカラーになります。
ブラウン系
「濃いブラウン→薄いブラウン→ベージュ→黄色っぽいベージュ」
ブラウンは他の色と比べて色合いに大きな変化がなく安定した色落ちが魅力です。染めたての時と大きく色合いが変化してほしくない方や派手すぎない色合いが好みの方におすすめです。
ベージュ系
「濃いベージュ→淡いベージュ→オレンジベージュ→淡いオレンジベージュ」
ベージュ系も大きな色合いの変化は少なくブラウン系と似た色の落ち方をしますが、ブラウンよりも明るい色合いで色素が薄めに浸透しているので、最終的に黄みやオレンジみが出やすくなってきます。黄みやオレンジみを出来るだけ避けたい方は、ブラウン系で染めて色落ち過程でベージュを楽しむのもアリです!
〜ブリーチしても色持ちの良い髪色〜
ブリーチしても色持ちが良い髪色をお探しでしたら
⭐️「ダーク系」の暗めで色素をしっかり入れる髪色
ダークグレー、ダークアッシュ、ダークオリーブ、ダークパープル など
⭐️色落ちしても色合いがあまり変わらず色落ちが気になりにくい「ブラウン系」の髪色
オリーブブラウン、レッドブラウン、アッシュブラウン など
の髪色がおすすめです。また色持ちを良くする為にはヘアケアに気をつけたり、使用するブリーチ剤やカラー剤にこだわるのも大切。そこでここからはブリーチの色持ちを良くする方法を9つご紹介しますね!
ブリーチの色持ちを良くする9つの方法
①ダメージレスな「真のケアブリーチ」でブリーチする。
ブリーチをする事で、色落ちが早くなる大きな原因が「ダメージ」
そこで、そもそもの根本的な原因であるダメージを出来るだけ髪に与えないようにする事が色持ちにとってとても大切です。
そこでエノアでは日々最先端の技術や薬剤を勉強・実際に研究しお店の薬剤をアップデートしています。常に今出来る最高のケアブリーチ剤、カラー剤、処理剤でブリーチした髪も「艶やかに」「サラサラ」仕上げていきます↓
ダメージもできるだけ抑えていき色持ちを良く出来るようにしていきます。
②「濃いめ」に染める
理想の髪色よりも色素を濃いめに染めておく事で、髪の中にカラー剤の色素が長く残り色持ちが良くなり、最初は濃い色をそして色落ちと共に淡くなる色合いの変化を楽しむが出来ます。
特にご希望の髪色が淡く薄い色合いの場合、最初から理想通りに染めてしまうと色落ちがとても早く勿体無い、、。薄い色素しか入ってないので、濃いめに染めた場合と比べると色落ちの速度も余計に早く2、3日で落ちてしまったりします。
ブリーチカラーは染めたての色だけ考えるのではなく、色落ち具合も計算してカラーしてあげるのが重要なんです。
③予算に余裕がある方は「残留物除去」トリートメントをしてあげる
ブリーチをすると髪の老化の原因の1つ「活性酸素」、ダメージの原因「残留オキシ」「残留アルカリ」が大量に発生します。この残留物を放置してしまうと、染めてたての数日間で一気に髪や頭皮がダメージしてしまうリスクが高まります。なので髪の残留物を除去出来るトリートメントをしてあげるのがおすすめ。
ブリーチ後不安定になりやすい毛髪環境を整える事で色落ちしにくくしていきます。
そしてエノアのあのメニューの中では『髪質改善トリートメント』がそれにあたります。
エノアはカラー施術の中でも毛髪処理剤を使って毛髪環境の安定をはかりますが、それにプラス!髪質改善トリートメントをしてあげる事で残留物を徹底的に除去。さらにトリートメントの毛髪補修力で更なる美髪を目指すメニューです。
↓髪質改善トリートメントについて詳しくはこちら
④色落ちしても金にならないように!カラーシャンプーやカラートリートメントを活用
数日に1回カラーシャンプーやカラートリートメントで髪の中に色素を浸透させる事で、色持ちを良くしたり色落ち過程の髪色を綺麗にする事も出来ます。
ただカラーシャンプーやカラートリートメントは、シャンプーやトリートメントと言ってもヘアケア効果は薄く、あくまでも「髪を染めるもの」としてお使いくださいね!
⑤「髪に優しい洗浄力」+「毛髪補修力・保湿力」の高いシャンプーを使う
ヘアケアの中でも色落ちに大きく関係してくるのがシャンプー。ただでさえブリーチによって傷みやすく繊細な状態になっている髪に洗浄力の強いシャンプーを使ってしまうと、どんどん色落ちしますし乾燥も加速してバサバサ・パサパサ・ゴワゴワな髪になってしまいます。そこでシャンプーは
「髪に優しい洗浄力」「高い毛髪補修力」「高い保湿力」
を兼ね備えたシャンプーを使うようにしましょう。
エノアではしっとりさせたい方は↓
ふんわりさせたい方は↓
を特におすすめしています。
⑥シャワーの水温は『約38度』のぬるま湯で
シャワーのお湯の温度が熱いほど、カラーの色素は髪の中から流れ出やすくなってしまいます。そこで髪を洗うときは38度のぬるま湯で髪を濯ぐようにするのが◎
また髪をお風呂のお湯に浸った状態にしておくのも色落ちの原因になります。髪が長くてお風呂に入った時、湯船に髪が浸かってしまう方は髪を優しくまとめて、髪が浸かないようにしましょう。
⑦髪が濡れたらすぐにしっかり乾かす
髪を洗ったり・濡れたりした時にそのままにしてしまうとキューティクルが荒れ、更なるダメージの原因になってしまい、色落ちするリスクが高まってしまいます。そこで髪が濡れたらすぐに髪を乾かしてあげましょう。
この時使用するドライヤーは低温ドライヤーなど髪がダメージしにくい構造になっている商品を使うとより安心です。
⑧ヘアアイロンに注意!
ヘアアイロンの温度が高すぎたり、使い方を間違えると色落ちの原因になってしまいます。特に寒色系のカラーの色素は髪の表面近くで発色しているので、特にアイロンの影響を受けやすいです。アイロンをするときは
・アイロンの温度は高温にしない。高くても180度より低い温度が理想。
・髪が濡れている状態で使用しない
・アイロン用のヘアトリートメントを使う。もし、ヘアオイルを使う場合は少なめにつける。
・品質の高いヘアアイロンを使う
などに気をつけましょう。
⑨洗い流さないトリートメントでしっかりケア
ブリーチした髪はダメージにより、髪の栄養分が流出しスカスカ。そして髪の中の潤いを保つのが難しくなっていて、とっても乾燥しやすくなってしまいます。なのでブリーチした髪は洗い流さないトリートメントでしっかりとケアするのが大切!
特にブリーチした髪は「毛髪補修力」「保湿力」にこだわって商品を選びましょう!
髪を洗った後(ドライヤー前)、寝る前、朝のスタイリング前、お出かけ先などシーンに合わせてトリートメントを変えるのもおすすめです。
↓エノアがおすすめするトリートメントはこちら
「ドライヤー前後・寝る前・朝のスタイリング前」
「スタイリングの仕上げ・お出かけ先」
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ブリーチするとどうしても色落ちが早くなってしまいますが、色落ち過程も計算して染めてあげると出来るだけ長く髪色を楽しむことが出来ます!今回ご紹介した色持ちを良くする方法も全部実践するのは大変だと思いますので、まずは出来ることだけで構いません。是非お試ししてみてください!
最後までご覧いただきありがとうございました。
この記事が皆さんの疑問やお悩みを解決するきっかけになれば嬉しいです!